団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

年金世代夫婦「夫婦だなあ」と思うのはどんな時?

2019年10月31日 | 夫婦

年金世代夫婦を対象にした雑誌のアンケートで「夫婦だなあ」と

思うのはどんな時?の回答を見ると成程と思うものが多い。

 

■ わたしのことを心配してくれるとき(妻 62歳)

■ 子供、孫の話題になったとき(夫78歳)

■ 娘の言動に対して感じ方が夫と同じ(妻65歳)

■ 一緒に旅行しているとき(妻70歳)

■ 冠婚葬祭があったとき(夫62歳)

■ 一緒にいて気にならない(夫68歳)

 

やはり長い結婚生活、夫がリタイヤして夫婦が共有する時間が多

くなる、当然夫婦の役割を分かち合う必要が出てくる、そこには

お互い、支え合いそして精神的なつながりが求められると思う。

 

 

 


定年後は人それぞれの価値観で生きればいい

2019年10月27日 | 定年後の生活

楠木新氏の「定年後」は20万部のベストセラーである、サラリ

ーマン出身である楠木氏の価値観に共感を覚えた人も多いし、ま

たそれだけ定年後の生活に関心を持ってる人が多いことも事実で

である。

 

「人や社会とのつながりがなければ仮にお金があって健康だった

としても充実した老後とはいえない」楠木氏の持論でもあるこの

言葉に共感した人も多いと思う、しかし、すべての人が老後の生

活が保障れてるけではないだけに、まずは最低限のお金と健

があれば生きがいにこだわらないという高齢者もいるはずであ

る。

 

人の価値観は千差万別、一概に良い定年後、悪い定年後とはいえ

ない、現役時代と違って他人の目を気にすることはない、だから

定年後はそれぞれの価値観で生きればいいと思っている。

 


定年後変わりゆく街の風景とともに

2019年10月26日 | 定年後の生活

街はどんどん知らない顔になる、ビルができテナントが変わり、

ったものがなくなり、新しいものが現れる、以前あったその風

景を思い出すと一瞬心のなかに灯りがともる、その灯りがどうし

ようもなく懐かしい時がある。

 

そんな変わりゆく街の風景を見たくて時々街中に出て刺激の風に

かれるのが好きだ、コーヒーショップや本屋でそしてCDショッ

プで時間を過ごす。

 

雑踏のなかで耳にする人々のさりげない会話、そこには人間や社

会の濃やかな景色がみえてくる、この街で生きていると実感でき

るひと時である、定年退職後8年半、そんなひと時を大切にした

い。

                                                                       

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運転免許証はいつ返納すべきか?

2019年10月18日 | 老後の生き方

NPO法人高齢者安全運転支援研究会理事長の岩城和紀元氏の「運

免許証、いつ返納すべきか?」という雑誌の記事に注目した、

現在運転免許保持者数は8230万人、70歳以上が1130万

人、13.7%を占めている、そのうち危険と感じ、もしくは家

族のすすめもあって自主返納した人は37.6万人に上っている。

 

 

又昨年度に発生した車やバイクの死亡事故を見ると75歳以上が

460件、75歳未満が3000件である、このデータをどう見

るか、ただ岩城氏がいうように最近の高齢者の交通事故をマスコ

ミがすぐに認知機能に原因があるかのような報道しがちなのは違

和感を覚える。

 

 

大切なのは具体的にどこが危険なのか、見るポイントしてブレ

ーキを踏むタイミングが遅くないか、ブレーキを踏む場面アク

セルを踏むようであれば要注意、ブレーキ力がひとつのポイント

として指摘している。

 

 

また運転をやめた人はやめなかった人よりも要介護状態になる確率

8倍近く高いデータがあるという、日々の生活に緊張感を持たせ

るという意味でも高齢者にとって脳の活性化につがながる重要な役

割を果たしてるという専門医もいるというのは意外であった。

 

 

いずれにしてもいつ返納すべきか?人それぞれ違うかもしれないが

安全危険の境界線といわれるブレーキ力を私自身見極め考えたいと

思う。


台風19号の残したものは

2019年10月15日 | 災害

今回の台風19号は今までとは違った、気象庁が早い段階で警戒

を呼び掛けていたものの54人死亡、17人行方不明、家屋の損

害を含めると台風19号の残した爪痕は大きい。

 

この記録的な豪雨が関東だけでなく東北まで押し寄せた、日中は

普通の雨が夕方から風雨とも強くなり、一夜明けたら私が住んで

る仙台市から車で約1時間半の丸森町が阿武隈川の氾濫で中心部

の町役場はじめ住宅が浸水、14日現在も、水が引けない状況で、

ヘリコプター、ゴムボートを使って住民の救助が続いてる。

 

停電、断水、トイレ、風呂、洗濯機も使えない、さらに泥だらけ

の家財、茫然と立ち尽くしてる人、悲しみに耐えてる人、水、食

料も不足、交通、宅配にも影響が出てる状況は8年前の東日本大

震災と重なり心が痛む。

 

自然の猛威に人間は無力である、数日前までは被災した人たちは、

まさか自分たちがと思ったとして不思議ではない、これからの日

本は温暖化のせいでスーパー台風なみの豪雨を覚悟しなければな

らないのだろうか?今は被災されたかたが一日も早く平穏な生活

を取り戻すことを願うばかりである。


定年後は他人の評価に振り回されない

2019年10月13日 | 定年後の生活

「うまくいってる人の考え方」という本のなかで、自分に正直に

なる、人に好かれるために無理に自分を変える必要がないと書

れてる、実は私たちは世間の評価を気にしすぎるあまり他人の

価をまともに受けとめる傾向がある。

 

