団塊シニアのひとりごと

定年退職して14年目になりました、定年後の生活で
日々感じたことを伝えたいと思ってます。

老後は生きがいにこだわることはない

2021年01月31日 | 老後の生き方

定年退職した人が考える不安のなかに生きがいという問題がある

生きがいがなければ無味乾燥の人生、たんなる惰性の人生という

論調もある、しかし生きがいとはなんだろう、新しく何かを始め

ることだろうか?

 

例えば定年退職者の活動を紹介するTV朝日の「人生の楽園」やN

HKの以前放映してた「団塊スタイル」に出てくるような、何かに

挑戦し生きがい持って暮らしてる人のことだろうか?

 

そんなことはないと思う、毎日が平凡に過ぎていたとしても希望

ある、愉しみがある、そして幸せを感じているなら、それこそ

生きがいになるだろう、だから老後はあえて生きがいにこだわる

ことはないと思っている。

 


ブログから見える人間模様

2021年01月30日 | ブログ

人の生き方、考え方を知るのが好きなのは私自身、昔も今も変わ

らない、から色んな人のブログを訪問することで多様な趣味や

生活感に触ることができるのは新鮮である。



ブログを見てその人のイメージが膨らみ全体像が浮かんでくる、

自身コメント欄を閉じてるので一方通行かもしれない、それで

もそぞれの人生がブログから断であ垣間見ることが

きる瞬が必ずあるのは確かである。

 

悩みながらも生きている市井の人達、そんなブログから見える人間

様、きっと誰かが見てくれる、そんな思いを抱きながら、今日も

多くの人達が自分と向き合いながら更新を続けてると思う、私自身

もそんな一人である。


夫婦の機嫌の良し悪しと会話

2021年01月29日 | 夫婦

夫婦というのは奇妙なもので感情がまたたく間に伝染する、どちら

かが機嫌が悪いと相手も理屈抜きで気分を害してしまう、同居人の

機嫌の良し悪しによって自分の機嫌もそして幸福度も左右されるも

のである。

 

長い間一緒に暮らしていると魂が寄り添うというより結婚って生活

でもある、というより生活そのものかもしれない、夫の価値観、妻

の価値観それぞれ違って当然である。

 

その価値観をすり合わせて「相手をわかってあげよう」という気持

ち、そして相手を尊重する、そして夫婦間の会話を保つこと、他愛

のない内容であっても会話によってお互いの不機嫌を引きずらない

で夫婦間の風通しがよくなることがあるはずである、老後は一緒に

いる時間が多いだけにお互い思いやりが必要だと思っている。

 

 


老後は一人暮らしと同居どちらが幸せ?

2021年01月28日 | 老後の生き方

家族と同居している高齢者よりも一人暮らしの高齢者のほうが

の満足度が高く悩みが少ないという大阪の医師の調査結果

が以前新聞に掲載されたが、そのなかで体調があまりよくない

人でも独居のほうが満足度が高いというのは意外であった。

 

同居する人の満足度が低いのは家族とうまくいかなかったり、

ミュニケーションが取れなかったりすると生活の満足度が急

下がる、実際老人性うつに罹患する人は家族と同居するお

年寄りに多いといわれてる、嫁姑の問題で家事を取り上げられ

必要とされなくなったと悲観するケースなどである。

 

実際高齢者のうつ病患者は150万人もいるといわれてる、現

5歳以上の高齢者の人口3600万人のなかで夫婦のみで

の生活する人が全体の38%、配偶者がいない子供との同居2

6.8%、一人暮らし17.4%、子供夫婦との同居13.8

%である。

 

満足度の高い一人暮らしの条件として、自由で勝手気ままに暮

こと、信頼できる同世代の友人や親類が2~3人いて、

たまに話ができること、住み慣れた土地に住んでる等が挙げら

れてる。

 

しかしそのほかにある程度の経済的基盤が必要だと思う、ただ

らしでも同居でも置かれた状況によって違うし、一概に

どちらが幸せとはいえない気がする。

 


たとえ今日が苦しくつらくても

2021年01月27日 | 生き方

どんなふうに生きたらいいのか正直なところよくわからないと

うことが若い頃にはあるものだ、だから本を読んだり、誰かの人

生を見たり聞いたりして成長しながら自分の人生を作り上げてい

く。

 

人間はなかなか現状に満足しないもの、常にこうありたい、こ

あって欲しいという理想を心のなかに作りあげそれに向かって日

々生活している。

 

たとえ今日が苦しくつらくても明日がより楽しいものがあるだろ

う、いや楽しいものがあって欲しいという希望が人を力づける

のだと私は思って生きている。


年齢なんて気にしないというけれど

2021年01月26日 | 言葉

韓国では初対面の人にはまず年齢を聞くのが普通だという、なぜ

かというと、年齢がわからないと敬語で話したほうがいいのかど

うかわからないから齢を聞くということらしい。

 

