世の中には自分は正しいと思ってしらずしらずのうちに傲慢な
態度をとる人たちがいる、特に組織にいて立場がえらくなると
必ずそういう人がいるものだ。
本当は会社のなかで部長職、課長職といっても、ある限られた
社会のなかでえらいだけなのに上司という立場になるとなんと
なくその人間が大きく見えるから不思議なものだ、そして表面
的にはちやほやされる、そうなると本人も人間的に素晴らしい
と勘違いしてしまう。
人間的になんら通い合うあうものがない上司、社内の地位と能
力が明らかに比例しないのに服従しなければならない、それは
部下にとってはつらいけど報酬のためである、日常感じる違和
感、嫌悪する自分に気づきながらも我慢の連続、それがサラリ
ーマンの宿命と割り切るしかない、そんな勘違いする人たちに
進言する人もいないものだ、それでも振り返ると反面教師とし
てその後私が生きていくなかで、いい経験だったと思っている。