団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

70代女性の悩み「母の没後娘の態度が冷淡に」

2024年09月21日 | 親子

読売新聞の「人生相談」相談者はひとり暮らしの70代女性、

100歳を超えて施設に入所していたお母さんが亡くなった

ことで近くに住む50代の娘の態度が冷淡になった、相談者

は若い頃離婚、実家に戻り子育ては母任せで必要以外娘と話

さなく冷淡だったことを恨みに思い、当時自分が娘にしたこ

とと同様の対応をされ寂しいという相談内容である。

 

老いは心身の衰え、人間関係、経済力などさまざまなものを

日一日と喪失させていくもの、寂しいけれど、これが現実、

口調は穏やかに、そして「いさかいしつう和し、頼りにしな

がら自立する」関係をうまく持続させましょうという回答者

の内容だった。

 

娘さんは過去の親の厳しい言動を忘れてなかった、育てたの

は祖母で母ではないという思いが祖母の死によってよぎった

のかもしれない、親が齢をとると親子の力関係が逆転するも

の、回答者のいうように穏やかに接することを心がけること

が大切と自覚するのが賢明だと思う。

 


亡くなった親の年金不正受給が後を絶たない

2024年08月15日 | 親子

親が亡くなったら死亡届を区役所や市役所に提出、そして葬儀、

諸々の手続き、年金事務所に受給権者死亡届を提出することに

なってる、しかしここ数年、年金受給目的の死体遺棄事件が起

きてることは憂慮すべき事態である。

 

2年前兵庫県明石市で父親の遺体を6年間放置、市に届けず父

の年金として現金約920万円を詐取した42歳男性(無職)

が逮捕された事件、当然死体遺棄罪で起訴されて有罪が確定す

ると「3年以下の懲役」に処される、さらに不正に年金を受給

してるとなると詐欺罪も成立する。

 

現在公的年金を受け取ってる人には生存確認として「年金受給

権者現況届」という名称のはがきが送られてくる、そして必要

事項を記入して返送する方法だが、あくまでも自己申告制なの

で上記の事件の様に死亡してるのに生存してると提出すれば継

続して払われるという盲点があるだけに不正受給が後を絶たな

いのかもしれない、それにしても親が亡くなったのに放置し、

おまけに年金を不正受給するなんて信じられないし決して許さ

れることではない。

 

 


実家に帰省したくない娘たち

2024年08月11日 | 親子

婦人公論の特集「女と実家」の中でもう帰省をやめた娘たちの

声が掲載されてた、昔みたいに居心地がいいわけではない、ま

してやコロナ禍がきっかけで自然と足が遠のいてる人が多い、

娘たちの声からはそれぞれ遠ざかる理由があり、なるほどと思

う内容である。

 

■2年前に母が足を悪くしたため大変だろうと兄夫婦が同居、

しかし義理の姉は家事が不得手、そのため家中雑然、台所、ト

イレお風呂、洗面所すべて汚く実家は義理の姉に汚染されてし

まった

(自営業51歳)

 

■母は高齢になり以前の様に活動的でない、2階は物置状態で

カビの臭い、実家に行ってもリビングのせまいスペースに合宿

所のように布団をしきつめて寝なければならない、もう帰りた

くない

(53歳会社員)

 

■実家の部屋の片づけを押し付ける弟の嫁の作戦にへきへき

(会社員56歳)

 

事例を見ると親の高齢化もあるが他人が入り従来の実家のル

ールが変わり居心地が悪くなることが足が遠のくなる要因の

ような気がする。


親を看取った子供の本音

2024年08月06日 | 親子

週刊東洋経済の特集「親の看取り方」で親を看取った600人

の声が掲載されていた、その中で76歳の実父を亡くした息子

さんの体験が興味深いものだった。

 

心臓病を患い通院していたものの認知症の母を在宅で介護しな

がら元気で暮らしていた、しかし75歳のとき脳の血栓が見つ

かり、カテール治療をしたが入退院の繰り返し、76歳の時に

悪化、生前父は「延命治療とかしてくれるな、頼むな」と言っ

たにもかかわらず亡くなるまでの2ヵ月間ずっと苦しんでた。

 

薬や治療方法を変えて、さまざまな措置を施した、しかし父は

自分で点滴を抜こうとするので手を拘束された、「医師の提示

する治療を拒否するなんて考えもしなかった」という息子さん

の言葉、私の父が晩年、延命治療(気管切開)したときと重な

るものがあった、「もし何もしなければお父さんは明朝まで持

ちません」と言った医師の言葉、拒否できなかった、しかし半

年間の苦悶の表情、今だに後悔してる、延命治療は家族の問題

であることを痛感したものである。


40代独身女性の不満は母の介護

2024年01月11日 | 親子

20年前に母が身体が不自由になってから一人っ子の私がずっ

と介護をしてきました、自分自身持病を抱えており最近では母

を厄病神のように感じてます、母親がいなければ私は人並みに

働け買い物や趣味、スポーツ、旅行、恋愛、結婚と楽しめたの

にと思います、母親は貯金もないので憂鬱です、親不孝だとは

思いますが母親の顔を見るとイライラする私はどうしたらいい

でしょうか

 

