団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

老後の問題は自分が一番わかってる

2021年11月30日 | 老後の生き方

老後に関する本を読んでると不安材料がこれでもかというほど

掲載されてる、趣味を持ちなさい、年金だけでは生活できない

から仕事を続けなさい、友人を増やしなさい、老後資金は30

00万以上用意しなさい、地域社会に溶け込みなさい等「~し

なさい」の提唱が多い。

 

老後の問題はお金、健康、生きがい、孤独などだが基本的に時

代を通して変わらない、老後に関する本が売れるのは老後の人

生に不安を抱いてる人がいかに多いかということである。

 

老後の問題は人それぞれ違う、だから老後の問題を一番わかっ

てるのは自分、そのうえで人生を楽しくするのもつまらなくす

るのも自分の責任、人生は考え方ひとつで大きく変わってくる、

人生はなるようになると腹をすえて自分に与えらえた条件のな

かで精一杯生きるしかないと思ってる。


忘れられない不愉快な嫌がらせ

2021年11月29日 | 人間関係

人間関係で不愉快な思いをしたことがない人など皆無だろう、

学校、職場、友人関係、親子きょうだい、なんの波風もたた

なく円満に過ごせたら問題ないけど、そうはいかないのが人

間関係である。

 

今から40年前私が30代のころ転勤先での職場の同僚、と

いっても4歳上の先輩との不愉快な出来事を今でも思い出す、

苦手意識はあったものの、同僚として特に問題もなく1年が

経過したが人事考課で上司の評価が私より低かったことで、

普段とは違う彼の裏の本性がでた、職場の飲み会で自分のほ

うが上だと上司がいる前で激高、あげくに翌日から私が挨拶

しても完全無視、目も合わせない、約1ヵ月続いた。

 

全く低次元の幼稚な行動に憤りより情けなさを感じたものだ、

本来は彼と同期にライバル意識を持つべきなのに、後輩に嫉

妬、悔しさ、妬みの感情から嫌がらせに出たわけだ、それも

1ヵ月、何とも粘着質な行動にうんざりしたものだ。

 

その時思ったのは世の中には色んな人間がいて当たり前、そ

して人は変わらない、相手の行動は相手の問題、自分に非が

なければそれ以上考えない、そして2年後には彼は転勤にな

りその後リストラで退職したけど、この経験が私のサラリー

マン人生で不愉快だったけど、いい経験になったと思うこと

にしてる。

 


66歳男性の苦悩「年金だけでは暮らせない」

2021年11月28日 | 年金生活

66歳男性、大手物流会社を8年前、58歳でリストラで退職、

当時退職金含め貯金が2000万円ほどあった、しかし生活費

子供たちの学費、住宅ローン(月13万円)で残り300万

まで減った。

 

リストラされたことで正規の仕事が見つからずアルバイトを転

々、66歳の現在、夫婦合わせて月18万円の年金を受給して

るものの月13万円の住宅ローンが70歳まで4年残ってるの

で現在も働いてる、それでも月15万円ほどの収入しかならな

いので生活は苦しい。

 

やはりリストラされたことで年金も満額でない、さらに13万

円の住宅ローンが重くのしかかってることは確かである、大手

企業にいても安泰ということはないというのが現実でこのかた

の苦悩はまだまだ続きそうである。

 


自分が必要とされないと思う時

2021年11月27日 | 生き方

サラリーマンでいるときは会社を通じて世の中の役に立つ、会社

のため、報酬を得て家族のため、上司、同僚、部下社員、取引先

との交流、なぜか役に立ってるという実感があるものだ。

 

退職すると、今までの実績がすべて帳消しになり、喪失感を味わ

のは、もしかしたら人生で初めての経験かもしれない、そんな

時、自分は必要とされないのではと思う瞬間があるもので、それ

は誰の心にもおこる心理かもしれない。

 

そこには「役に立たなければ生きる価値がない」という考え方が

からんでいる、実際にはどんなことが役立ってどんなことが役に

立たないのか、人間の判断能力ではわからないことが多い、そう

考えると人生の意味とか意義とか考えずともかく生きることを

しむことが大切だと思っている。

 


長生き時代を生きるには

2021年11月26日 | 老後の生き方

老化というのは刻々と変化する、日々変化してる、長く生きれ

ば生きるほど病気も多くなっていく、老いてからの病気は完治

しないケースが多いのも確かである、だいたい70年も使った

体なんて至るところに故障があって当然かもしれない。

 

平均寿命も健康寿命もあくまでも平均、生きていくうえで参考

にはなるけれど要は自分が元気なままでどこまでいけるかであ

る、できたら延命治療はしてほしくない、苦痛は取ってほしい

が、だめなら自然な最期を迎えたい。

 

