団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

夫と離れ自由に生きたいという50代女性

2025年02月05日 | 老後の生き方

結婚して30年の夫との離婚を考えてるという50代半ばの

契約社員女性の人生相談に注目した、二人の子供は社会人と

なり独立、今は夫と二人暮らし、しかし夫から長年にわたり

性格や行動を注意され夫と会話ができなくなり生きてる感じ

がしない、軽い認知症の両親に心配かけまいと我慢してきた

が限界です、残りの人生を自由に生きたいですが我儘でしょ

うかという相談内容だった。

 

夫の理不尽な言動にあいながらも子育てに励まれ、我儘では

ない、むしろ遅いぐらいですがまだ間に合います、50代半

ばを過ぎたばかり、今が人生再出発の時です、何よりも自分

を大切にする気持ちを大切にしてくださいという回答者のア

ドバイスだった。

 

結婚は自由からの逃走といわれてるように、一緒に暮らすこ

とで孤独から解放され安らぎを得ることができるという一面

がある、しかし投稿者のように言動をことごとく注意される

ような生活では確かに生きた心地がしない、回答者がいうよ

うに経済力の準備含め今が再出発のときです。

 


老後で大切なのは健康

2025年02月03日 | 老後の生き方

病気や痛みを抱え込むと人生の色合いが変わってしまう、さらに

家族の生活もこれまでどうりいかなくなる場合がある、健康な時

は健康のありがたさがわからない、失って初めてわかるものだ。

 

身体が思うように動き、食べ物が美味しく食べられる、これに勝

るものはない、健康でありさえすればこの世のことは、なんとか

やっていける。

 

昨日と同じ今日、今日と同じ明日がくることの有難さ、特に齢を

重ねると、そのことが実感してわかる、多くの人が老後の希望に

健康であることを挙げるのは当然だと思う。

 


嫁に縁を切られた70代女性の苦悩

2025年02月02日 | 老後の生き方

70代主婦の人生相談に注目した、夫と二人暮らし、息子の

嫁に6年前に縁を切られ息子とも連絡がとれない、理由を聞

いても答えてくれない、3人の孫にも会いたい、嫁の父親は

昨年亡くなったが存命中にお金を貸して欲しいと言われ5万

円を貸したことがあったが返済はない。

 

同居する夫は認知症を患っており介護が必要な状態だが息子は

電話にもでてくれない、もう何年も会ってない、こんな状況に

疲れ悔しくて、どうしたいいだろうかという相談内容だった、

 

一方的に縁切り、きっと嫁の父親に5万円を貸したことも原因

の一つかもしれない、さらに孤独な立場で夫の介護、息子さん

に夫の病状を手紙でも知らせ来てもらうべきですという回答に

は同感、嫁の言いなりの息子に思えるけれど、これは親子の問

題でもある、なんとしても息子と連絡することが賢明と思える。


気が滅入った時に抜け出すヒントは

2025年02月01日 | 老後の生き方

人間であれば程度の差があれ誰もが不安を抱えながら生きてる、

これまでの人生をふりかえったとき、小さなピンチ、大きなピ

ンチがいくつもあるものだ。

 

コロナ禍の時がそうだった、行動制限がないと言いながらも先

が見えない状況、いつになったら友人と会えるのか、いつにな

ったら遠方の孫に会えるのか、マスクを外せるのはいつになる

のか、そんな気が滅入ったことを忘れかけたかもしれない。

 

今までで一番苦しかったことを思い出す、そして同時に今まで

嬉しかったこと、楽しかったこと、誰かに褒められたことを思

い出す、この思い出すことに閉塞感を抜け出すヒントがあるし、

思い返すことで私はいくつもの難局を乗り切ってきた。

 


82歳ひとり暮らし男性の憂鬱

2025年01月31日 | 老後の生き方

現在82歳男性ひとり暮らし、65歳で定年退職した時点で貯

金は1200万円あった、それから17年、82歳で貯金はな

くなった年金のほとんどが家賃7万円に消える状態で最近アパ

ートを退去し友人宅に身を寄せてる状態だという、これは藤田

孝典氏の「下流老人」のなかの事例である。

 

高齢者の約4割の世帯が老後資金がほとんどないと言われてる

昨今この82歳の男性の事例は他人事ではない、定年退職時点

で借家、もしくは持ち家で住宅ローンの残債を抱えてると貧困

に陥るケースが多いことは確かである、定年まで勤めあげたの

に住まいを失い貧困に陥るのは自己責任なのか?考えさせられ

る問題である。


年金世代夫婦「他人だなあ」と思うのはどんな時

2025年01月30日 | 老後の生き方

年金世代夫婦を対象にした雑誌のアンケート、一緒に暮らしていて

も「他人だなあ」と思うのはどんなとき?の回答を見ると、同様の

アンケート「夫婦だなあ」と思うのはどんなとき?とは違う生活感

のある生の声が聞こえてきた。

 

■ お互いの親類のことは本音で話せない(妻62歳)

 

■ 夫婦喧嘩するとすぐに「出ていけ」という(妻63歳)

