団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

ある人気女性ブロガーのつぶやき

2023年10月22日 | ブログ

23万人のフォロアーを持つ人気女性ブロガー、ちきりんさん

のブログのなかで「毎日のアクセス人数が20人だったら書く

気がしませんか?」という問いかけがあった、実際ブログを辞

めてしまう人の中にアクセス数が少ないからというのが理由の

ひとつでもある。

 

「でも実際に20人があなたが毎日感じていることや考えたこ

とにじっくり耳を傾けてくれるなんてリアルではありえないで

しょう、だから20人ってリアルな人間と考えれば相当な数じ

ゃないですか?」

 

確かに彼女のいうとうりである、ネットやSNSの出現で激変し

たのだ、それが「つながり」に結びつくかというと難しいけれ

ど、自分を表現することは誰にとっても素敵なことだと私も思

う、たとえ20人であっても、そのなかで内容に共感してくれ

る人がいれば励みになるはずである、ブログは続ける限り誰か

が読んでくれている、私はそう信じている。

 

 

 

 


老後は誰もが不安だけれど

2023年10月21日 | 老後の生き方

老後について準備は万全と言える人は少ないのではと思う、多

くの人が抱える不安は健康、お金、特にお金の問題を考えると

年金生活者にとって年金の範囲で生活するのが理想であるが現

実には貯蓄を取り崩す人が多い。

 

年金生活でどのぐらいの赤字がでていくらで暮らせるか、赤字

が毎月5万円でも貯金で賄えればそれでOK、だめなら生活費を

減らすしかない、ただどんなにきちんとしていても不測の事態

で思わぬ出費がでることを覚悟しなければならない。

 

齢を重ねると不安材料を探したらキリがない、それよりも今を

どう生きるかを考えることが大切、短いスパーンで今日は体調

がいい、晴れて気分がいい、一瞬でも一日でも愉しいと思える

こと、それでいいと思っている。


物を贈る側の気持ちと贈られる側の気持ち

2023年10月20日 | 老後の生き方

結婚式で仲人をしてもらった夫の上司に毎年欠かさずお中元と

お歳暮を20年以上送っているが、やめるきっかけがつかめな

い、そのかたが定年退職してからも続けてるが奥様との会話も

形式的で品物だけのつきあいが続いており、そろそろ送るのを

やめたいという50代女性の投稿記事に注目した。

 

実は私たち夫婦の仲人も職場の上司だった、お中元、お歳暮を

25年間送り続けてたが確かに贈る側の当事者としては負担感

はあったことは確かであるが上司からも送られてきた、お互い

転勤が多く、会う機会もなかったので上司が定年退職したとき

に逡巡したけどやめることにした。

 

そして私が上司という立場になった時部下社員から仲人を頼ま

れた、今から30年以上前の話だが、彼から毎年お中元、お歳

暮が送られてくるが私からも当時の上司同様送り続けた、私が

定年退職したときに、もう気遣いはしないで欲しいと伝えたが

いまだに続いてる、送る側の負担感、贈られる側の負担感、ど

ちらの気持ちも理解できる、投稿記事を読んだ感想である。


死に向かって生きているから必死なのだ

2023年10月18日 | 老後の生き方

死は常に思いがけない形で襲い掛かってくる、いつどんな形で

やってくるかわかったものではない、人間は生まれた時から死

に向かっていきている、死に向かって生きているから必死なの

だという先人の言葉がある。

 

明日の保証を手にしている人など一人もいないし、今は元気に

暮らしていても明日のことは誰にもわからない、だから人の一

生は最後までわからないと思って生きるしかない。

 

人間死ぬときは死ぬ、余計なことは考えず、自分のやるべきこ

とをやる、残された時間は決して多くはない、未来の大きな夢

よりも毎日の小さな日常に喜びを見出して今日を愉しむ、死に

向かって生きているから必死なのだ。

 

先日、私と同じ1948生れの谷村新司さんが亡くなった、

美しい旋律と心に深く突きさす言葉、そして懐かしい時代に

誘ってくれる楽曲に癒された日々、同世代として悲しく残念

な思いでいっぱいである。


不安を感じたら今だけを考える

2023年10月16日 | 老後の生き方

何かの点で人より劣って、自分は駄目だと感じたときは、まず

人と比較するのをやめたほうがいい、要は自分に自信がない、

不安だ、しかし、その基準なんてどこにもない。

 

そんな自分がどう思われてるか気になる、いわゆる他人の目で

ある、他人が実際に見てるわけではない、ただ自分がどう見ら

れているのを気にしすぎているだけのことで、そのことで神経

をすり減らすことはない。

 

だからそんな自分を気にしなかったらまわりも気にならないは

ずだ、不安を感じたら今だけのことを考えたらいい、少しは生

きるのが楽になるというのが75歳の実感である。


70代夫婦の年金生活は月26万円

2023年10月15日 | 老後のお金

ある雑誌に掲載された70代夫婦の年金生活に注目した、夫78

歳、妻71歳、現在夫婦でマンション暮らしである、年金収入が

夫の厚生年金が21万円、妻の国民年金が5万円、合計で26万

円である。

 

