団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

人間は孤独だと思っていれば

2024年07月17日 | 孤独

人との出会いは刹那的なもので、どれだけ親しくなっても別れ

がくることがある、同じ問題を抱えてる同士でつながっていて

も、その状況が変われば自然と離れてしまう、それは人間本来

の姿かもしれない。

 

最初から人間は孤独だと思っていれば、たとえひとりぽっちに

なったとしても狼狽えることはない、孤独が嫌だから無理して

この齢で嫌な人と面倒な交際をするよりは自分のやりたいよう

に生きた方が気楽。

 

老後の生きかたで大切なのは孤独を選ぶのも人と関わって生き

ることを選ぶのも自分次第、どんな形で人生を終えたら後悔が

少ないか、自分に合う生き方をしっかり考え自分に合う道を歩

くのがベストだと思っている。


老いは孤独と隣り合わせ

2024年02月19日 | 孤独

老いると病気になること死ぬことから逃れることはできない、

そして老いは孤独と隣り合わせでもある、私の両親の晩年が

そうだった、少しずつ無気力、無関心、無口、無感動になっ

た、大好きなテレビも新聞もみなくなった。

 

まさに認知症の前兆だった、そこから壊れていく親の姿に、

なす術もなかった、だから他人の介護を受けざるを得ない老

人と日常の生活をなんとか自分でできる老人との差は雲泥の

差があることを知った。

 

人間いつかは死ぬ、それ以上のことは誰にもわからない、み

んなひとりひとり違う道を歩いている、両親が認知症だった

だけに不安はあるけれど生きてみなければ明日のことなどわ

からない、老いは孤独と隣り合わせ、それでも今はただ残り

の人生を精一杯生きることに集中するだけだと思っている。


孤独であることは悪いことではない

2024年02月11日 | 孤独

雑誌プレジデントの特集「ひとりで生きる老後戦略」の中の

読者アンケートで「ひとりでいることは好きですか」という

質問に約9割の人が好きですと回答しているが、果たしてそ

んなに多だろうか?

 

一般的にはみんなでわいわい楽しくやろうという人が多数派、

そういうのを嫌うのが少数派である、そういう人を無理に誘

て仲間にいれようとする同調圧力、会社でも飲み会に誘わ

たら自分ひとりだけ断るわけにいかない、同僚たちが雑談

盛り上がっていたら自分もかかわらないと協調性がないと

われるといった居心地の悪さ、嫌われてもいいじゃないか

いうのはリタイアした今だから言えることかもしれない。

 

仕事を辞めれば友人がいなくなるのは自然の流れ、友人がい

いことは決して恥ではない、友人がいない老後は不幸だと

いうのは世間の思い込み、必要のない友人はわざわざ増やす

ことはない、人数が増えれば自由はそれだけ制限されるし、

相手が誰であってもで気を遣うことになる。

 

孤独はみじめめなのではなく、孤独はみじめだ思い込んでる

人の固定観念に原因があるからだと思う、だから孤独を肯

定する気持ちがあれば孤独であることは決して悪いことでは

ないというのが76歳の私の実感である。

 


孤独のとらえかたは人それぞれ

2023年08月07日 | 孤独

どこにいてもどの集団にいても、そこに自分が心からしっくり

こない、いつも居心地の悪さを感じる時がある、集団の中で本

当の自分でいることのむつかしさを感じる瞬間である

 

周りにあわせるくらいなら一人でいるほうが何倍も愉しく充実

してるものだ、気分転換は自分ですればいい、そのためには一

人で過ごしても寂しくない、心が壊れないでちゃんと生きてい

ける、そういう強靭さが求められる、孤独がこわくて生きてい

けるかという覚悟である。

 

孤独かどうかは本人の心の持ちよう、大勢に囲まれていても

独を感じる人もいれば、たった一人で生きながらも、心の中で

誰かと繋がっている人もいる、そう考えると孤独のとらえかた

は人それぞれのような気がする。


孤独になるのは自然なことだけれど

2023年04月01日 | 孤独

私たちの悩みというと人間関係から起こることが多い、ひとり

になることを恐れ、他者とつながろうとする結果、痛みを感じ

ることがあるものだ、孤独は寂しいもの、惨め、協調性がない、

群れて友人を多く持つことこそ幸せというのが多数派の意見だ。

 

本当は家族がいても、人間はひとり、人が孤独になるのは自然

なことのような気がするが集団のなかでは少数派の意見として

なかなか受け入れられないものだ、だから孤独が大好きなんて、

なかなか人前ではいいにくいのも確かである、

 

 

孤独を選ぶのも群れて生きることを選ぶのも、その人次第、自分

にとってどのような状態が幸せで、どのような形で人生を終えた

ら後悔が少ないかを考え、より自分に合うと感じた道を歩くのが

ベストというのが私の実感である。

 


