団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

気持ちが楽になる夫婦のかたち

2020年09月27日 | 夫婦

「夫婦は同じ船の乗組員だと思っている」雑誌のインタビュー記事

でミュージュシャン岸谷香さんが語った言葉である、船長がいてか

取りがいて、どちらか一方が欠けても航海がスムーズに進まない、

そして20年を超える結婚生活で築き上げた夫婦の関係性は、縛ら

ず、責めず、期待せずが長続きのコツだという。

 

さらに興味深いのは「好き」という感情が薄れてからのほうが合理

的で夫婦関係がいい感じ、長く一緒に暮らしていれば少しずつ色々

なことが嫌いになっていく、しょせん他人同士、わかりあえないと

ころもいっぱいあるわけです、だから最初から「ああいう人なのだ」

と割り切ってしまうぐらいがいいのかもしれない、まさに夫婦それ

ぞれの人生を充実させるには必要なことかもしれない。

 

結婚生活は決して綺麗ごとだけではすまない、生い立ち、育ち、環

が違った二人の人間が一緒に暮らすわけだから、いいことばかり

があるわけではない、ただお互いの欠点やアラがわかってきた頃か

ら夫婦愛が始まるともいえる、それが結婚生活45年を迎えた私の

実感である。


リアルな世界とブログの世界

2020年09月26日 | ブログ

リアルな世界で本音をぶつけ合う、例えば人生について真面目に

議論したり話し合ったりできる仲間がどれだけいるだろうか?実

私の場合ブログで生き方や幸せについて書いてるが、アルな

世界で話せる人間は正直あまりいない

 

だから、たまに会う友人と話す内容は近況や昔話に終始してしま

う、先日人気女性ブロガーの「ちきりんさん」が生き方や社会の

盾について話し合える仲間を見つけるのが難しい、理由は誰も、

ういう話題の起点りたくない、要は言い出しっぺになりた

くないのだということを書かれていた。

 

さらに自分が話したいこと、伝えたいことがあるのならネットで

リアルでも自分が起点になるべきだと力説している、そう考え

るとブログで何かを伝えることは素晴らしいことかもしれない、

今とは違う世界が見たいなら、ブログはリアルな世界より共感し

てくれる人が、もしかしたら多いかもしれない、そんな手ごたえ

がブログにはあと思っている。


死に急ぐ人たち

2020年09月24日 | 

7月に俳優の三浦春馬(30才)、そして先日芦名星(36才)

が自殺した、自殺には病気、経済的、人間関係など様々な理由が

存在してると思う、しかし二人とも芸能界という華やかな世界で

知名度も人気もあり、特に三浦春馬は死の直前まで仕事をしてお

り順風満帆、「なぜなんだろう」と誰もが思う、色んな憶測がさ

れてるが本人が抱えてる心の闇は誰にもわからない。

 

私は二人の悲報をきいて思い出す人が3人いる、「ブルーシャト

ウ」等多くのヒット曲を世に出したジャッキー吉川とブルーコメ

ッツの井上大輔、網膜剥離の手術後の経過がよくないのと病弱の

奥様の介護に疲れ20年前に自殺、享年58才、翌年奥様が後追

い自殺と悲惨な結末を迎えた。

 

そして「あの素晴らしい愛をもう一度」「悲しくてやりきれない」

等の名曲を残した加藤和彦、鬱病と多額の借金を抱えて11年前に

自殺、享年62才。

 

3人目は「思い出の渚」で有名なワイルドワンズのリーダー加瀬邦

彦何度も再発するガンとの闘いに疲れ5年前74才で自殺。

 

この3人は私たち団塊世代にとっては憧れの存在で誰もがうらやむ

才能があり、音楽界で頂点を極めた存在である、そして私を含め悩

んだ時悲しい時、曲を聴いて救われたものである、それだけにいま

だに「なぜなんだろう」という気持ちはぬぐえない、ただ病魔には

勝てなかったのか、心の闇は本人しかわからないけど生きてて欲し

かった。

 

 

 

 


いくつになっても知らないことはある

2020年09月19日 | 生き方

いくつになってもこの世にはわかってないことがある、わかって

いることはほんの一握りでしかない、知ってると思っていること

も間違った理解の仕方をしていることだってある。

 

自分はもう知っていると考えないようにしよう、まだ知らないこ

とがあるはずだ、定年後は自分が興味があったり社会的に問題に

なってることを深く知り考える絶好の機会である。

 

