団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

今年最後のブログは「カントリーロード」

2020年12月31日 | 音楽

親しみやすい曲調と繊細で情感あふれる歌詞、最大のヒット作

「カントリーロード」を唄ったジョンデンバー1943年生れ、

生きていれば75歳、残念ながら1997年自ら操縦していた

飛行機の墜落により事故死した。

 

この曲は1971年に発売、私が社会人1年生で23歳の時、

学生時代の自由さと社会人の窮屈さのギャップで悩んでた時期

でもあった、今振り返ると大したことでもなかったと思うが当

時の私にとっては大きな問題であった。

 

そんな時にラジオから聞こえてきたのが「カントリーロード」

カントリー調のこの曲が気にいった、さっそくレコードショッ

プで購入し何度も聴いたものだ、この「カントリーロード」が

哀愁おびてなぜか学生時代に戻れたような感じになり救われた

気がした、今年最後のブログお気に入りの今でも心に響くなつ

かしい一曲で締めくくりたいと思います。

 

 

 

 

John Denver - Take Me Home, Country Roads (Audio)


コロナ禍の1年を振り返って

2020年12月30日 | 生き方

もうすぐ2020年も終わろとしている、新型コロナウイルス

感染拡大で社会の存在も歴史すらも変わるような年だった、

さにコロナで始まりコロナで終わる1年といえるだろう。

 

コロナで日常が変わった人も大勢いるかと思う、私自身は定年

退職後人との交流は激減したので日常生活が変化したという実

感は正直あまりない、ただ春に母が亡くなったことが私にとっ

て大きな出来事だった。

 

2年前に認知症になりひとり暮らしから高齢者施設に入居、そ

大腸がんに罹患、亡くなる2ヵ月前は痛みで苦しんだもの

の最後は病院で静かに息を引き取った、コロナ禍で身内だけの

葬式、その後手続き関係で、市役所、銀行、年金事務所、法務

局と駆けずりまわり、空き家となった実家の解体、売却とあわ

ただしい1年であった。

 

母が亡くなっての喪失感と葬儀、実家の処分を完了した解放感

心の中で何度も往復するなんともいえない気持ちが渦巻いた

この1年、世の中が大きく変わった2020年、決して忘れら

れない年になると思っている。


ブログのアクセス数は気になるけれど

2020年12月29日 | ブログ

ブログ開設5年目、なんとか毎日更新することを目標にした4年

、小さなことかもしれないが、この小さな行動こそ大切で私の

目標でもあり張り合いだった、際毎日更新することは思のほ

か難しいというのが実感である。

 

 

ブログを始めた理由は人それぞれ違うと思う、私の場合は定年後

の生活、老後の生き方、夫婦のありかた、年金、介護、そして社

会で問題になってることを自分なりの視点発信したいと思って

始めたのがきっかけである。

 

そして書き手として気になるのがブログのアクセス数、この1年

間の平均アクセス数を見ると1日のアクセス数は約6000件、

1日のアクセス人数は2300人と前年より少しでも増加してお

り、そのことが励みになってることはたしかである。

 

 

ただ私自身ブログを持つことで大切にしてることは、ふだん自分

の考えていることや感じたこと表現できれば、それでよしとい

う思いがあり、そういう意味でブログを続けることは私にとっ

て自分を支えるもの、して自分と向き合う時間であると思って

いる


悩みのない人生なんてない

2020年12月26日 | 生き方

他人から見て仕事や家庭がうまくいって幸せそうに見える人、悩

みや愚痴など無縁にみえる人、他人は勝手にこの人はこういう人

と判断しがちなものだ、しかし生きて生活している限り悩みや苦

しみからまったく無縁の人なんているはずがない。

 

悩みというものがこの人生から消えてなくなってくれたらどんな

にいいだろう、そう思ってる人が大半であるはず、それでも多く

の人は悩みに直面したとき、自分とむきあい、そこから人生を学

ぼうとする、だから人生の問題というのは生きてる間、悩み続け

てもいいと思う。

 

答えなんかそう簡単に出せない場合もある、その場合は無理に決

めなくてもいいはず、私なんか72年生きてきていまだに悩み続

けて答えの出せない問題があるけれど焦らない、悩んでるうちに

人生終わってしまうかもしれないが、その時はしょうがない、そ

れでも悩みを通して新たな自分を再発見することがある、そんな

悩みのある人生を受け入れて前向きに生きたい。


人生は楽しいだけのものではないけれど

2020年12月25日 | 生き方

人生は決して楽しいだけのもではない、そんなことは誰でも知っ

ている、正直悲しいこと、苦しいこと、色褪せたこと、魅力のな

いことの連続、しかしその味気ない人生のなかにも必ず生きる意

味が見つかるときがくるものである。

 

自分は何のために生きているのか、何をしたいのか、何をして生

きていくべきなのか自分自身と向き合い自分に問いかけながら人

生を学んでひとりの人間としての自立を目指して私自身生きて来

た。

 

実際人生は考え方で大きく変わることがある、人生なるようにな

ると腹をすえて与えられた条件のなかで最善を尽くしていれば迷

うことはない、人生は楽しいだけのものではないけれど、人生を

楽しくするのもつまらなくするのもすべては自分次第であること

は間違いないような気がする。

 


