団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

何もすることがないというのは

2020年11月30日 | 老後の生き方

仕事をリタイヤすると自分に価値を見出せなくなると言われてる

けれどリタイヤしたからその人の価値が損なわれるなんてことは

ないはずである。

 

日本では忙しいことが美徳といわれてる、その証拠に、「相変わ

らず忙しそうですね」「おかげさまで」という会話を耳にする、

それに比べイタリア人は「忙しそうですね」といわれると「ええ、

不幸にして」と答えるそうです、イタリア人は生活費を稼ぐため

に仕方なく働いてるのであって、本当は自由な時間を自分の好き

なように過ごしたい。

 

何もやりたくなければやらなくていいし、やりたいことがあれば

やればいい、周囲の評価なんて気にすることはない、何もするこ

とがないというのは何と贅沢なこと、その贅沢を満喫すればいい

と私は思っている。

 


年金世代夫婦「他人だなあ」と思うのはどんな時

2020年11月29日 | 夫婦

年金世代夫婦を対象にした雑誌のアンケート、一緒に暮らしていて

も「他人だなあ」と思うのはどんなとき?の回答を見ると、同様の

アンケート「夫婦だなあ」と思うのはどんなとき?とは違う生活感

のある生の声が聞こえてきた。

 

■ お互いの親類のことは本音で話せない(妻62歳)

 

■ 夫婦喧嘩するとすぐに「出ていけ」という(妻63歳)

 

■ 夫が一人で美味しいものを食べていたとき(妻61歳)

 

■ くだらない細かいことに腹を立ていつまでも根にもつとき

 (妻65歳)

 

■ 味の好みが違う、生活習慣が違う(妻70歳)

 

■ 他人だと思ったことはない(夫73歳)

 

赤の他人同士の結びつき、異文化のカップルが結婚すれば当然摩擦

は起きる、どちらかが機嫌が悪いと相手も理屈抜きで気分を害して

しまう、本当は妻に感謝していてもそれが言葉になってなかなか出

てこない、それが平凡な夫婦の姿なのかもしれない。


権力をもつと人は変わる!?

2020年11月28日 | 生き方

人間一度手にした地位それも権力の座となれば座り心地がいいか

ら手放したくない、何があってもしがみつきたくなる、なりふり

構わず権力の座を維持しよとするのはこのうえない魅力があり、

権力を手に入れれば何もかも思いどうりになる。

 

そして周囲の人々が、少なくとも表向きだけはちやほやする、そ

してトップに権力が集中するから気に入らないスタッフは解雇す

る、自分は偉いと勘違いする、その結果どうしても裸の王様にな

りがちである。

 

今回のアメリカの大統領選挙トランプ大統領がいい例である、結

果はバイデン氏の勝利が明白なのにトランプ大統領は未だに敗北

を認めない、混迷するアメリカ、なんと往生際が悪いんだろう、

国のためとはいいながら権力の座を手放したくない、権力を持つ

人は変わる、まさに今回の例である、しかし日本の政界、財界、

そして身近な小さな集団でもそれに近い問題が起きてることは確

である。

 


働いてこそ幸福という世論

2020年11月27日 | 生き方

人生100年時代の到来ということで高齢者の働き方に注目が集

まってる、政府は70歳まで働ける機会を確約するよう企業に求

めてるという、少子高齢化が進むなか社会の支え手を増やすう

で勤労意欲の高い高齢者が切り札になると考えたらしい。

 

しかし高齢でも自分にあった仕事をすんなりり見つけられる人が

どれだけいるかは疑問である、それにともないメディアでも幾つ

になっても働き生涯現役だという人々を取り上げている、社会と

の接点、健康、生きがいを失わないためにも働くことに価値があ

るというメッセージである。

 

 

しかし、もう働きたくない、ゆっくりのんびりしたい、闘病して

て働きたくても働けない、親の介護という人も少なからずいるは

ずである、もし経済的に許されるなら定年後に無理して働くこと

なく、限られた条件のなかで楽しみや幸福を感じる生活を見つけ

る選択もあっていいのではないかと私は思っている。


「これでいいのだ」という生き方

2020年11月26日 | 生き方

ある雑誌の「元気がでる哲学」の中で毎日が楽しい「タモリの生

き方入門」が掲載されていた、その中でタイトルの「これでいい

のだ」という生き方、意味をずっと探すから世界が重苦しくなる、

これでいいのだと前向きに肯定的に受け入れようという内容だっ

た。

 

やったことはすぐ忘れることが大事、どんなに落ち込んでも、こん

なつまらないことにこだわっていたのかと考えればすぐに立ち直っ

て打たれ強くなる、さらに友だちにも言及しており、友だちなんか

いなくたっていいじゃないですか、人間関係はほどよい距離感が大

切、べったりだと貸し借りができ期待どうりにならないと失望した

りするものだと持論を展開してる。

 

