団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

定年後のお金について思うこと

2021年10月31日 | 老後のお金

1万人のビジネスパーソンを対象に行ったある雑誌のアンケート

調査によると定年後の不安として最も多くの人が挙げたのが「生

活費の不足」だった、実際60才で定年を迎えると収入は激減す

る、再雇用では年収のほぼ半減、さらに統計によれば70代前半

の月間消費支出は30代後半の額とほぼ同じだという。

 

しかし私の経験ではどう見ても30代後半のほうが現在より出費

は多かた、また70代になると医療費は3割から2割負担にな

るし、実際定年後は生活レベルをダウンサイズするのが一般的な

はずである。

 

もう一点、定年後までに必要な金融資産は退職金を含めて3500

万円では夫が77歳、妻が75歳時点で資金は枯渇するという記事

に疑問を持った、これではほとんどの定年退職者が該当して露頭に

迷うのでは?実際この記事では年金収入がカウントされていない、

不安を煽るだけの内容に惑わされてはいけないと痛感した方も多い

のではというのが偽らざる感想である。

 


酒を飲むと本音が出る!?

2021年10月30日 | 人間関係

酒を飲むと本音が出ると言われる、確かに酒の勢いを借りると、

それほど親しくない人間とも盛り上がることがある、普段言えな

いことも自然に出て人間関係が上手くいく効果があることも確か

である。

 

だから職場でも友人同士でも飲み会は盛んである、ただサラリー

マン時代を振り返って見ると酒を飲むと本音が出るのは本当かな

?と思うことがある、会社の人間関係が強固に見えるのは個人の

感情を抑えて協力したり指示にしたがったり、心にもないお世辞

を上司に言ったりするのも飲み会の席であったりする。

 

 

しかし人間関係は飲みながら本音をぶつけあわないと深まらない

という旧時代の幻想はもはや賞味期限切れのような気がする、実

際飲まなきゃ人間関係は深まらないというのは違う、逆に飲むこ

とで何かのきっかけで険悪になったりケースだってある。

 

私は素面のときに本音を言うし、素面のときに言われたことを本

音だと思っている、だから昔の経験にこだわらず酒を飲む、飲ま

ないは関係ないと思っている。

 

 


老後の生活に1億円かかる!は本当だろうか?

2021年10月29日 | 老後のお金

まだ間に合う?40歳からの明るい老後資金の作りかたの記事の

でのタイトル、「老後の生活に1億円かかる!は本当か?」 

つものマネー雑誌で掲載される特集記事である。

 

 

それでは1億円かかる根拠はどこからくるのか、というとゆとり

ある老後生活費の平均月35.4万円がベースになっており25

年間(65歳~90歳)であれば確かに1億円かかる、しかしこ

の数字はあくまでもゆとりある老後の生活費である。

 

 

そして大雑把すぎるし公的年金の受給額が入ってないので、この

金額に恐れ驚き不安感を煽るだけの記事であることは確かである、

実際リタイヤして経験したものでないとわからない気がする、人

それぞれ生活パターンが違うだけに難しい問題である。

 

 

無職世帯の夫婦の月平均の年金受給額は22万円、支出は27万

円、毎月5万円の赤字と言われてる、また一軒家やマンションか、

車を持ってるか、駐車場の問題、そして定年前に住宅ローンを完

済してるか、税、社会保険料の額、定年後も交際費が変わらない

か(友人、知人親族、元職場関連)孫がいるか、そして貯蓄はあ

るか等総合的な判断が必要である。

 

 

そしてマネー雑誌で支出のなかで欠落してるのが税、社会保険料

(市県民税、固定資産税、自動車税、国民保険料、介護保険料)

である、そう考えるとマネー雑誌のアドバイスより経験が一番で

ある。

 

働いてた時と同じ生活レベル維持したいとなれば、再度働くか、

もしくは貯金を取り崩すかだろう、そうでなければ家計での優先

順位を考え生活レベルを見直すのが賢明だと思う。

 


仕事のめぐりあいと人間関係

2021年10月28日 | 仕事

仕事というのは生活の手段、そういうふうに割り切って考える人

もいるだろうし、仕事そのものが生きがいという人もいるだろう、

一度しかない人生だから、できるだけ自分にふさわしい仕事を選

びたいと誰もが思ってっいる。

 

しかし、実際なにが自分にふさわしいか、などということは実の

ところよくわからないものだ、やりたいと思ったことをやってみ

て失望することもあるし、逆に自分には到底できないと見えてい

たものが案外簡単で楽しかったりもする、人と仕事との関わりは

不思議な性質なのかもしれない。

 

社会生活を営んでいくうえで人はなんらかの職業につかなければ

ならない、そこは仕事だけでなく人間関係を学ぶ場所でもある、

なぜかというと職場での悩みの多くは経験上、人間関係だと言

もいい、そう考えると人と仕事のめぐりあいは現代社会で最

切実な問題いえるかもしれない。

 


選挙にいかなきゃ何も変わらない

2021年10月27日 | 選挙

前回の衆議院選挙の投票率が53%と年々下降している、近年

の投票率は政治への無関心なのか政治不満なのか「選挙にいっ

何が変わるんだ」という意識が強いのだろう。

 

