団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

老後の生活費はどれくらいかかるだろうか?

2024年08月31日 | 老後のお金

老後の生活費はどれくらいかかるだろうか?リタイヤした人にと

っては重要な問題である、夫が65歳以上、妻60歳以上の夫婦

二人の無職世帯では毎月の支出が平均24万円、一方年金などの

収入から税、社会保険料を除いた可処分所得は平均で月約18万

円、月6万円の赤字、これが一般的な年金生活者の例だと言われ

てる。

 

この不足分は働いて補うか預金を取り崩すしかない、又支出に関

しては例えば自宅が一軒家の場合とマンションの場合で違ってく

る、マンションの場合は月々の管理費、修繕積立金、車があれば

駐車料金がかかる、また資産(預貯金、有価証券)状況もかなり

影響してくる。

 

高齢者の貯蓄調査では貯蓄2000万円以上が18%の反面、貯

蓄500万円以下が40%という結果が出ている、いわゆるシニ

ア間の格差が指摘されている、年金に関しては国民年金だけ受給

の人が30%もいる、そう考えると多くの高齢者にとって年金だ

けで生活するのは厳しいことは確かである。

 

 

 


老いの途中で大切なことは

2024年08月30日 | 老後の生き方

人生はできるなら自由に生きたいものだ、人に流されず自分の

人生を楽しみたい、やりたくないことをやらない、多少わがま

まと思われてもいい、人生の後半は、とにかく自分の気持ちに

正直に生きたいものだ。

 

人生は考え方ひとつで大きく変わるもの、人生なるようになる

と腹をすえて、ありのままの現実を受け入れて生きる、人生を

楽しくするのもつまらなくするのも自分の責任である。

 

そのためには自分の時間を持つこと、そして好奇心と向上心を

持ち続けること、そのことこそ老いの途中で大切なことだと思

っている。


シニア女性にとって年金生活の意識は

2024年08月29日 | 年金生活

雑誌ハルメクでシニア女性(50歳~79歳)274名の読者

を対象に行った年金生活に関する意識調査、実際年金生活に対

して不安を感じてるシニア女性は6割だった。

 

不安の原因としては長生きリスクで老後費用が読めないこと、

公的年金がこんなに少ないとは思わなかった、個人年金をして

ればよかった、貯金が少ない、また病気や介護などの不測の事

態で出費が大きく年金だけでは生活できないなどの声が多かっ

た。

 

一方不安を感じてないシニア女性が4割弱、年金だけでは生活

できないと思っており貯金を取り崩して生活する覚悟でいると

いう声が多かった、その証拠に不動産を除く世帯の資産、いわ

ゆる貯蓄額が3千万円以上が3人に1人、5千万円以上が1割

、それだけハルメクの読者層は老後の生活に備えて貯金をして

きた人が少なからずいるというアンケート結果だった。


ひとりで生きる時代がやってくる

2024年08月28日 | 老後の生き方

男女とも未婚化が進み2030年には30代以上の単身世帯数

は約1600万人、中高年男性の4人に1人は一人暮らしと予

想される時代になるという、あえて結婚しなくても収入面で多

少恵まれてるならシングルでもという若者が多いということも

確かである。

 

人間は大きくわけて、一人で過ごす時間を大切にするタイプと

人と群れることを大切にするタイプの二つに分けられる、だか

ら自分は人といるのが、どの程度向いてるのかを見極める必要

がある、どちらのタイプかは生まれながらの性格もあるだろう。

 

未婚化の加速と高齢者にとって配偶者の死亡で超単身世帯が到

来することは間違いない、そういう意味ではシングルに限らず

既婚者にとっても、ひとりで生きるということは大切な問題で

ある、そのためにも孤独の時間になれておくことは必要だと思

っている。

 


老後資金に不安がないという62歳女性

2024年08月27日 | 老後の生き方

現在62歳のシニア女性、60歳で定年退職後嘱託として現在

も働いてる、持ち家はマンション、さらにもう一つのマンショ

ンは人に貸してる、収入は35万円(給与20万円、家賃収入

15万円)そして親の遺産相続も含め現在の金融資産は4千万

円と、かなり恵まれたおひとり様である。

 

そのせいか支出も30万円と贅沢である(食費8万円、住居費

はマンションの管理費5万円、交際費5万円、光熱費1.5万

円、旅行観劇9万円、交通通信費1.5万円)生きがいが友人

たちとの温泉旅行なので月々の支出の中では大きい。

 

