■ 子育てが終わり、何を目標にして過ぎしていいのかわかりま
せん、学校の役員や地域のボランティア活動をして資格も取りま
したがやりたいことを見つけられずにいます。(50代主婦)
■毎日家にいて時間だけが過ぎていくのは不安、ハローワークで
仕事を探しているけれど、なかなか見つからない、焦りもありま
が子供たちには頼りたくない。(60歳女性)
■ 場になじめず、孤立してばかりの人生です、SNSで過去の同
級生を検索しては自分の人生との落差を実感する毎日です。
(30代女性)
■ 私たち夫婦は非正規雇用で子供は持てず、失業時代の借金を
返済する生活です、一方妹夫婦は正社員で家を構え、子供も二人
いて恵まれた状況を鼻にかけず心優しい、まぶしすぎて会うたび
にみじめさを感じます。(30代会社員女性)
■ 私の人生はみじめという言葉だけで表現できそうです、働き
づめでくたびれ果てた中年になり、娘には「お母さんの人生って
女として悲しすぎる」と言われてしまいました、鏡で自分の顔を
見る度、街で幸せそうな家族を見るたびに涙が出ます。
(40代主婦)
■子供は独立、夫も亡くなり、何の病気も痛いところもありませ
ん、日々すべてに感謝して生きていますが私はもうこの世に必要
とされる存在ではないのでしょうね、むなしさのみです。
(80代女性)
これは読売新聞の「人生案内」で自分探しが中高年にも広がると
いうテーマで過去の相談内容から30代~80代までの一部を抜
粋したものである、自己肯定感が失われて他人の評価を気にして
周囲と比べて自分が劣っていると落ち込んでるという回答者の指
摘である。
しかし人生の問題というのは生きている間はずっと悩み続けても
いい、答えなんかそう簡単にだせないし無理にだすこともない、
人生に正解などないし、正解があったとしてもひとつではない、
だから自分探しは一生続くものと私は思っている。