蕎麦やら、酒やら、料理やら・・・ピアノやら・・・それにしても、ドーナンダ?たむらん

趣味の蕎麦打ち、元来の酒好き、そして料理作りと仲間と一緒にわいわい、と
たまに思いつくあれこれと・・・趣味も

冷えたり緩んだり・・・

2023年11月19日 22時54分03秒 | Weblog

一気に冷えて中国山地の山のほうでは雪も降ったり、通勤列車は海からの強風で運休になるし、
かなり荒れた天気の日もあったが、この日曜日、前日までと違って好天になった。
かねてより申し込みしていた「湖山池シーズンウォーク」に参加。

湖山池は、鳥取市市街地の西方にある周囲15㎞ほどの日本最大の「池」である。
「池」と「湖」とは何が違うのか?と聞かれて困ることがあるが、
諸説あるなかで、人が「池」といえば「池」というのが最も近い答えらしい・・・
ま、それはええとして、
15㎞はちーとたいぎいのぅと思いハーフの8㎞コースで満足する。
1㎞約15分として2時間、、ひたすら歩くのかと思うと多少の億劫感もあるが、
天気はええし、参加費500円でゴール後にしじみ汁と焼き芋、野菜のお土産もあるのでガンバろう。

スタートして1㎞過ぎあたりで、家人は長い行列でのゆったりペースに我慢ならず、
速度上げて先にスタスタと歩いていく。
わたしゃ、当然にマイペースで、、そいでも1時間半でゴールイン。
心地よい足の疲れで帰途へ。
晩酌のビールも美味かったっす。

ちらほらと欠礼葉書が届きはじめている。
多くは父母や義父母が亡くなりましたので、というなかに賀状をやりとりしていたご本人が、
という葉書が届いて、初めて訃報を知って驚きとともに寂寥に浸る。
18歳で就職して出会った時、その先輩は30歳、それから40年以上の付き合いになる。
社会や仕事のことなぞ何も知らない、分からない若造を一人前として扱ってくれて、
会社の不文律やら仕事に向き合う姿勢を説いて聞かせてくださった。
世の中の不条理にも鋭い見方で、時に夜の更けるのも忘れて語らい飲んだ。
酒の席での粗相も若気の至りも大きく受け止めて、見守っていてもくださった。
奥様の手料理をいただいたり、子どもどうしも仲良く遊んだり、と家族ぐるみのお付き合いだった。
今の自分があるのは、その先輩と出会ったお陰と言っても過言ではない。
安直な言葉では言い尽くせないくらいお世話になった。
葉書を見た時には湧かなかったが、こうして書いてくると、いろんなことが思い出されてくる。
先輩から受けた薫陶やお返ししたい御恩は、教えられたとおり後輩たちへ伝承していこうと思う。
それがせめてもの恩返しだと肝に銘じて。

コメント
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