団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

人の心をつかむ上司とは

2022年10月21日 | 仕事

好感度のいい高い上司とは、どんな人だろうか、精神科医の斎

藤茂太氏が著書で興味深いことを書いていた、例えば自分に甘

く他人に厳しい人、こういう上司は他人には注意するけれど自

分はなにもしない、一番嫌われるタイプである。

 

自分にも甘く他人にも甘い人、どちらかというと嫌われはしな

いかもしれない、自分も大して仕事をしてないから他人にも厳

しいことはいわない、そして自分にも厳しく他人にも厳しい人、

こういう上司であれば統率力がり尊敬されるだろう、しかし近

寄りがたい存在でもある。

 

最期に自分に厳しく他人には寛容な人、他人にはうるさく言わ

ずその人の能力やペースを大切に指導する、さらに分け隔てな

く接する、聞き上手、決断力がある、約束事を守るなどの条件

が揃えば信頼感は増すだろうし、好感度の高い人の心をつかむ

上司と言えるかもしれない、しかしそんな完璧な人はめったに

いないものである。

 


職業で人間の価値が決まるものではないけれど

2022年06月27日 | 仕事

作家の森博嗣氏が「やりがいのある仕事という幻想」という著

書のなかでこんなことを書いている、古来、人間の価値という

と、その人がしている仕事で判断される事が多かった、それだ

け職業というのは人の価値を決める重要な要素だった、だから

人よりも立派な仕事につきたいと願ったりする、そうすると人

間としてレベルアップしてみんなから尊敬されるだろうと勝手

に思い込んでいる。

 

しかし職業に貴賤はなく、どんな仕事でも人の役にたっている

、無職であっても人の価値が下がるわけではない、同じように

金持ちが貧乏人よりもえらいわけではない、どんなに仕事で成

功しても人間として偉くなれるわけではない、確かにその通り

であるが実際問題としてお金のある人や権力のある人が人を動

かすことで偉いと思わせてることも事実である。

 

職業で人間の価値が決まるのではないとしたら、何で人間の価

値が決まるのだろうか?森氏は自分がどれだけ納得できるか、

その人の価値というのは自分が評価することだという、しかし

自分で自分を評価するのは難しい、人それぞれかもしれないが、

人間として尊敬できる、信頼できる、生きる姿勢等やはり他者

からの評価で決まるような気がする。

 


仕事のめぐりあいと人間関係

2021年10月28日 | 仕事

仕事というのは生活の手段、そういうふうに割り切って考える人

もいるだろうし、仕事そのものが生きがいという人もいるだろう、

一度しかない人生だから、できるだけ自分にふさわしい仕事を選

びたいと誰もが思ってっいる。

 

しかし、実際なにが自分にふさわしいか、などということは実の

ところよくわからないものだ、やりたいと思ったことをやってみ

て失望することもあるし、逆に自分には到底できないと見えてい

たものが案外簡単で楽しかったりもする、人と仕事との関わりは

不思議な性質なのかもしれない。

 

社会生活を営んでいくうえで人はなんらかの職業につかなければ

ならない、そこは仕事だけでなく人間関係を学ぶ場所でもある、

なぜかというと職場での悩みの多くは経験上、人間関係だと言

もいい、そう考えると人と仕事のめぐりあいは現代社会で最

切実な問題いえるかもしれない。

 


人間関係で仕事が嫌になった時

2021年04月05日 | 仕事

仕事がいやになり会社を辞めたいと思う理由の一番は人間関係だ

と言われてる、会社の人間関係を思うと相性が悪いことだってあ

る、人間なんてそれぞれ違う、みんな同じタイプで気持ちが通じ

合って仲良くなれると思ったら大間違いである。

 

人間関係は努力してもどうにもならないことだってある、そんな

時は仕事におけるモチベ―ションは第一に賃金を得ることだと割

り切るしかない、そして仕事をしっかりすることである。

 

さらに仕事をしているから自分の好きなことができる、これを我

慢すればあれも買える、旅行にも行ける等楽しいことを考えるこ

とが大切、仕事のために人生があるんじゃなくて人生を楽しむた

めに仕事があるのだという現役時代の気持ちは私自身今も変わら

ない。

 

 


未婚女性の非正規は深刻な問題

2021年03月30日 | 仕事

現在女性の労働者3056万人、そのうち約6割がパートや派遣

社員などとして働く非正規労働者である、主婦層が主だが子供の

いない未婚女性も増えつつあるという、低収入で不安定な暮らし

の中、将来に希望を持てず、孤立する人も多い。

 

 

非正規で働く理由としては「正社員として働ける会社がなかった」

が一番多い、また若い非正規女性は以前からいたが、いずれ結婚

すると問題にされてこなかったが非婚化、晩婚を背景に35歳以

上が増えている。

 

 

非正規のため十分な経験を積めず、低収入のままで病気をしたり

親が要介護となったりした途端、生活が立ち行かなくなるリスク

も高いといわれてる、当然老後のリスクを考えると不安である。

 

 

実際単身女性高齢者の相対的貧困率(税金や社会保険料を除いた

可処分所得が年収122万円)が約5割と非常に高いのも問題で

ある、大企業では正社員化を推進してるが中小企業ではまだまだ

かと思う、老後のことを考えると未婚女性の非正規は深刻な問題

である。

 

 