友人とのつながりは変化する

2020年12月24日 | 人間関係

人間関係は仕事関係も含め蜜月期を迎えることがある、そしてそ

れは例外なく、熟して落ちる果実のように自然と終わるような気

がする、そして記憶は日々に紛れてしまうものである。

 

5年、10年、いや20年も会ってない友人は懐かしさよりも、

ぜか居心地の悪さを感じるもの、かつてはお互い必要な存在だ

たのに急速に色褪せてお互い必要としてないことがわかるもの

ある。

 

友人とのつきあいで大事にしてることは共感し、肯定し、同調す

る、そして自分の考えを相手におしつけない、そういう距離を置

いたつきあいを心がけている、それでも年月の経過が友人とのつ

ながりを変えていくものだなあと痛感する今日この頃である。


下流老人にならないためには

2020年12月23日 | 老後のお金

下流老人とは生活保護基準相当で暮らす高齢者、およびその恐れが

ある高齢者でいわゆる普通に暮らすことができない下流の生活を強

いられる老人のことと言われている。

 



実際急増する下流転落、貯金1000万円でも生活困窮に陥る可能

があり65歳以上の相対的貧困率(税金、社会保険料を除いて月

10万円で暮らす人)の高さ、生活保護世帯89万世帯からも今後

増える可能性があると予測されている。

 


以前NHKTVの老人漂流社会「親子共倒れを防げ」を見ても悲惨

ある、親の介護で仕事をやめたけど親の年金が8万円ほどで生活

できなく、介護の疲れ、生活苦で病死、残された親が自宅で凍死と

まさに悲惨なケースである、お金がすべてではないけれど、お金が

あれば不幸をある程度回避できることは確かである。



 

下流老人に陥るケースとしては、サラリーマンであれば定年退職後

収入減少(国民年金のみ)、持ち家がなく賃貸で毎月の住宅費が

かかる、もしくは持家があっても定年退職後もローンが残ってる、

生活レベルが現役時代と変わらない(付き合い、趣味等)、貯蓄が

少ない等が挙げられてる。

 



高齢者3600万人のうち下流老人といわれる人が予備軍含め推定

600万人~700万人といわれる、そこで下流老人にならないた

めには、定年後も働く、住宅ローンは定年まで払い終える、生活を

ダウンサイズする等を早めに考える必要があると思う。


ほめられることで元気になれる瞬間

2020年12月22日 | 人間関係

長く生きていると自分なりの考え方や価値観が構築されているも

のでそれはゆるぎないものになっている、たとえ〇〇が正しいと

諭されても素直に従えないものである、理屈でなく感情の問題で

ある。

 

だから私たちが人から理解された、認められたと思うのは、ほめ

れたときかもしれない、人にほめられると自分を理解したと思

いやすい、ましてや共感し肯定してくれる人がいる時の空間は心

よいものだ。

 

もちろんお世辞ではなく心の底から思ってくれなきゃ意味がない

けれど、実際ほめられることで元気になれる瞬間は誰にでもある

ではないかと思う。


就労しない高齢者も幸せに

2020年12月21日 | 定年後の生活

65歳で会社を辞めた男性「就労しない高齢者も幸せに」という

記事が新聞に掲載されていた、65歳で会社を辞め、時々仕事を

しない寂しさを感じる、でも持病を抱える奥様の介護に専念する

ことにした、収入減はやむを得ないが奥様の介護ができる幸せを

感じながら少しでも長く一緒の時間過ごしたいと思うという心温

まる内容であった。

 

現在65歳以上の人口は3,600万人で総人口の28.4%、

実際60才を過ぎても多くの人が働いている、65歳~69歳で

44%、70才~74歳で27.2%と確実に増えている、内閣

府が60代で現在働いている人に「あなたは何歳ごろまで収入を

伴う仕事をしたいですか?」というアンケートを実施したところ

約8割の人が65歳を過ぎても働きたい意欲を持ってるという回

答結果が出ている。

 

その一方で働きたくても働く場所がない、本人もしくは家族が闘

病してて働けない、また定年まで働いたので贅沢しないで老後を

楽しみたい、人それぞれである、65歳超での就労は一つの選択

であり、就労しない人もいることを前提に、そうした人が肩身の

狭い思いをしない、そんな社会であってほしいという冒頭の男性

の意見に賛同する人も多いのではないかと思っている。


孤独を前向きにとらえていきたい

2020年12月20日 | 孤独

私たちは一人で生まれ一人で死んでいく存在、死ぬときは一人、

う考えると孤独は人間がみんな背負ってる当たり前の状況で

ある、孤独でない人間などこの世に一人もいない。

 

孤独でつらいという人はもしかしたら、その人のなかに孤独で

あってはならないという思い込みがある、どちらかというと孤

独はマイナスのイメージがあるのかもしれない、だから孤独に

むきあおうとしない、いつも誰かと群れずにいられない、頻繁

にメールや電話で誰かと繋がることで安心感を得る。

 

しかし私たちは映画を観るのも本を読むのも食べることも一人

である、一人であることが不幸なのではなく一人であることに

耐えられないことが不幸のような気がする。

 

一人でいる時空が最も心が安らぐことだってあるはず、だから

一人としての充実をきちんとみつめないと何も始まらないし、

かといなければ幸せになれないわけではない、そう考えると

独を前向きに捉えて生きる事こそ大切だと私は思っている。