誰もが人生で通る「親の死」大きな悲しみに耐えきれず苦しむ人
は多い、そんな悲しい葬儀、今わの際でこぼれた笑みのエピソー
ドを婦人公論の特集「親ロス」から集めてみた。
■母の火葬の後のお骨上げの時のこと、お箸を渡された兄の孫が
お骨を箸でつかみ食べようとするではないか、みんなであわてて
止めた。
(母96歳、私67歳の時/無職69歳)
■死に際まで耳が聞こえていた父、臨終間際「おじいちゃん」と
呼び続けたら「うるさい!」と言われた。
(父74歳、私54歳の時/主婦67歳)
■父は毎年欠かさず健康診断を受けていました、旅先で急死し、
葬儀も終了後、診断結果が送られて来ました、結果は「異常な
し」なのに死んじゃったんだねーと家族で笑った。
(父72歳、私43歳の時/パート60歳)
■遺影を探していたら、25年前の写真に母の字で「これを使
って」とメモが、詐欺でしょ(笑)
(母77歳、私44歳/会社員54歳)