職場で魅力的だと感じる男性社員とは

2019年09月20日 | 仕事

川北義則氏の著書「60歳からやっていいこといけないこと」の

かで「職場で魅力的だと感じる男性社員の条件」というアンケ

ート調査を実施したところベスト5を見ると女性社員の視点とい

うものがよく理解できる。

 

第一位はなんといっても仕事ができること、そしてやさしい、話

かけやすい、みんなをまとめるのが上手、ミスをフォローして

くれる、これらの要素を備えた男性は川北氏がいうように知的と

いう表現がピッタリかもしれない。

 

男の場合、容姿、スタイル、経済力、家柄とかは自分の力ではど

ようもない、しかし誰にでも挑戦できるのが知的であること

かもしれない、これは定年退職しても地域や家庭のなかで挑戦で

きることだ思っている。


話しかけない接客

2019年01月05日 | 仕事

丁寧な言葉遣いや声かけはサービスの基本とされているが最近で

「話しかけない接客」を取り入れる衣料品店や美容院などが登

場しているという、実際アンケート調査でも服を買う時、そっと

しておいてほしいと感じたことがあるという設問に「はい」と答

えた人が8割を超える結果がでている。

 

私も経験がある、デパートで服とかバックを見てると店員が必ず

いてくる、そして「どういうのをお探しですか?」と聞いてき

て、なかなか離れようとしない、「ただ見てるだけですから」と

いって初めて離れてくれる、店の方針かもしれないが、客にとっ

ては鬱陶しい時がある、理容店、マッサージの店でも同様のこと

があり癒しを求めて行ってるのにと思う時があり逆にそういう店

は敬遠するようになったものだ。

 

 

店員の声掛けが苦手で買わないといけないというプレッシャーが

でもっぱら通販という人も多いのでは、なかには「声かけ不要」

意思表示になる店内用ショッピングバッグを導入した店も最近

出てる、それは店側も店員を必要とする客に集中できるメリット

があるという。

 

現在はネットから商品情報の収集が容易になり店員の助言が必要

しない等必ずしも声かけすることがサービスでないという現在

の買い物の形態が変化してることを物語ってるような気がする。


働く50代女性の職場での悩みは?

2018年11月28日 | 仕事

婦人公論の特集50代から始まる女の「定年後」、定年が目の端

ちらつく50代、その一方主婦の仕事はいつまで続くの?働く

0代が抱く危機感、職場での悩みの本音が聞こえてきた。

 

1位 定年後が不安

2位 仕事量が多すぎる

3位 楽しく仕事ができない

4位 労働時間が長い

5位 人間関係

 

■55歳以降、収入が減りました、定年に向けて貯金したいのに

(56歳・建設事務)

 

■正社員だが厚生年金なし、国民年金だけで不安

(54歳・歯科衛生士)

 

■臨時職員なので期限が切れるとまた職探し、だが年齢的に難しい

(57歳・公務員臨時職員)

 

■何度も職を変えたが、必ず口うるさく意地悪な女性がいて嫌がら

 せを受ける(59歳・厨房パート)

 

■入社して9年、ずっと正社員を希望しているのになれません

53歳事務・契約社員)


高齢者は企業にとって戦力それともお荷物?

2018年11月17日 | 仕事

日本人は社会と関わりあっていたいという願望があり、それがな

くなるのが怖い、その証拠に定年を迎えてみると会社での生活が

すべて幻だったかのようにスーッと消えてしまう。

 

現実問題として高齢者が働いてる中小企業に高齢者の雇用に関し

ある雑誌でアンケートを取ったところ本音といえる辛辣な意見

回答のなかに見受けられた。

 

■いままでの部下が上司になるというケースが多く双方やりにく

 い(製造業)

 

■得意先へ高齢者の運転手を差し向けた場合、先方が受ける印象

 に不安がある(運送業)

 

■65歳になったら残りの人生を楽しんでもらいたい

サービス業)

 

■誰もやめようとしないので会社は老人ホーム化、責任をとらな

 い、仕事はしない、でも口は出す、よいことなど何もない

不動産業)

 

これができるのは自分しかいないと思ってやっていても実は自分

に代わる者はいくらでもいる、会社とはそんなもの、だから定年

は無理に働くことはない、限られた条件のなかで楽しみや幸福

感じる生活を見つけ出すことが大切だと私は思っている。

 


高齢者が働く本当の理由は

2018年10月05日 | 仕事

今年の高齢社会白書によると高齢者3400万人の内670万人、

実に20%の人が働いている、毎年増えておりこの4年間で18

0万人も増えている、特に65歳~69歳の人たちの半数近くが

働いている。

 

定年後働かないでいると社会に居場所のなさを感じ疎外感に襲わ

れる人、一方生きがいのため、社会参加と働く意欲の高い人、生

活のため働かざるを得ない人、人それぞれかもしれない。

 

老後は食費や子供の教育費は減るが医療費や介護費など想定しな

い出費がともなう、現役のころより収入は激減するが支出はそれ

ほど変わらないものである、そこで思い切った生活のダウンサイ

ズを試みなければ年金だけで生活することは難しい、当然蓄えを

取り崩すか働くしかない。

 

 

現実問題として高齢者の6割が10万未満の年金しか受給してな

い、また貯蓄にしても一部の富裕層がいるものの約4割の世帯の

貯蓄が500万円以下という実態を考えると、生きがい、社会参

加よりも生活のため、将来の不安のため働く人が多いのではと思

う。