年齢なんて気にしないといいつつ年齢にこだわっているのが日本

人、若ければ若いほど良いと言う風潮があることは確かである、

NHKの「鶴瓶の家族に乾杯」鶴瓶師匠がゲストとともに地方をま

わり家族との出会いに接する番組である、そのなかでよく出会っ

た人に年齢を聞くことがある、「若く見えますね、とても〇〇歳

にはみえません」そのときの本人の嬉しそうな表情、やはりこの

フレーズは最大の褒め言葉である。

 

ただいつまでも若々しいという方向ばかりに目をやっていたら

分の老いを認め受け入れることができないのではないかと思っ

りするけれど、年齢より若いといわれて不愉快な思いをする人

いないことも確かである。

 

 

 


人の悩みのもとは執着心

2021年01月25日 | 生き方

欲しいものを手にいれた幸福感や満足感はそう長くは続か

ない、必ずもっともっと欲しいと言う気持ちが湧いてくる、

それだけ人間はよく深いものでその欲望が人間を振り回す

ことになる。

 

振り返って思うに例えば仕事で業績をあげて幸せ、お気に

入りの車を買えて幸せということはない、確かにいっとき

は嬉しいけどその気持ちは長くは続かないものである。

 

そう考えると人の悩みをたどると執着心といえる、人でも

物でも執着した何かを手放すと楽になる、むつかしいこと

だけどたとえば、それが初めからなかったとほんの一瞬で

も想像できるなら少しでも目の前が開けるような気がする。


68歳年金生活者の厳しい現実

2021年01月24日 | 年金生活

現在68歳のAさん、65歳で退職当時の年金収入は月22万円

(本人の国民年金6万円、厚生年金10万円、奥様の国民年金6

万円)だったが、2年前に奥様と熟年離婚、そのためAさんの厚

生年金10万円を分割それぞれ5万円、Aさんの年金収入は11

万円、別れた奥様の年金収入も11万円となった。

 

Aさんは離婚と同時に自宅(ローンは完済)を出て家賃5万円の

アパートを借りて生活したがとても暮らしていけない、そこでパ

ートで週4日働いて月6万円合計17万円で生活してるが、身体

が続く限り働くしかない、蓄えもほとんどなく車も手放し生活は

楽ではない。

 

離婚前の年金収入22万円は一般サラリーマンの標準の年金生活

といえるが離婚したことにより年金分割、そして借家生活がAさん

の生活を苦しめてる、Aさんの事例は熟年離婚が夫婦どちらにとっ

ても経済的には厳しい現実を突きつけられたケースと言える。

 


本音の自分ともうひとりの自分

2021年01月23日 | 生き方

本音というのは本来の自分、心にもないことをいうのはもうひと

りの自分、言葉というのは人間同士が結びつくたための素晴らし

い工夫、それなのに言葉は人間の内部にある状態をそのまま表現

するとはかぎらない。

 

言葉の背後にある相手の意図をさぐる、あの人はどんなつもりで

あのような事を言ってるのだろうかという探り合いがあるものだ、

内心思っていることを正直に言わない、言えないというのは楽し

いことではない。

 

しかしある意味ではこのようなことが心のなかに働いてるからこ

そ私たちはどうにか人関係を維持できてるともいえる、本音とい

う自分、本音とは違うもうひとりの自分を日常のなかで往復して

るのが人間の心というものかもしれない。


高齢者の無年金低年金は深刻な問題

2021年01月22日 | 年金

現在高齢者の人口は3617万人、全体の28.7%である、ま

た80歳以上の人も1000万人を突破している、その高齢世帯

の所得の7割が公的年金による収入でありながら依然として無年

金低年金者が存在しており高齢者の貧困率も低くはない。

 

相対的貧困率(税金や社会保険料などを除いた可処分所得が月1

円以下の人の割合)が19.2%と5人に1人という割合で

る、実に700万人近い人数である。

 

現在生活保護受給者が164万世帯、その半数の89万世帯が高

齢者である、そして無年金者が90万人、低年金者も含めると6

00万人もの人が含まれている、そのなかで女性の一人暮らしの

3割の人の年金の受給額が3万円~4万円である。

 

ただ無年金者低年金者=貧困とは限らない、年金の実態はわかる

が資産の実態はわからない、自営業者で国民年金のみ加入である

が預金額が数千万という例があり、実際の暮らしは裕福というケ

ースはあるがそんな人は一握りのような気がする、実際無年金低

年金の人が生活保護受給に移行してるケースもあるだけにこの問

題は深刻である。