これは雑誌に掲載された人生相談の内容である、これに対し、

要介護認定は受けてるのでしょうか、受けてなければ認定を受

けて、デイサービス、ホームヘルパー等を依頼し、行政のバッ

クアップを受けましょう、まずはそこから始めましょうと言う

回答内容だった。

 

相談内容だけでは不明な点が多い、父親の存在、亡くなって

ば遺族年金の有無、持ち家か借家か、投稿者がアルバイトとい

うけれど収入は?母親に貯金がないというけれど毎月の生活資

金の原資は?そして回答者がいうように行政に相談して介護

定を受けることを急いだ方がいいと思う。

 


一家団欒は人生のほんのひと時

2023年05月10日 | 親子

一家団欒という言葉から浮かんでくるのは家族そろって食事をと

る、家族そろって同じテレビ番組を見る、家族そろってお茶やお

やつを楽しむ、家族水いらずの会話を楽しむなどのような気がす

る。

 

私が子供のころは炬燵を囲んでみかんを食べながら、一日あっ

ことを両親、弟と話したり、テレビがないころはラジオを聴いた

したものだ、なにしろ自分の部屋もなかったから茶の間にいる

時間が多かった、今思えば貧しく不自由な時代だったかもしれな

いがそれが当たり前だった。

 

首都圏在住および中学生の子供をもつ主婦600名を対象に「一

家団欒に関する意識と実態」の調査結果によると一家団欒が週7

回も行われてる家庭が27%もいるというのは意外だった、現在

は昔と違い自分の部屋もあり、テレビもそれぞれの部屋にあり、

スマホも各自持ってる、一家団欒の機会が少ないと思ってただけ

に意外だった。

 

振り返ってみると子供のころは自分の毎日を両親に委ねてる、一

団欒のなかで親はこどもの成長を確認し、それが生きがいだ

かもしれない、親にとって一家団欒がいつまでも続くわけでは

い、子供はいずれ家を出ていく、生のほんのひと時のような

がする。

 

 


岸和田2歳女児置き去り死に思うこと

2022年11月18日 | 親子

先日大阪府岸和田市で父親の車で保育所に登園する際に2歳女

児が車内に9時間も置き去りにされ熱中症で死亡するという悲

しい出来事が起きた、父親(33歳)は「この日の朝、保育所

に送るため娘3人を車に乗せたが、同市内の認定こども園に長

女(4歳)と三女(1歳)を預けた後、別の市立保育所に預け

る予定だった次女を預けるのを忘れて帰った」という説明だっ

た。

 

本当に悔やんでも悔やみきれない出来事である、5年前宮城県

仙台市でも同様な事故が起きた、当時67歳の祖母が3歳の孫

を置き去りにして熱中症で亡くなったもので、添付したブログ

の記事は5年前書いたものであるが、こんな悲しい出来事は起

きて欲しくない。

 

 

車内で3歳児死亡の悲劇に思うこと - 団塊シニアのひとりごと

先日仙台市で67歳の祖母が孫の3歳児を幼稚園へ送り届けるのを忘れ5時間放置、熱中症のためチャイルドシートに固定されたまま亡くなっという悲しい出来事が報道された。&...

goo blog

 

 


子どもが親に言われた嫌いな言葉とは

2022年05月05日 | 親子

今日は「子供の日」以前新聞で読んだ記事を紹介したい、それは

親に言われた言葉で一番嫌いな言葉を3つあげて下さいという小

学生を対象にしたアンケートをとり同時にお母さんたちを集め

供がいう3つは何だと思いますか?と問いただす、これが母親

と子ではみごとに違う回答結果が出た

 

 

母親サイドの3つは「静かにしなさい」「勉強しなさい」「お手

いしなさい」、子供サイドの3つは「どうせ、あんたはそんな

子よ」「あんたなんか、うちの子じゃない」「あの子と付き合う

のはやめて」→これがワーストワン

 

 

実際親が考えていることと子供が考えていることは全く違う、子

の回答ワーストワンの「あの子と付き合うのはやめて」は親の

気持ちとしては理解できないわけではない。

 

逆に「あの子は評判が悪い、だからこそあなたがついてあげれば、

何とかなる、あの子と付き合ってあげなさい」とば親から信

用されているという実感があり本人も嬉しいし言われた友人も何

かを感じとるという専門家からのアドバイスは的確かもしれない、

ただ親子の問題は難しい、結局日頃の意思の疎通がいかに大切で

あるかを感じさせる内容である。