学ぶだけの時間的な余裕もある、知りたいことを積極的に学ぶ探

求心を失わず、前向きに生きたいものだ。 

 


誰にでもある人生の名場面

2020年09月15日 | 生き方

人生なんてそんなにいつも面白いわけではない、なんとなく単純な

時間がぼんやり過ぎていく、ああ、今日も一日が終わった、そんな

日が大部分である。

 

ところがそんな単調な流れのなかに、ちょっとした特別な瞬間がある、

忘れられない瞬間、そうした瞬間の残像を私たちはいくつか頭のなか

に記憶している。いわゆる名場面なわけだが、それは誰にでもあるは

ず、一度もない人はないだろう、どんな小さなことであっても本人が

してるかどうかが問題である。

 

例えば私の場合、小学6年生のとき学年対抗リレーの選手に選ばれた

と、20歳の時好きな人に告白できたこと、アルバイトでためた

金で欲しかった高価なフォークギターを買った時のこと、仕事で達成

感を感じたとき、げると、それなりにあるものだ。

 

 そんな名場面を時々思い出す、そしてそんな名場面があればこそ人生

に意味があるし、生きる力になると思っている。


誰もが認知症にはなりたくない

2020年09月12日 | 認知症

以前NHKスペシャル「認知症革命」のなかでMCI(軽度認知症)

いわゆる認知症と呼べないが正常ともいえない中間の状態でMCI

を放置するとそのまま認知症に移行してしまうという、そこでMC

I発見のためのシグナルとして次のことが挙げられていた。

 

 

■ 好奇心、やる気が失われる(外出をしなくなり趣味などへの情

  熱がなくなる)

 

■ 感情の鈍化(喜怒哀楽の感情が薄くなり無表情になる)

 

■ 直前の出来事を忘れる(直前の電話で話した内容やTV番組の

 内等直近の出来事を思い出せない)

 

■ 周囲への理解が乏しくなる(他人への気遣いができなくなり自

 己心的になる)

 

■ 状況把握能力の低下(時刻や曜日などを尋ねられても答えられ

 ない)

 

■ 歩くのが遅くなったら要注意(青信号のうちに渡りきれない)

 このような状態に本人、家族が気づいたら病院の「もの忘れ外

 来受診することが悪化を防ぐと言われてる。

 

 

ちなみに現在高齢者(3580万人)のうち認知症患者は462

万人、CI患者が400万人合計で860万人、高齢者の25

と驚きの数字である。

 

 

さらに「老人性うつ」という病気に罹患してる人が高齢者で150

もいるといわれ、これが認知症と間違いやすい病気でその原

が対象喪失(家族との死別、定年退職)等が原因らしい、またM

I発見のたのシグナルを見ると、この項目にあてはまることが

外あるのでは?と思ったりする、やはり日頃から適度な運動、脳

レは必要だと感じる。 


当たり前のことに感謝

2020年09月03日 | 生き方

加齢というのは誰にとっても望ましいことではない、人間の体は

車と同じで年月を経ればどこかにガタがくるものである、歩けて

当たリ前、食べれて当たり前、眼が見えて当たり前、耳が聞こえ

て当たり前、かといって日頃この当たり前のことに感謝しないの

も確かである。

 

人は当たり前のことに感謝しないのに、当たり前のことを失うと

怒りや、いらだち、悲しみを味わう、当たり前のことが当たり前

にできなくなったらと思うと不安になるものである、そう考える

と当たり前に生きていくことは、このうえなくグレードの高い生

き方と言える、だからこそ何事も当たり前のことに感謝すること

こそ幸せになるための条件かもしれない。


わたしの人生あなたの人生

2020年09月02日 | 生き方

「わたしはわたしの人生を生き、あなたはあなたの人生を生き

る、わたしはあなたの期待にこたえるために生きているのでは

ないし、あなたもわたしの期待にこたえるために生きているの

ではない、わたしはわたし、あなたはあなた」

 

この詩はドイツの精神科医フレデリック・S・パールズが創設

したゲシュタルト療法の思想を盛り込んだ詩で何かの犠牲にな

ることなく自分を大切にすること、他人を尊重すること、健全

人間関係はその上に成り立つということを語っている。

 

さらにつけ加えるとすれば、自分自身になるべく嘘をつかない、

理をしない、本音を歪めて我慢することはない、たとえ相手

意見が違っても違いを認め、相手の人格を尊重する、人の生

き方はそれぞれ違うもの、違いを認めて理解しあう、そこに風

とうしのいい人間関係が築けるのではないかと私は思っている。