医療費の支出がほぼないので健康体、ローンの返済もなく老後

資金に不安はないというのが納得できる、シニア女性の一人暮

らしとして充実してる印象を受けるしリッチであることは間違

いない。


残りの人生前向きに生きたいものだ

2024年08月26日 | 生き方

いくつになってもこの世にはわかってないことがある、わかって

いることはほんの一握りでしかない、知ってると思っていること

も間違った理解の仕方をしていることだってある。

 

自分はもう知っていると考えないようにしよう、まだ知らないこ

とがあるはずだ、老後は自分が興味があったり社会的に問題にな

ってることを深く知り考える絶好の機会である。

 

そして学ぶだけの時間的な余裕もある、知りたいことを積極的に

学ぶ向上心を失わず、残りの人生前向きに生きたいものだ。 

 


老々介護70代女性の本音と悩み

2024年08月25日 | シニア女性の悩み

70代の要介護4の夫と二人暮らしの70代女性、いつまで介

護ができるか不安、衣服の脱ぎ着はひとりではできない、入浴

は週5日のディサービスを利用、毎晩夫の下の世話をし、朝4

時半に起床、熟睡できるのは夫が月に5日行くショートステイ

の時だけ。

 

女性自身、1年半前に乳がんの手術、さらに膝も痛く、整形外

科に通ってるという、昨年夫は介護付き有料老人ホームに入所

したものの1ヵ月で退所、最近夫婦で入所できる施設を探せと

いう夫、年金生活で二人入所は無理だというと怒り出す、いつ

までつづく介護に絶望しかない。

 

これは読売新聞の人生相談、「文句の多い夫を病身で世話する

私」のなかの一部である、まさに老々介護である、この記事を

読んでみて14年前当時85歳の父が認知症になり自宅で半年

間介護してた母のことを思い出した、母は半年間で10キロ痩

せて、父が亡くなったあとも体重は元にもどらなかった、この

ご夫婦はまだ70代と私と同世代、他人事ではないと痛感した。


コロナ死者累計10万人に思うこと

2024年08月24日 | 新型コロナ

新型コロナの流行が始まった2020年の死者数は346人

コロナ禍によってマスクをすることワクチンを打ち、不要不

の外出や人混みを避けることが是とされる価値観が形成

れた。

 

そして厚労省は新型コロナ死者数を毎日公表していたが20

3年5月に5類移行に伴って終了、マスクをしない人も増

え、コロナが流行するまえの日常に戻ったように誰もが思っ

る、しかし今年6月に発表された【コロナ死者累計10万

人】という数字、さらに驚いたのは昨年のコロナ死者数が3

万8千人もいたことである、明らかに終息してるとはいえな

い。

 

5類になればもう大丈夫なのか、マスクをしなくてもよい

いわれたら不要なのか、あれだけ色々対策を打ったことは何

だったのか、今の無防備な状況だと、また感染は増えるので

ないかと懸念する。


93歳ひとり暮らし女性の充実感

2024年08月23日 | 老後の生き方

婦人公論の特集「独居10人の家計簿を覗いてみたら」で93

歳ひとり暮らし女性の生活に注目した、収入は20万円(年金

15万円、家賃収入5万円)で支出も20万円、持ち家は一軒

家で貯金は2千万円と恵まれている。

 

支出の内訳をみると食費3万円、住居費1万円、光熱費が2万

円、交通・通信費1万円、医療費1万円、そしてその他の出費

が11万5千円と支出のなかで半分を占めてるが詳細は書かれ

てないのでわからない。

 

93歳という年齢は私の親に近い世代で母親がひとり暮らしの

時を思うと、この女性は経済的には恵まれてる、なにしろ貯蓄

の2千万円は大きい、さらに医療費を見てもこの齢にしては健

康である、さらに生きがいが編み物や洋裁、畑仕事とあるだけ

に充実してる感じがした。

 


老いと記憶の衰えとつきあう

2024年08月22日 | 老後の生き方

顔はわかるけど名前がでてこない、漢字が思い出せない、家の

カギをかけただろうか?2日前の夕食の献立は何?こんな経験

は高齢になると誰もが経験してるような気がする。

 

「老いと記憶」の著者増本康平氏によると物忘れが頻繁にある

と認知症になるのではないかと不安になる人は多い、私もその

ひとりである、脳には1000個の細胞があるが記憶機能の多

くを担う大脳皮質の神経細胞は20歳から90歳にかけて10

%ずつ減少すると言われてる。

 

加齢に伴う記憶機能の低下は個人差があるが避けることはでき

ない、特に75歳以降は心身の機能の低下が日常生活の問題と

して顕在化すると言われてる、だから今の自分をを受け入れる、

そして記憶の衰えとつきあう、それでいいと思っている。