団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

低年金75歳男性の不安と生きる力

2024年09月13日 | シニア男性の悩み

75才男性、年金は夫婦で月6万円、いわゆる低年金、おまけ

に借家住まいで家賃は月6.5万円、当然働かないと生活でき

ない、68才から警備員として働いてる、日給9千円で月額約

18万円の収入、夫婦二人とはいえ決して贅沢などできない生

活である(老後レス社会からの事例)

 

現在75才以上の高齢者が受給してる年金は100万円未満が

多いのが現実、現役時代サラリーマンであれば厚生年金に加入

してるので比較的受給額が多い、しかし自営業者の場合、国民

年金のみのケースが多いので、どうしても低年金になりがちで

ある。

 

「働く場所があるというのは高齢者にとって救いです、80才

まで働けると思うと安心感があるんです」この男性の言葉であ

る、70才以上の就労の受け皿となっている警備業は貴重であ

る、ただ80才まで働くのにあと5年、持病を抱えてるので不

安はある、それでも世の中の役に立ってるという気持ちがこの

男性の生きる力になってるのかもしれない。

 

 


82歳ひとり暮らし男性の憂鬱

2023年11月30日 | シニア男性の悩み

現在82歳男性ひとり暮らし、65歳で定年退職した時点で貯

金は1200万円あった、それから17年、82歳で貯金はな

くなった年金のほとんどが家賃7万円に消える状態で最近アパ

ートを退去し友人宅に身を寄せてる状態だという、これは藤田

孝典氏の「下流老人」のなかの事例である。

 

高齢者の約4割の世帯が老後資金がほとんどないと言われてる

昨今この82歳の男性の事例は他人事ではない、定年退職時点

で借家、もしくは持ち家で住宅ローンの残債を抱えてると貧困

に陥るケースが多いことは確かである、定年まで勤めあげたの

に住まいを失い貧困に陥るのは自己責任なのか?考えさせられ

る問題である。


70代男性の悩みは「貸した金を返す気がない孫」のこと

2023年11月19日 | シニア男性の悩み

社会人2年目の孫が昨年、電話で数万円の借金を申し込んでき

た、本人と確認できたのですぐ口座に振り込んだ、自分の両親

でなく祖父の私を頼ってきたことには、それなりの理由がある

と思い詳しい理由は聞かなかった。

 

孫は口約束で冬のボーナスが出たら返済すると言ったが転勤、

いまだに返そうとする気配がない、妻はお金はあげたものと覚

悟すべきというがサラリーマンで安定した収入があるのに信用

を失墜する行為はまずい、親に言おうか迷ってるという70代

男性の人生相談だった。

 

これに対し孫に確認し、先輩として借金の心得を説くべき、親

いうのはその後でいいのではという回答だった、珍しい人生

相談だったが、親に言えず祖父や祖母に借金を申し込むことは

ありうることかもしれない、親にいえなくて自分を頼ってきた

ということで嬉しかったのではと思う。

 

しかし善意が裏目にというか孫はもともと返す気がないのでは

思う、奥様が言うようにあげたものと思った方がいいかもし

れない、ただお孫さんは数万円を手に入れて得したかもしれな

い、しかし信用を失ったことは間違いない、この代償は大きい。


66歳男性の悩み「年金だけでは暮らせない」

2023年10月01日 | シニア男性の悩み

66歳男性、大手物流会社を8年前、58歳でリストラで退職、

当時退職金含め貯金が2000万円ほどあった、しかし生活費

子供たちの学費、住宅ローン(月13万円)で残り300万

まで減った。

 

リストラされたことで正規の仕事が見つからずアルバイトを転

々、66歳の現在、夫婦合わせて月18万円の年金を受給して

るものの月13万円の住宅ローンが70歳まで4年残ってるの

で現在も働いてる、それでも月15万円ほどの収入しかならな

いので生活は苦しい。

 

やはりリストラされたことで年金も満額でない、さらに13万

円の住宅ローンが重くのしかかってることは確かである、大手

企業にいても安泰ということはないというのが現実でこのかた

の苦悩はまだまだ続きそうである。

 


年金は月2万円64歳ひとり暮らし男性の苦悩

2023年06月18日 | シニア男性の悩み

日刊SPAに掲載された64歳独身男性の記事に注目した、年金

は月2万円、契約社員や派遣で働いた期間が長く、60歳から

繰り上げ受給したので低年金である、訪問介護のアルバイトを

週4日こなして月収は10万円、しかし不整脈を患っており

院しながら仕事をしている状態である。

 

アパートの家賃は東京都内で2万5千円と格安だが築50年、

12万円の収入では家賃、生活費、薬代でほぼ消えてしまうと

いう、生活保護は受けないんですか?という記者の問いに本人

は恥ずかしいからイヤだ、田舎にいる肉親に役所から連絡がい

くのが心苦しいということだった。

 

一世帯あたりの生活保護費は平均12万円であるが各市町村に

よって支給額は違う、このかたは東京都であるが例えば台東区

で単身者であれば、目安だが13万円(生活扶助7万6千円、

住宅扶助5万4千円)という試算結果である、当然住民税、医

療費は免除、持病を抱えてるのであれば生活委保護受給を検討

することがが得策と思える。