お金が欲しい、車が欲しい、洋服が欲しい、いま失いつつある若さ
が欲しい人間は、ないもの、まだもってないもの、そして失いつつ
あるものを欲しいと思う、欲が深いものだ。
例えばお金があればいい暮らしができるかもしれないが不幸な心で
生活しているお金持ち、もしくは幸福な心で生活している貧しい人
々がいることも確かである、条件がそろったから必ずしも幸福とは
限らない。
体の調子が良ければ気分がいい、好物の食べ物を食べれば満足、幸
福とはそんな程度のもの、日々の小さなことが大切、実際幸福の多
くは平凡すぎる日常のなかにあるもの、それなのに気がつかないで
過ごしている自分自身を時々反省する時がある。