ひとりの時間が大切だと思う時

2023年02月02日 | 孤独

ひとりでいることで安らぎを感じる人もいる、ふたりでいて安

ぐ人もいる、群れていることで安らぎを覚える人もいるだろ

う、ただしそれは状況によって人それぞれ違うもので決して不

動の価値観ではないと思う。

 

 

私は好きなことに熱中する時間が一日のなかに一時間でも二時間

でもあればいいい、自分と向き合い自分の本質を見つけるために

ひとりの時間は重要な宝だと思ってる、人とのつきあいも大切で

あるが今の生活でひとりの時間とひとりの空間は私にとって大切

なものである。

 


ひとりで生きる時代がやってくる

2022年12月06日 | 孤独

男女とも未婚化が進み2030年には30代以上の単身世帯数

は約1600万人、中高年男性の4人に1人は一人暮らしと予

想される時代になるという、あえて結婚しなくても収入面で多

少恵まれてるならシングルでもという若者が多いということも

確かである。

 

人間は大きくわけて、一人で過ごす時間を大切にするタイプと

人と群れることを大切にするタイプの二つに分けられる、だか

ら自分は人といるのが、どの程度向いてるのかを見極める必要

がある、どちらのタイプかは生まれながらの性格もあるだろう。

 

未婚化の加速と高齢者にとって配偶者の死亡で超単身世帯が到

来することは間違いない、そういう意味ではシングルに限らず

既婚者にとっても、ひとりで生きるということは大切な問題で

ある、そのためにも孤独の時間になれておくことは必要だと思

っている。

 


孤独を恐れる必要などない

2022年12月03日 | 孤独

「人間は一人で生まれて一人で死んでいく、最初から人間は

独だと思っていれば、たった一人ぼっちになっとしても、

たえることはない」これは昨年99歳で亡くなった作家の瀬

寂聴氏が生前語っていた言葉である。

 

私たちの悩みの多くは人間関係である、一人になることを恐れ

他者とつながろうとする結果、痛みを感じるものである、どん

なに親密になっても、いずれ必ず別れがくる、人が孤独になる

のは自然なことであるような気がする。

 

実際孤独は長い人生で誰にも必ずやってくる、孤独のない人生

なんてない、それでも誰にも気兼ねなく、誰にも気をつかわず、

一人の時間を楽しむ感覚を大切にしたい、だから孤独を恐れる

必要などないというのが74歳の実感である。


孤独が寿命を縮めるのは本当だろうか?

2022年11月14日 | 孤独

孤独が寿命を縮めるということはよく言われることである、孤

独を感じることで血管系疾患のリスクを高めたり免疫力の低

を引き起こすというのが通説である、それでは他人と一緒に生

活すればいいかというと必ずしもそういうことでもない。

 

人とのつながりと健康との関係を研究している専門家によると、

孤独がさまざまな健康リスクを高めることは多くの研究によっ

て示された確固たる事実、ただ絆が強すぎる地域では周囲のル

ールや慣習に従わないといけないという同調圧力がある、それ

がストレスとなって悪影響を及ぼし、抑うつの発生率や死亡率

が高くなるというデータもあるという。

 

実際孤独が長寿につながるというデータを検証してみると、同

居ならやらない買い物や家事をやることで生活にメリハリがで

る、面倒な交流をしなくてもいいということで対人関係のスト

レスがないことも充実感に繋がり長寿につながるのかもしれな

い、そう考えると孤独が必ずしも寿命を縮めるわけはないと言

うのも納得できる。


ひとりでいることが不幸なのではない

2022年09月06日 | 孤独

友だちはいたほうがいい、それでも心理的負担になるような友

だちなら、いないほうがいい、今は友だちがいなくても生きて

いける時代、ネットがあるし、それなりにどこでも誰ともコミ

ュニケーションをとることができる。

 

私たちは小さい頃から群れることはいいこと、ひとりいるこ

とは駄目と教えられてきた、だから家の中にばかりいると、

に行ってみんなと一緒に遊びなさい、仲間外れにされないよ

にしなさい、協調性が大切だよと言われてきたし、私自身自

の子供に対してもそんな教育をしてきた。

 

しかしそんなみんな仲良くなんて、たやすいことでないと大人

になると誰もがわかってくるものだ、それでも群れることが好

きで仲間が欲しい、徒党を組むことが楽しいという人もいるし、

ひとりの時空が最もやすらぐという人だっている、人それぞれ

である、だからどちらがいいなんていうことはない、群れるこ

とが幸福、ひとりでいることが不幸なのではない、不幸なのは

ひとりでいることに耐えられないことだと、この齢になって、

やっとわかったような気がする。