羽生結弦が5年前世界フィギィアで歴代最高点で大逆転優勝し
たのが5年前、そのことを「羽生結弦のコメント力」というタ
イトルで当時書いたのを読み返してみた、「負けた悔しさやミ
スした自分への怒り、そういうものがあるから頑張れるかも」
「自分に限界を作らず練習に励んできた」等取材に対するコメ
ント、冷静に自己分析した言葉、羽生結弦22歳の時である。
それから5年、怪我に悩まされ北京に乗り込むまでの間は地元
仙台市のアイスリンク仙台で直前までの練習、コーチもいない
孤独な戦い、そして本番ショートでの不運、4回転半の挑戦、
メダルは逃したものの挑戦する姿勢は王者の貫禄、高い評価を
得たことは周知のとうりである。
そしてエキシビションでの「春よ、来い」全身全霊こめた迫真
の演技、やはり羽生結弦の演技は美しい、世界中の人に感動を
与えた、冬から春へ、コロナの終息、被災地への思い、闘病し
てる人への思い、つらい思いを抱えてる人への思い、色んな思
いを込めたメッセージだからこそ演技に涙した人、勇気をもら
った人、立ち直ろうとした人が大勢いたことは素晴らしいこと
だと思っている。