冬型の気候が緩んで雪ではなく雨が降ったり3月下旬並みの気温の日もあったりで雪は融けてしまった。
前回のブログに貼った写真の積雪がなんだか嘘のようだ。
ただ、天気はどんよりで午前中は曇り空が午後には通り雪や突然の強風雨が降ったりと冬模様。
午後遅くには南側の山のほうは重い雲がのしかかっているが北側の海のほうは雲の切れ間に空が見えて 少し気分が上がる。
半藤一利さんが亡くなった。享年90歳。
日本が無謀な太平洋戦争に突き進み惨敗した歴史を問い続けた人だった。
一時期、学び直しの意味もあって、敗戦に至る日本と日本軍のことを書いた本を読み漁った。
もちろん半藤さんの著作や対談本も含まれていて、 戦争は絶対にダメだという確固たる意志とメッセージ、
戦争に至る政治や社会の様相、国民がに気付かないような変化への警鐘など、感じることが山ほどあった。
「言論統制が強化される」「権力者は都合の良いことしか聞かない」→「都合の悪いことは無かったことにする」
あるいは「都合の悪いことは起きない」→「都合の悪いことは耳に入れない」=忖度する
「都合の悪いことをいう者を遠ざける」といった道をたどったという。
「言論統制」について戦後生まれの私は戦前の実態を知ってるわけじゃない。
でも、安部・菅政権の答弁や会見を見ていると、とってもや~な感じがするのである。
国会答弁も記者会見も、事前に質問も答えもほぼ決まっていて予定調和で整えられている。
記者会見では追加質問は受け付けないことになっているのだとか。
なので、予定外の質問があると困るから追加質問はさせない、そんな質問をする記者は指名しないとなる。
こうしたことは安倍・菅以前にもあったけど、安部は右傾化路線とごまかし対応で、
菅は強権と意固地さで「言論統制」的な危険な感じを受けるのである。
半藤一利さん、ご冥福をお祈りいたします。
みたき通信社さま:そうだったんですね。お悔み申し上げます。