昨年読売新聞朝刊に「娘の闘病ブログ支えに」というタイトルで
寄稿した74歳主婦の方の記事に心打たれた、一昨年46歳とい
う若さで亡くなった娘さんが悪性リンパ腫と宣告されて娘さんが
始めたブログ(悪性リンパ腫寛解めざして)、治療の内容、病気
になった戸惑い、不安と恐れ、家族への思いを綴った闘病ブログ、
多くのブログ仲間からの優しい励ましと体験談、新しい治療法な
どが寄せられたという、娘さんは元気づけられ慰められたが「応
援ありがとうございます」という一昨年7月の書き込みが最期と
なり46年の人生を終えた。
その後亡くなったことをブログで知らせるとたくさんの暖かい言
葉が届いたことに感銘をうけたご両親、娘さんを亡くした悲しさ、
悔しさから立ち上がろうとしてる決意とブログ仲間への感謝の念
が込められてる新聞記事であった。
ブログなんて縁のないものと思っていたご両親、かけがえのない
記録となったブログから力をもらったこと、そしてこのブログが
ご本人が亡くなっても閉じられることなく閲覧してる人が今だに
いるという現実、新聞の寄稿でブログ名を公表したことで多くの
人に閲覧して欲しいという遺族の願いがきっとあるのではと思う、
現に私同様新聞経由でブログを閲覧し書き込みしてる人がいるこ
と、それだけブログの力を感じるとともに心に響く内容の記事に
感銘を受けた。