最近高齢ドライバーにより痛ましい死亡事故が大きく報道されて
おり社会問題となっている、特に池袋暴走事故により妻子を亡く
した遺族の悲痛な会見、加害者を敬称で報道してるメディアへの
批判は私たちに強烈な印象を与えた事故だったといえる、だから
全国的に免許証の自主返納を考えてる高齢者が増えてることも納
得できる。
現在65歳以上の高齢ドライバーは1710万人、実に高齢者の
半分が免許を持ってる、そのなかで75歳以上の免許保有者は約
570万人、この75歳以上の事故が増加傾向で昨年75歳以上
の運転者が起こした死亡事故は480件に上っている、認知症の
疑いもある運転者も含まれているという。
運転能力が衰える原因としては、認知機能が衰える、視野が狭く
なる、筋力が衰えてブレーキの踏み込みが甘くなり停止距離が長
くなる等が挙げられている。
そこで今後大切なのは「運転のやめどきを見極める」時である、
しかし生活に困る、車に代わる交通網がない、運転することが生
きがいなどの理由で、なかなか免許証を返納しない人が多いのも
確かである。
私も50年近い運転歴であるがいずれ、運転できない時がくるこ
とを覚悟しなくてはならないと思っている。