団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

羽生結弦「春よ、来い」に込めた思い

2022年02月23日 | スポーツ

羽生結弦が5年前世界フィギィアで歴代最高点で大逆転優勝し

たのが5年前、そのことを「羽生結弦のコメント力」というタ

イトルで当時書いたのを読み返してみた、「負けた悔しさやミ

スした自分への怒り、そういうものがあるから頑張れるかも」

「自分に限界を作らず練習に励んできた」等取材に対するコメ

ント、冷静に自己分析した言葉、羽生結弦22歳の時である。

 

それから5年、怪我に悩まされ北京に乗り込むまでの間は地元

仙台市のアイスリンク仙台で直前までの練習、コーチもいない

孤独な戦い、そして本番ショートでの不運、4回転半の挑戦、

メダルは逃したものの挑戦する姿勢は王者の貫禄、高い評価を

得たことは周知のとうりである。

 

そしてエキシビションでの「春よ、来い」全身全霊こめた迫真

の演技、やはり羽生結弦の演技は美しい、世界中の人に感動を

与えた、冬から春へ、コロナの終息、被災地への思い、闘病し

てる人への思い、つらい思いを抱えてる人への思い、色んな思

いを込めたメッセージだからこそ演技に涙した人、勇気をもら

った人、立ち直ろうとした人が大勢いたことは素晴らしいこと

だと思っている。


大谷翔平の活躍は楽しみ

2021年07月16日 | スポーツ

大谷翔平を初めて見たのは今から9年前、高校野球夏の岩手県大

決勝戦、花巻東高校の相手は盛岡大付属高校、15奪三振を奪

快投だったが味方のエラーも重なり敗戦、甲子園への切符を逃

した、大谷翔平18歳の夏だった。

 

それから日本ハム、大リーグのエンゼルス、9年後の今年は周知

とうり大活躍、打って、投げて、走って、野球少年みたいに楽

しそうに野球に取り組んでる、今までの日本人選手と明らかに違

う、爽やかで悲壮感がない。

 

コロナ禍で明るいニュースがないなかで、大谷翔平の活躍を楽し

みにしてる人は多いはず、私もそのひとりである、テレビのニュ

ースキャスター、コメンテーターも大谷の話題になるとみんな嬉

しそうに話す、益々の活躍を期待したいものだ。


無名でも頑張っていれば誰かが見ている

2017年07月22日 | スポーツ

「無名でも頑張っていれば誰かが見ている」この言葉は夏の甲子

園大会の地方予選が始まる前に朝日新聞の取材で楽天の岸投手が

語ったものである。

 

仙台市の中学3年だった岸投手が選んだのは野球で無名ともいえ

宮城県立名取北高校だった、甲子園にははるか遠い存在、3年

生の宮城県大会、1回戦無安打無得点の好投で勝利、その投球を

観戦していた東北学院大学の監督の目にとまる、たまたま監督の

息子さんが相手チーム主力で応援に来ていた、まさにこの偶然が

岸投手の野球人生を大きく左右することになる。

 

高校卒業後、東北学院大学に進み春の仙台六大学で18年ぶりの

ーグ優勝、そして西武ライオンズに入団9年間在籍、その間2

008年の日本シリーズで優勝、MVPを獲得している。

 

「野球は本当に何が起こるか、どこで伸びるかわからない、誰か

見てくれるんだと思います、そして運よくプロ野球の世界にいま

す」という岸投手、今年から野球を始めた原点の仙台に戻り、好調

楽天の投手の柱として頑張ってる姿を同じ仙台に住んでる者として

応援にも力が入る今日この頃である。


忘れられないスポーツ観戦「仙台の奇跡」

2017年05月16日 | スポーツ

 スポーツを観戦して気にいったチームやアスリートを応援してると

自分の気持ちも重ね合わせ競技に参加してるような状態になること

がある、そんなスポーツ観戦で私にとって忘れられない思い出があ

る。

 

今から12年前、2004年女子バスケットボールがアテネ五輪の

出場がかかったアジア選手権である、予選で1勝しかできず苦戦し

ていた日本が準決勝で韓国に前半リードを許していた、しかし延長

戦に持ち込んだ末に逆転勝利し、2大会ぶり3度目の五輪切符を手

にした。

 

この試合の会場が自宅から近い仙台市体育館であった、夜7時から

行われるこの試合五輪出場がかかってるだけに会場も盛り上がり観

客も一体感があり、ましてや一進一退の攻防そして大逆転、会場の

ボルテージは最高潮、これほど感動したことはなかった。

 

この試合こそいまだにバスケフアン及びマスコミの間で「仙台の奇

跡」と語り継がれてるのが納得できる、スポーツの魅力は選手が果

敢に挑戦しベストを尽くす姿をみるだけで自分も前向きな気持ちに

なれるもの、そして勇気をもらえる、12年たっても色あせない私

にとって忘れられないスポーツ観戦ベストワンである。


羽生結弦のコメント力

2017年04月03日 | スポーツ

世界フィギユア、圧巻の演技で歴代最高点での大逆転優勝、羽生結弦

22歳文句なしの実力とメンタルの強さを改めて感じる演技に感動

した一人であるが、もう一方で彼の取材に対するコメントが素晴ら

しい。

 

過去に負けた次の試合に対して「負けた悔しさやミスした自分への

怒り、そういうものがあるから頑張れるのかも」また完璧な演技が

続いたときの心境「完璧に出来たからこそ次に出来なかったときの

失望感が怖かった、ファンや周囲の皆さんを失望させてしまうとい

う思いもあったし、同時に自分自身が感じる悲しさとか虚無感、む

なしさ、そういう気持ちを考えると怖かったし不安だった」と答え

てる。

 

今回の優勝のコメントでも「演技内容を忘れるぐらい、ひとつひと

つ集中してやれた」さすがに「自分に限界を作らず練習に励んでき

た」成果を遺憾なく発揮し王座に返り咲いた自信の言葉である。

 

言葉というのは、まさに人間の表情である、しかし22歳の若者と

は思えない、冷静に自己分析した言葉は今までにないアスリートで

ある、そして人生哲学を感じさせるコメント力に魅力を感じる。

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