1ヵ月の家計簿を見ると支出が31万円、その中で税・社会保険

料が5万円、住居費のなかでマンション暮らしのため管理修繕積

立金が4万円と大きい、さらに車を所有してるので駐車場、ガソ

リン代で1万5千円、そして娯楽費が5万円、この中には旅行の

予算を入れてる、不足分の5万円は貯金を取り崩している。

 

そのほかに大きな支出として3年間で両親の遠距離介護費用(両

親の入退院、リハビリ、介護施設選び等)が300万円、台所の

リフォーム代で200万円については貯金を取り崩している、こ

う見ると定年退職した平均的なご夫婦で年金生活者としては恵ま

れてるといえる、旅行が楽しみというご夫婦、両親の介護も終わ

り、これから娘さん家族との交流も楽しみかもしれない。

 


定年後の生活12年を振り返って

2023年10月14日 | 老後の生き方

定年後の人生に不安を抱いてる人は多い、その証拠に定年や老後

に関する本は売れている、その本に書かれてる内容の大半は同じ

ようなことである、例えば定年退職で会社をやめると社会との繋

がりが切れる、そして何もしないと老いる、だから仕事を続けな

さい、趣味を持ちなさい、ボランティア活動をしなさい等提唱す

るものばかりである。

 

さらに社会との繋がりがないとお金があって健康でも充実した老

後とはいえないと断言してるものもある、しかしこのような本を

書いてる人達は現在働いてる人達でなにもしないで隠居してる人

はいない、さらにいえば定年退職の経験がない人達が多い。

 

だから老後に関する指南書に振り回されることはない、何をする

のかは人それぞれ、自分なりの定年後を生きればいいというのが、

定年後12年を経験した私の実感である。


40代後半女性の悩み「認知症の義母の介護が苦痛」

2023年10月13日 | シニア女性の悩み

一緒に暮らす80代の義母が認知症を患ってるが介護が苦痛だ

という40代後半女性の悩み相談記事に注目した、夫と義母、

重度の障害がある長男、高校生の次男の5人暮らし、きちんと

義母の介護をこなしてるつもりだが、夫の姉に罵声を浴びせら

れることがあるという。

 

さらに義母と同居する以前に夫の姉は義母の預金を下ろし、持

っていったまま、はらわたが煮えくりかえる思いでそんな毎日

を送る自分自身に嫌気がさしてるという相談内容だった、それ

対し「義母の介護が苦痛」なのは重荷に耐えかねた体の悲鳴

です、義母は義姉にとって実の母親、経済面や実際の介護で夫

を通して援助を依頼していいのでは回答している。

 

義母の介護に感謝どころか罵声を浴びせられたこと、義母の預

金を下ろして返却もしない義姉にたいする怒りと嫌悪感が大き

な要因に私には思える、今は「嫁が介護するのが当然」という

時代ではない、介護を誰がするか、費用は、施設の入居は、回

答者がいうように夫の協力なしでは進まない深刻な問題である。


高齢者は年金だけでは暮らせない現実を知っている

2023年10月12日 | 老後のお金

高齢夫婦の場合、公的年金だけでは毎月の赤字額が5万円、30

年で約2千万円の金融資産の取り崩しが必要となるいう金融庁の

報告内容、いわゆる老後資金2千万円問題が4年前論議を呼んだ。

 

30年で2千万円不足になるという報告はあきらかに乱暴すぎる

し案の定国民に不安と誤解を与えた、個人の貯蓄、就労、家族構

成など総合的な判断が欠落しており、いかにも有識者の机上の計

算だった。

 

毎月の赤字額が5万円の根拠は公的年金の収入が月額22万円、

支出が27万円で月5万円が不足するというものである、しか

高齢者3619万人の6割の人が月額10万円未満の低年金

か受給してないのが実態である。

 

さらに70歳以上で金融資非保有が31%、さらに500万

円未満となると約半数である、金融庁の出したモデルケースと

乖離してる高齢者がいかに多いかということである、年金だけ

では暮らせない現実を知ってるのは有識者ではなく年生活者

であることは間違いない。

 

 


我慢しない生き方ができることに感謝

2023年10月11日 | 生き方

雑誌プレジデントの特集「我慢しない生き方」は興味深い内容

だった、我慢をやめるだけで人生劇的好転とインパクトのある

メッセージがあったが、齢を重ねていくにつれてやりたいこと

を我慢することがふえていくのが現実である。

 

お金、健康、人間関係、特に対人関係で気に入らない人とうま

くやろうとしたら自分の態度を変えるしかない、我慢が生きて

いくうえで基本の心構えと思い現役時代を私自身過ごしてきた、

我慢することで生活できる、あれも買える、旅行にもいけると

思ったものだ。

 

リタイヤしてからは無理することがなくなった、今は自分の弱

さを素直に認められる、思いどうりの人生を歩んできたとは思

ってないが、今は我慢しない生き方ができる、このことに感謝

したい。