私自身現役時代そうであった、他人が自分の性格、行動を正当に

価していると錯覚してしまう、しかしそれはその人が自分を基

準に他人を判断、だから自分に対する他人の評価が間違ってるこ

とが多いものである。

 

もしかしたら、その人の価値観、人生観からくるものが多いかも

れない、ただ他人の評価を気にしていると他人の人生を生きる

ことになる、実際自分のことを知っているのは自分自身、自分を

変えることができるのは自分しかいない、過大評価だろうが過小

評価だろうが定年後は他人の評価に振り回されない生き方こそ大

切な気がする。


年を重ねるにつれて楽しい夢が増える!?

2019年10月12日 | 

雑誌プレジデントの特集「なぜこんな変な夢を見るのか?」と

う記事に注目した、眠ってる間、人は誰でも夢を見ている、夢

よく見る人は正確にいうと夢を覚えている人、そして働き盛り

年代、いわゆる30代~40代が最も悪夢を見るという、悪夢

原因はストレス、悪夢はうつ病の前兆となる場合があると指摘

ている。

 

それではストレス世代の30代、40代がよく見る代表的な悪夢

として挙げられるのが、仕事に追われていつまでたっても終わら

ない、忘れ物や遅刻する、家が燃やされているなどである、逆に

楽しい夢としては、ふりむいたら懐かしい友人がいた、新しい恋

をしたなどが挙げられてる。

 

そして年を重ねるにつれ楽しい夢が増える、特に60代以降にな

ると楽しい夢が増えるといわれてるが果たしてそうだろうか?

私自身楽しい夢を見ることは正直記憶にない、60代以降は定年

退職して仕事から解放されてストレスが現役時代より軽減になる

いう見解なのかもしれないが、楽しい夢、悪い夢は年代に関係

く人それれぞれ違うような気がする。

 

 


老いた母の心の中は

2019年10月10日 | 

8年前に父が亡くなり一人暮らしだった母、認知症になり現在の

施設に入居してもうすぐ1年半、最近95歳の母の体調に変化が

き大腸がんと診断された。

 

年老いて死を迎えるということは少しずつ自由を奪われることな

のだろう、父と結婚し、私と弟を育て少しずつ獲得してきた自由

を今度は手放していかねばならない。

 

訪問してる施設に入居してる人たちを見てると気力を失ってる人

い、だから施設ではクイズを出したり、塗り絵をやったり、

歌わせたり、イベントをしたり工夫をしてる。

 

昔は家族がしてた介護の役割がお金さあれば今は施設がやって

れてることには感謝の気持ちしかない、ただ母はいまだに帰宅願

望があり、ここは自分の居場所ではないと思っている。

 

老いて弱くなっていく情けない自分と、人生の荒波を乗り越えて

生き抜いてきた誇り高い自分、そのなかで必死に闘ってるよう

見える母、長生きしたけれど認知症になり、がんの宣告、母は今

自分の人生について何を思ってるんだろうか?


自分なりの定年後を生きればいい

2019年10月09日 | 定年後の生活

定年後の人生に不安を抱いてる人は多い、その証拠に定年や老後

に関する本は売れている、その本に書かれてる内容の大半は同じ

ようなことである、例えば定年退職で会社をやめると社会との繋

がりが切れる、そして何もしないと老いる、だから仕事を続けな

い、趣味を持ちなさい、ボランティア活動をしなさい等提唱す

ものばかりである。

 

さらに社会との繋がりがないとお金があって健康でも充実した老

とはいえないと断言してるものもある、しかしこのような本を

いてる人達は現在働いてる人達でなにもしないで隠居してる人

いない、さらにいえば定年退職の経験がない人達が多い。

 

だから老後に関する指南書に振り回されることはない、何をする

のかは人それぞれ、自分なりの定年後を生きればいいというのが、

定年後8年を経験した私の現在の心境である。


会社に未練を残さない

2019年10月04日 | 会社

エッセイストの酒井順子さんが「職場の別れ」について言及して

る記事を興味深く読んだ、そこには定年退職した人が退職後も何

と会社に顔を出す人がいるものだが現役社員からみると、いか

にも過去の立場に恋々としてるという風に見えるもの、一度別れ

たら、いくら後ろ髪をひかれようが振り返らないのが企業戦士ら

しい引き際じゃないかという内容であった。

 

私の場合定年退職して8年の間に会社に顔を出したのは一度だけ

あるが基本的に酒井さんの意見に同感である、その理由は私がま

だ40代のころ、当時定年退職した先輩社員が、ある地方支店の

事務所に夕方になると顔を出し、麻雀や飲みに誘うため現役社員

が困ってるという話を聞いてたからだ、最初は先輩だし懐かしく

相手をしていたが頻繁なため、忙しいときは誰も相手にしてられ

ない、迷惑以外のなにものでもないという愚痴をよく聞いたもの

だ。

 

会社は居心地のよい仲間社会という気持ちも理解できないわけで

はないが定年退職すれば、ただの人で上司も部下もない、会社を

辞める側に必要なマナーは「未練を残さない」ということに尽き

ると思っている。