団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

年金生活80代一人暮らし女性の悩み

2024年11月14日 | 年金生活

80代ひとり暮らしの女性、収入は国民年金と遺族年金で8万

円、支出は家賃1万円(都営団地)、生活費7万円、医療介護

費用3万円、月3万円の赤字、貯金は40万円。

 

自営で夫婦で工務店を営んでいた、老後の収入は夫婦で年金1

3万円あった、ぜいたくはできないが、なんとかやりくりして

生活できてたがその暮らしが一変したのは3年前の夫の死、夫

の年金収入がなくなり経済的に苦しくなった。

 

さらに女性はリウマチで足が不自由で要介護2で日常生活も不

自由な状態、ヘルパーが来て家事全般をやってもらってる、部

屋の窓から外を眺めるのが唯一の楽しみだという、貯金は近い

うちに底をつく、生活保護を受けたら収入は13万円前後にな

るし医療費は無料、解決の道はそれしかないのではないかと思

う。


71歳男性年金生活のリアル

2024年11月08日 | 年金生活

総合情報サイト、オールアバウトに掲載された71歳男性の年

金生活に注目した、既婚で子供あり、71歳時点の年金額(老

齢基礎年金や老齢厚生年金の合計)は月15万円であるが貯蓄

額は3000万円、さらに現在も週3で正社員として働いてお

り年収で400万あるという。

 

健康なので勤労意欲満々で仕事の収入があることで余裕を持っ

て暮らせるという、内容を見ると確かに恵まれた高齢者といえ

るかもしれない、読者からの反応は「裕福な人は存在するので

すね」「振込詐欺に騙されないで」等羨望の声が多い。

 

ただ月15万円の年金で貯蓄3000万円「現在も週3で働い

て年収400万円」71歳男性が語る年金暮らしのリアルとい

うタイトルのわりにに具体的な支出状況が書かれてないので生

活実態がイメージできない、ただ健康なので医療費がかからな

い、同世代として理想的な年金生活と言えるような気がする。


65歳シニア女性年金生活の不安

2024年10月20日 | 年金生活

65歳ひとり暮らしの女性が年金生活への不安について投稿し

た記事に注目した、息子二人は結婚し独立、現在マンションで

一人暮らし、ローンは完済しており、貯金は900万円、年金

収入は約90万円(月額7万円)と低年金で今後不安だという

相談内容である。

 

 

ひとりぐらしであるが月間の支出が約20万円、当然毎月の収

支は厳しい、マンション暮らしのため住宅コスト(管理費、修

繕積立金、組合費)が2万円、さらに固定資産税が年間12万

円と大きい、さらに車の維持費が3万円(ガソリン代1万円、

駐車料金8千円自動車保険1万2千円)と他の出費を考えると

年金だけでは生活できないのは一目瞭然である。

 

この投稿者の相談にファイナンシャルプランナーの回答はこの

ままだと5年で資金は枯渇するので通信費を1万に抑えること

や交際費の減額、さらに息子さんからの援助を申し出ていいの

では?という提案であったが、果たして可能だろうか?それよ

りも今後もひとり暮らしを続けるのであれば現在のマンション

を売却して老後資金を確保、そして賃貸物件への入居を検討し

たほうが賢明な気がしてならない。


72歳シニア男性の年金生活

2024年10月14日 | 年金生活

私と同年代72歳のAさん、一人暮らしで年金は月11万円、

れでは生活できないと働いてる、介護のアルバイト、新聞配

達、駅の駐車場管理、それぞれの仕事は2時間ほどで月3万~

4万ほど稼いで生計を立ててる。

 

現役時代は企業で健康診断をする臨床検査技師だった、定年後

も継続雇用で4年働き65歳まで35年働いた、その割に受け

取る年金が少ないのでは?とAさん同様、私も思った、ただA

ん自身は「なるようにしかならない、年金暮らしはつらいけ

笑って暮らしたい」という前向きさがAさんを支えてるよう

気がする。

 

実際、内閣府の高齢社会白書では家計にゆとりがなく多少心配、

非常に心配と答えた人が34.8%、1ヵ月当たりの平均収入額

が10万円~20万円未満が32.9%で最も多く、10万円未

満という人も20.2%に上った。このようにシニアの経済事情

は決して楽ではない。

 

幸いAさんは一人暮らし、さらに身体が丈夫で働ける、そして楽

天的な気持ちで生きている、だから仕事を掛け持ちしながら生活

できるのかもしれない。

 


年金生活70歳女性の悩みと不安

2024年09月27日 | 年金生活

70歳のAさん、夫の死後、遺族厚生年金と国民年金月額9万円

を受給している、ただそれだけでは生活できないのでスーパーの

パートで週3回現在も働いている。

 

働いているのは決して社会参加とか生きがいとかそういう理由で

はない、生活するためには働かざるを得ないからだ、貯蓄もほと

んどないし頼れる親族もいない。

 

仕事があるから何とか生活できる、身体が丈夫なのが取り得だけ

ど働けなくなったらどうしようという不安は常にあるという、た

だ9万円の年金ではどうしようもない、とにかく働けるうちは働

こう、働けなくなったら、その時に考えようというAさん、この

ように低年金で不安な老後を過ごしている一人暮らしの高齢女性

が多い世の中であることは確かである。

 


