安倍晋三首相は8月3日に予定する内閣改造・自民党役員人事で、岸田文雄外相を党三役に起用する方向で調整に入った。内閣支持率が下落する中、「ポスト安倍」の有力候補である岸田氏を党の要職に配置し、挙党態勢を構築する必要があると判断したとみられる。複数の政府・自民党関係者が21日、明らかにした。
岸田氏は2012年の第2次安倍政権発足以来、外相を務めてきた。岸田派内では、安倍政権を支えつつ、ポスト安倍に備えて力を蓄えるには、海外出張の多い外相よりも党の要職が望ましいとの声が上がっている。
党役員人事では、既に二階俊博幹事長が留任の見通しとなっており、首相は岸田氏を政調会長か総務会長に充てることで調整するもようだ。
首相と岸田氏は20日夜、東京都内のホテルで2時間近く会談。岸田氏は21日の記者会見で「党にとっても政権にとっても厳しい状況にある中、政権を支えなければならない」と強調した。
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二階幹事長は留任という事ですから、岸田氏は政務会長か総務会長なんでしょうか。
でもポスト安倍の有力候補が岸田さんなんですか?
岸田さんは次期総理に相応しいですか?
残念ながら、私は岸田さんにはあまり良い印象がありません。
北朝鮮とのストックホルム合意、軍艦島を始めとしたユネスコ世界遺産登録、慰安婦日韓合意・・・・
これらは失政としか思えません。(最終的には安倍さんの責任でしょうが)
拉致問題が後回しにされた印象のストックホルム合意ですし、
世界遺産登録では韓国外相にまんまと騙され、佐藤地の誤解を招くスピーチに情報センター設置の約束、
慰安婦日韓合意でも、誤解を招く表現や曖昧な玉虫色合意の為、
未だに慰安婦像は増加し、最終的不可逆的解決から程遠いものとなっています。
また、国会やぶら下がり会見でも当たり障りのない発言で、自分の考えを主張する事もありません。
そんな岸田氏が総理大臣として日本の立場を訴え、外国首脳と渡り合えるでしょうか。
どうもその辺は心許ないです。
今まで安倍首相は党内に配慮し過ぎました。
派閥のバランスや年功序列、無理な女性の登用等は党内をまとめる為とは思いますが、
その結果どうでしたか?
実力主義で選んだとは到底思えません。
是非、来月の改造では能力主義、適材適所で考えてもらいたいです。
その為には大臣経験者で実績を残せた人物、または少なくとも副大臣を経験した人物を登用すべきで、
ある程度その省庁の事を知っていなければ仕事にならないと思います。
また、拉致被害者救出の為にも今までの様に兼任ではなく、専任の拉致担当大臣を置いて、
被害者救出への強い思いを北朝鮮と国際社会に示してもらいたいです。
周りの声に惑わされず、そして野党から攻撃されても頑として撥ね付ける答弁が出来る人物、
つまり大臣としての資質がある人を任命してもらいたいです。
派閥の為に仕事をするのが大臣ではありません。
待機組と言われる当選回数が多い人を喜ばせる為ではありません。
あくまでも国の為、国民の利益の為に責務を果たす人を是非選んでもらいたいです。
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