 

■ 夫が一人で美味しいものを食べていたとき(妻61歳)

 

■ くだらない細かいことに腹を立ていつまでも根にもつとき

 (妻65歳)

 

■ 味の好みが違う、生活習慣が違う(妻70歳)

 

■ 他人だと思ったことはない(夫73歳)

 

赤の他人同士の結びつき、異文化のカップルが結婚すれば当然摩擦

は起きる、どちらかが機嫌が悪いと相手も理屈抜きで気分を害して

しまう、本当は妻に感謝していてもそれが言葉になってなかなか出

てこない、それが平凡な夫婦の姿なのかもしれない。


人間関係のピークは誰にでもあること

2025年01月29日 | 老後の生き方

人と会うことが激減、行動範囲も縮小し時間だけが過ぎいく

それでもぼーっとしながらも自由な時間、こんな時を求めて

いたのかもしれない、至福の時間というわけでもないが気分

は落ち着く心地よいひと時である。

 

若い時は、この人は嫌だなと思っても利害関係もあり、関係

を断ち切ることができないけれど、今はこの人はいいやと思

えば連絡をとらなければいいだけのことだ。

 

人間関係のピークは誰にでもあることで、環境が変わった、

話題が合わなくなった、どちらかが面倒だと思った、トラブ

ルが生じた等で自然に消滅することがある、どこかで偶然会

ったりしないかぎりそれっきり、齢をとったらそれでいい、

無理に執着することはない、もう人生の時間が限られてるか

ら心の声に忠実に生きるのがいいと思ってる。


何をしてもいい自由・何もしなくてもい自由

2025年01月27日 | 老後の生き方

いつもプラスの感情でいるのは無理で生きているのが空しいと

感じることがある、そんなとき思い出すのは過去の嫌な出来事、

あの時の失敗、あの時のトラブル、そうすると当時の不愉快な

思いが走馬灯のように蘇ってくることがある。

 

そんな過去と比べると今は嫌なことは何もしなくていい、そし

て今は自分の弱さを素直に認められる、無理する必要もない、

昔は嫌いな相手と上手くやろうとして自分の態度を変えること

もあった、今は会わないですむけれど若い時はそうはいかなか

った、リタイヤするまで私はそんな場所にいた。

 

生きる喜びというのは日々の充実で、ある意味自己満足かもし

れない、それは人それぞれ違うものだ、私にとっての日々の充

実は何をしてもいい自由、何もしなくてもいい自由がある現在

であることは間違いない。


老々介護が6割を超えた

2025年01月25日 | 老後の生き方

2023年の厚生労働省の国民生活基礎調査によると同居で

高齢者を介護する世帯のうち、65歳以上の老老介護は63

.5%と過去最高だった、高齢の配偶者や親を自宅で世話する

ケースが増えており75歳以上同士の割合も35.7%であっ

た。

 

95歳の認知症の母と一日中、二人きりの日が続くと曜日の

感覚すらなくなるという70歳女性、妻の排泄介助の大変さ

をあげ、このままでは共倒れになると思って自宅での介護に

終止符を打って施設に入所させたという70歳男性、アルツ

ハイマー型認知症の診断を7年前に受けた88歳男性は自分

のマンションを「ここは誰の家なんだ」と毎晩84歳の妻に

繰り返し問いかけるという。

 

施設への入居は経済的に厳しい、一緒に暮らしたい、理由は

様々だが長期になると共倒れになるリスクも高まることは確

かである、私の場合はひとり暮らしの母が認知症になった時

点で遠隔地だったこともあり施設入居を決めた、2年間お世

話になり亡くなったけど今思うとプロに任せてよかったと思

っている。


孫に無関心な義父母を批判する嫁

2025年01月24日 | 老後の生き方

読売新聞の「人生案内」に30代主婦が相談された記事に注目

した、義父母が幼い子供二人に無関心で寂しいというもので会

うのは年に一度か二度、電話もよほどのことがない限りかかっ

てこない、自分自身祖父母に愛情をかけてもらい楽しい思い出

がたくさんあった、孫に無関心という話は聞いたことがない、

どう受け止めたらいいでしょうか?という相談内容である。

 

確かに孫に会いたいのにお嫁さんが会わせてくれないと嘆く祖

父母の声を聞くなかで相談者の義父母は珍しいかもしれない、

回答者の言葉にもあるように祖父母は孫が可愛い、孫の成長が

楽しみ、しかしプレゼントして孫の喜ぶ顔を見るのが至福の時

とは限らないという気持ちも、わかる気がする。

 

 

愛情表現は人それぞれ、たったひとつの理想の祖父母像にこだ

わらないことです、だから孫に無関心だと批判する気持ちは消

しましょう、いずれ義父母が孫たちに心を開いてくれる時が訪

れるのを待ちましょうという言葉で締めくくってる内容であっ

た、少数派であるかもしれないが価値観は人それぞれ違うこと

も確かである、私達の年代でもこんな祖父母が案外いるのでは

ないかと思ったのが読後の感想である。