しかし投票率が50%以下では組織票で政治家が誕生してしま

う、特定の地縁、政治団体、業界団体、労働組合、宗教団体な

どの組織票で確実に当選してしまう、非正規労働者が4割、さ

らにコロナ禍でますます経済格差が広がる状況で5割の有権者

が投票権を放棄してはいけないと思う。

 

有権者の半分が棄権した選挙であってもその結果は民意という

ことになってしまう、だから「選挙にいって何が変わるんだ」

ではなく「選挙にいかなきゃ何も変わらない」という意識で、

0月31日の投票日を迎えたい。


なにをやっても上手くいかない時

2021年10月26日 | 生き方

長い人生のなかでなにをやっても上手くいかない時がある、そんな

時が必ずあるものだ、そういう時はいくらじたばたしても駄目であ

る、運、不運はたいてい交互にやってくるもの、だから一喜一憂し

ないことにしてる、変化がおもいがけない時に起こるものと思って

いる。

 

 

実際人生の苦しみの半分は時間がたつに従って薄らいでいくことが

多い、いつかは消える、と心のなかでつぶやくことにしてる、苦し

みは必ず去る、何もせず、じっと風が通りすぎるのを待つ、やがて

風は去る、だから焦らずひたすら待つようにしてる、そうして私は

生きてきたし、これからもそんな思いで生きていきたい。

 


老いていく自分を見つめながら

2021年10月25日 | 老後の生き方

人は誰でも年齢を重ねるごとに身体は確実に衰えていく、どうし

てもあちこちの具合が悪くなってくる、しかもひとつが治らない

うちに別のところが悪くなるといった感じで心身の衰えはいやで

進行してくる。

 

老いて病が来る場合、もう完治することよりも痛みを伴わないま

死まで続けば、それは自分にとってありがたいと思うことがあ

ると言った闘病者の声に共感することがある。

 

実際経験のモノサシが役に立たない、それが老いるということ、

他人の老後は参考にならない、誰もが自分の老いに対してはアマ

チュア、だからほとんどの人は迷いながらも自分の考えで自分な

りの老後を生きてるはずである。

 

楽しく生きるためには健康でありたい、誰もがそう願っている、

私自身老いていく自分を見つめながら、一日一つでも愉快だと思

えることがあればそれでよしとそんな思いで生きている。

 


高齢者の年金収入の実態

2021年10月24日 | 年金生活

現在高齢者は3617万人、年金収入が最も人数が多いのが6万~

7万円で約460万人、5万~6万円が約330万万人、7万~8

万円が320万人、全体の約6割の高齢者が月額10万円未満とい

低年金しか受給してないのが実態である。

 

しかし65歳以上の単身高齢者の1ヵ月分の平均支出額は14万円、

年金収入が10万未満であれば4万~7万円の不足分を貯蓄を切り

崩すか仕事をして稼ぐしかない。

 

現在の高齢世帯は男性が働き家族を養い女性が専業主婦として夫や

子供を支えるというのが一般的であった、そのため夫に先立たれて

収入が減ると一気に貧困に陥るケースが多い、そこに高齢単身女性

の貧困率の高さが表れてる。

 

それでも年金収入が10万円未満であっても貯蓄があればいいけど

貯蓄が少ないと事態は深刻である。だから働く高齢者が年々増えて

るのかもしれない。

 


定年後の人間関係に思うこと

2021年10月23日 | 人間関係

現役時代は利害関係もありビジネスライクなつきあいが多かったが

定年後は人の都合に無理にあわせることもない、しがらみを捨てる

チャンスでもある。

 


いわゆる義理のつきあいの見直し時、そのためには「いい人」を辞

め断る勇気も必要である、老後の人間関係は序列のない世界、基本

的に上下関係がない、あったとしてもそれは絶対的なものではない

どうしても厭であればそこから抜け出せばいい。

 


定年後は友人を作りどんどん活動しよう、ボランティアで社会的つ

がりを持とう、働くことが生きがいの人は健康のため死ぬまで働

こう等の論調も多いが下手な人生論にふりまわされる必要などない

というのが定年後10年の私の実感である。



 人間関係は時間とともに変化するもの、以前親しくとも共通する関

事が異なり疎遠になってしまうことも多い、人づきあいも上手に

断捨離しながらお互い大切だと思う人とつきあいたいものである。

 


老後で大切なのは健康

2021年10月22日 | 健康

病気や痛みを抱え込むと人生の色合いが変わってしまう、さらに

家族の生活もこれまでどうりいかなくなる場合がある、健康な時

は健康のありがたさがわからない、失って初めてわかるものだ。

 

身体が思うように動き、食べ物が美味しく食べられる、これに勝

ものはない、健康でありさえすればこの世のことは、なんと

っていける。

 

昨日と同じ今日、今日と同じ明日がくることの有難さ、特にに齢

を重ねると、そのことが実感してわかる、多くの人が老後の希望

に健康であることを挙げるのは当然だと思う。