不測の事態が起きたらその時に考えればいい、それに実際にそうな

らないかもしれない、悪い状況になってもその時ベストを尽くせば

いいはず、くよくよしない、思ってもしょうがない、不運は簡単に

やってくるが幸運は決してあてにならないという思いと自分はこの

ままでいいんだ、なるようになるさという人生観も必要なのかもし

れない。


昔と違う老後の「きょうだいリスク」

2020年11月25日 | きょうだい

最近話題になってる老後の「きょうだいリスク」もし親が倒れた

場合、誰が面倒を見るか?30年前のきょうだいの争いは相続で

どちらかというとプラスの争い、現在は相続もあるが介護を誰に

するかのマイナスの争いが現実に起きてるという。

 

またきょうだい間で格差が生まれてる、30年前は生活に支障が

ある格差ではなかった、現在の格差は非正規雇用労働者が40%

という事情もあり、きょうだい間で経済格差が生じてる、暮らし

ていけない子供が親と同居しさらに親の援助を受けてるケース、

そのため親が倒れた場合自然と親の面倒を見ることになる。

 

そこできょうだいの関係がこじれるケースが多いのも事実である、

こう見るときょうだいが多いと心強いというのは昔の話かもしれ

ない、年老いた親を抱えてる人にとっては避けて通ることができ

ない問題である。


人間は自分勝手な生き物!?

2020年11月24日 | 人間関係

「人にあまり親切にするのも考えもの、たった一度要求を断った

らたちまちそれまで受けた数えきれない恩を忘れてしまうのです」

これは最近読んだ「人間交際術」の一節である。

 

このような経験をした人はもしかしたら多いのかもしれない、あ

の人は親切でいい人だといわれ頼まれれば相談にのりお互い硬い

友情で結ばれてると思ってたのにたった一度の頼み事を断ったた

ために今までの恩を忘れ友情にもひびが入り、その後自然消滅と

いうのはよく聞く話である。

 

結局このようなケースは「いい人願望」につけこんで利用されて

ただけで友情でもなんでもない関係だったといえる、人間という

のは世話をしたことは覚えてるが世話になったことはすぐに忘れ

る、さらに何かを断られたことは一生覚えてるという自分勝手な

生き物なのかもしれない。


孤独は人生を豊かにする

2020年11月23日 | 孤独

孤独になるのが怖いからと苦手だなあと思っている人と時間を

ごしたり義理やしがらみにとらわれて仕方なく誰かと行動す

るよりも、ひとりで行動するほうが心地よい、そんな選択もあ

る。

 

本来人は誰かと一緒にいてもある意味、孤独である、どんな時

もどんなところでも孤独感がついてまわる、群れることがポ

ジティヴ、ひとりでいることがネガティヴという声を気にする

ことはない。

 

それよりも自分がひとりで自分の声を聞く時間をもてないと自

分が何をしたいのか、どう行動したいのか見えてこない、い

わゆる孤独を通してエネルギーを充電することが大切である。

 

人と一緒にいることが豊かな時間であるようにひとりの時空も

かで味わい深い、孤独はとても豊かな時間をもたらしてくれ

るし、人生を豊かにするものと私は思っている。


私が思う誠実で信頼される人

2020年11月20日 | 人間関係

時間を守る、嘘をつかない、誰に対しても公平、仕事に対して

面目である、下心がない、見返りを期待しない、他人の気持

ちをえて行動する等が一般的に言われてる誠実な人である、

このように列挙してみると、こういう人は身近にいないことも

ない、だどんな局面でも継続してこのような言動を維持す

のは難しいことかもしれない。

 

 

もう一つ加えるなら、その人がそこにいるだけで不思議な安心

のある人、なぜかほっとさせてくれる人、そして多くは語ら

ないけれどその人の何気ない一言が心に響き勇気づけてくれる

人、相手を思いやり、悲しんでる人の気持ちに共感してくれる

人。

 

は長い年月をかけてお互いの信頼関係があってこそ成り立

つもかもしれない、そして誠実さや努力や友情といったもの

そ信頼に足る人間の資質であることは間違いない。


マンネリ感と体調について考える

2020年11月19日 | 生き方

毎日同じことの繰り返し、変化がない、退屈だ、楽しくない、日

常生活でよくあることで、いわゆるマンネリに陥る現象である、

しかしこんな心境になるときは不思議と自分のなかに、なにも

問題がないときである。

 

もし体調が悪く痛みを感じ病院に行く状態であれば、それどころ

ではない、痛みを早くとってもらいたい、優先順位は治すことで

ある、そして治っときの喜びは大きいものである、だからマンネ

リを感じる時は問題を抱えてないときともいえる。

 

マンネリを脱皮するにはふだんと違うことをしたほうがいいと言

われるが、マンネリの状態は習慣として型にはまった安定した行

動を日々とってるともいえる、だからマンネリ感をマイナスでな

くプラスに捉えるように心がけている。