ただ齢を重ねて悪くないことだってある、若い時にわからなか

ったことがわかってきたり、生きることの景色が見えてきたり

するものである、だから病気であっても、そのことを受け入れ

そのなかで楽しむ、そんな思いで長生き時代を生きていきたい。


高齢ドライバーの運転について

2021年11月25日 | 老後の生き方

車は便利である、普段の買い物、病院、ちょっとしたことで外

する機会は確実にふえる、運転免許を返してしまうと家にこ

もりがちになり活動レベルの低下、今まで機能していた運動

力や脳の働きもすたれるという。

 

実際常に車を運転していた高齢者が運転免許を返してしまうと、

3年ぐらいで要介護状態になったり認知症のような状態になる

可能性が高まる事例もある、さらに運転を辞めた人は辞めない

人よりも要介護状態になる確率が8倍近く高いとうデータが報

告されてる。

 

しかし世間では高齢者の運転が危険であるかのような風潮が広

がっていることも確かである、「ブレーキとアクセルを踏み間

違えた」認知機能に原因と報道しがちだが、そもそも高齢者が

事故を起こす確率はそれほど高くない、高齢者でもっとも事故

を起こしているのは85才以上である。

 

私自身75歳時の免許更新をどうするか迷っているが、あれば

便利である、ただし夜間は運転しない、高速や長距離運転はし

ない、あくまでも近場だけの運転を遵守してる、運転免許をと

りあげられることで死活問題となる高齢者も多いというのも確

である。

 


老後の生き方は人それぞれ

2021年11月24日 | 老後の生き方

人生は考え方で大きく変わるもの、人生なるようにしかならない

だから自分に与えられた条件のなかで最善を尽くす、人生を楽し

するのも、つまらなくするのも自分次第、人のせいにはしたく

ない。

 

人生はできるなら自由に生きたい、そのかわり他人の自由も同じ

ように尊重したい、そして自分が言われて嫌なことは人にも言わ

ない、自分がされて嫌なことは人にもしない。

 

だから老後は流されず自分のものさしで生きる、他人の価値観

振り回されず、人は人、自分は自分それでいい、そうやって生

ていきたいと私は思っている。

 


幸せなんてささやかなもの

2021年11月23日 | 幸福

人は不幸になって初めて何が幸せなのかを知る、つまり人は不幸

にならないと何が幸せなのか、また幸せとはどういうものなのか

わからないということになる。

 

病気になって健康のありがたさを実感する、コロナ禍によって当

たり前だったことが本当は恵まれていたと実感した、しかしコロ

ナ禍前がハッピーだと思って暮らしていただろうか?そんなこと

はない、当たり前の幸せを失って初めて気づいた人が多かったは

ずである。

 

幸せなんてささやかで一瞬のものかもしれない、私自身15年前

大腸の病気で入院、1ヵ月絶食状態が続き、退院して食べたおか

ゆの味がいまだに忘れられない、梅干しが入ったおかゆ、普段で

あればなんでもない、おかゆが私にとっては最高の食事で思わず

「幸せだ」とつぶやいたのを昨日のことのように覚えてる。


人生の後半は多少の義理を欠いてもいい

2021年11月22日 | 老後の生き方

人生の前半は目標に向かって進むけど仕事をリタイヤした後半

は自分で考えて進まなければならない、そのためにはやりたく

ないことはやらない、自分の気持ちに正直に生きることがいい

と思っている、例えば会社のOB会、現役時代あまり親しくもな

かった先輩たちに気を遣ってまで参加したくないという気持ち

があった。

 

現役時代であれば義理を欠くわけにはいかないと参加したくない

会合でも出たものだが、定年後の後半の人生は少しでも迷いがあ

ったら参加しないことにしてる、結局OB会には入らないで10年

が経過した、多少義理を欠いたかもしれないが正解だったと思っ

てる。

 

人間関係は大切でプラスになるけれど煩わしい面もある、コロナ

禍もあり人と会うことは激減したが色んなしがらみから解放され

て自分のためになる時間を作ることができたことは間違いない。


ある年金生活者の経済事情

2021年11月21日 | 年金生活

私と同年代72歳のAさん、一人暮らしで年金は月11万円、こ

では生活できないと働いてる、介護のアルバイト、新聞配達、

の駐車場管理、それぞれの仕事は2時間ほどで月3万~4万円

ど稼いで生計を立ててる。

 

現役時代は企業で健康診断をする臨床検査技師だった、定年後も

継続雇用で4年働き65歳まで35年働いた、その割に受け取る

年金が少ないのでは?とAさん同様、私も思った、ただAさん自身

は「なるようにしかならない、年金暮らしはつらいけど笑って暮

らしたい」という前向きさがAさんを支えてるような気がする。

 

実際、内閣府の高齢社会白書では家計にゆとりがなく多少心配、

非常に心配と答えた人が34.8%、1ヵ月当たりの平均収入額

10万円~20万円未満が32.9%で最も多く、10万円未

満という人も20.2%に上った。このようにシニアの経済事情

は決して楽ではない。

 

幸いAさんは一人暮らし、さらに身体が丈夫で働ける、そして楽

天的な気持ちで生きている、だから仕事を掛け持ちしながら生活

できるのかもしれない。