豊かな年金生活とは

2024年09月22日 | 年金生活

少ない年金生活でも幸せに暮らすにはどうしたらいいか、まず

健康であること、家計への貢献を考えたら健康の維持が一番、

院通いとなると医療費だけでなくいろいろかかる、治療より

予防である。

 

また年金生活を楽しんでる人の中には決して裕福ではないけれ

人生を楽しんでる人がいる、病を抱えながらも趣味という自

分の世界を持ってるせいか心に張りがある、自分を認め、他人

を妬まず、何かを誰かのせいにするわけでも、幸も不幸すべて

を受け入れる、そういう人を見ると私は同世代として畏敬の念

を抱く。

 

お金は大切である、しかしお金の多寡よりも日常のなかに小さ

楽しみや幸せを見つけることが上手な人ほど豊かな年金生活

を送れるのかもしれない。


シニア女性にとって年金生活の意識は

2024年08月29日 | 年金生活

雑誌ハルメクでシニア女性(50歳~79歳)274名の読者

を対象に行った年金生活に関する意識調査、実際年金生活に対

して不安を感じてるシニア女性は6割だった。

 

不安の原因としては長生きリスクで老後費用が読めないこと、

公的年金がこんなに少ないとは思わなかった、個人年金をして

ればよかった、貯金が少ない、また病気や介護などの不測の事

態で出費が大きく年金だけでは生活できないなどの声が多かっ

た。

 

一方不安を感じてないシニア女性が4割弱、年金だけでは生活

できないと思っており貯金を取り崩して生活する覚悟でいると

いう声が多かった、その証拠に不動産を除く世帯の資産、いわ

ゆる貯蓄額が3千万円以上が3人に1人、5千万円以上が1割

、それだけハルメクの読者層は老後の生活に備えて貯金をして

きた人が少なからずいるというアンケート結果だった。


シニア一人暮らし月5万円の年金生活とは

2024年07月21日 | 年金生活

「71歳年金月5万円、あるもので工夫する楽しい節約生活」

という本が10万部という売れゆきで話題になっている、しか

しシニアの一人暮らしの男性女性でも月5万円で暮らすことは

可能だろうか?この本を読んで感じたことは、そう簡単でない

ことがわかる。

 

マンション住まいであれば管理費(大規模修繕費含)で3万円

前後、さらに固定資産税が高い、住宅ローンの残債がある人、

賃貸住宅に住んでる人、車を所有してる人、外食のウエイトが

高い人、そして持病があり医療費の負担が多い人などは月5万

円の生活はまず無理だろう。

 

 

そうすると持ち家で一軒家、固定資産税の負担が少ない、食費

が1万円以内で外食はしない、水道光熱費も1万円以内、持病

がなく医者いらず、薬いらずの健康体、間食しない、交際費な

し車なしという条件であれば5万円というのが可能だろうけど

正直厳しいのが現実である。


幸せな年金生活とは

2024年05月31日 | 年金生活

今の日本で年金生活をしている4000万人のうち老齢基礎年金

だけで暮らしている人は1000万人以上、老齢基礎年金は満額

でも月約6万5千円、下流老人と言われる人が600万人から70

0万人、今後益々増加する見通しである、そこでお金をかけずに

人生を楽しむ工夫が要求される。

 

少ない年金生活でも幸せに暮らすにはどうしたらいいか、まずは

健康であること、家計への貢献を考えたら健康の維持が一番、病

院通いとなると医療費だけでなくいろいろかかる、治療より予防

である。

 

また年金生活を楽しんでる人の中には食料の自給率の高さが目立

つ、庭や市民農園も含めて何らかの形で野菜や果物を育ててる、

畑を耕し種をまきその後に訪れる収穫の喜び、そうして畑仕事を

楽しんでる人は結構いるものだ。

 

そう考えるとお金の多寡よりも日常のなかに小さな楽しみや幸

を見つけることが上手な人ほど豊かな年金生活を送れるのかも

れない。


低年金75歳男性の不安と生きる原動力

2024年04月28日 | 年金生活

75才男性、年金は夫婦で月6万円、いわゆる低年金、おまけに

借家住まいで家賃は月6.5万円、当然働かないと生活できない、

68才から警備員として働いてる、日給9000円で月額約18

万円の収入、夫婦二人とはいえ決して贅沢などできない生活であ

る(老後レス社会からの事例)

 

現在75才以上の高齢者が受給してる年金は100万円未満が多

いのが現実、現役時代サラリーマンであれば厚生年金に加入して

るので比較的受給額が多い、しかし自営業者の場合、国民年金の

みのケースが多いので、どうしても低年金になりがちである。

 

「働く場所があるというのは高齢者にとって救いです、80才ま

で働けると思うと安心感があるんです」この男性の言葉である、

70才以上の就労の受け皿となっている警備業は貴重である、た

だ80才まで働くのにあと5年、持病を抱えてるので不安はある、

それでも世の中の役に立ってるという気持ちがこの男性の生きる

原動力になってるのかもしれない。