米中首脳が電話協議、習主席は北朝鮮問題巡り自制促す
15:56
[ベッドミンスター(米ニュージャージー州)/北京 12日 ロイター] - 中国の習近平国家主席はトランプ米大統領と電話協議し、北朝鮮問題を巡り、全ての関係国が緊張を高めるような言動を慎むべきだと述べた。中国外務省が公表した声明によると、習主席はトランプ大統領に対し、北朝鮮の核問題の平和的な解決が重要だと述べ、自制を促した。
一方、ホワイトハウスの声明によると、トランプ大統領と習主席は電話協議で「北朝鮮は挑発的でエスカレートする言動をやめなければならないとの認識で一致した」ほか、朝鮮半島の非核化に向けた相互のコミットメントを確認した。声明は、トランプ大統領と習主席の関係は「極めて密接」で、「うまくいけば北朝鮮問題の平和的な解決につながるだろう」と付け加えた。
また、トランプ大統領は12日、フランスのマクロン大統領とも電話で協議し、「北朝鮮の核による脅迫」をやめさせることに対する米国のコミットメントを強調。米国は外交、経済、軍事的な措置を講じる用意があると伝えた。ホワイトハウスが明らかにした。
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北朝鮮がグアム近海にミサイル発射を予告した事により、
朝鮮半島有事が現実味を帯びてきました。
こうなる前に、中国がもっと積極的に北朝鮮を抑え込んでいたらと思いますが、
習近平はトランプ氏に「自制するように」と促したとか。
北朝鮮の暴走をここまで許したのは中国の責任が大きいのに、
今頃何を言っているの、と思ってしまいます。
北朝鮮の暴走を何とかしなければと、国際社会は思っていますが、
韓国の文大統領はハッタリで大きなことを言うけど、その力は全く期待できません。
また日本はもっと発言すべきですが、遠巻きで見守るしかありません。
これも憲法の制約が大きい為、仕方がありませんが、現実逃避のようで情けないです。
日本国憲法は理想を追い求め、現実を見ていません。
つまり現実社会では使い物にならない代物です。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
つまり、日本国憲法の前提条件として世界中の国は
●公正で信義である事。
●平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を永遠に除去しようと努力している。
●自国の事ばかり考えない。
●他国を無視しない。
こんな国ありますか?
韓国は約束は守らないし、中国は何かといえば日本の悪口ばかり。
それに北朝鮮はと言えば、自国の国民でさえ気に入らないからと虐殺に収容所送り。
そうです。
日本国憲法の前文に書かれている前提条件となる国は地球上のどこにも存在しないのですから
この憲法自体破綻していて、憲法として成り立たないのです。
当然憲法9条を厳格に守っていたら、日本の国は早晩どこかの国に支配されてしまうでしょう。
何とか生き延びているのは、皮肉な事にこの様な憲法を押し付けた米国に守られているからです。
日本が何とか中国の自治区にもならず、独立できているのは日米同盟のお陰だとも言えるのです。
その事を無視し、憲法9条は素晴らしい、9条のお陰で戦争に巻き込まれなかったと
信じ込んでいる平和ボケ達がまだ多く存在する事が、情けなく腹立たしいです。
特に今年に入ってから、北朝鮮の恫喝に世界中、とりわけ東アジアと米国が振り回されているのは
北朝鮮を見縊り、そして多くの国民が北朝鮮に拉致されている日本の当事者意識の希薄さも原因ではないでしょうか。
つまりここまで北朝鮮が独裁国家であり、国際社会の脅威となっているのは日本は無関係ではないと思うのです。
戦争に巻き込まれたくない、国民の命を失いたくない、そう思うのは当然の事です。
しかし現に挑発的で、暴力的な国家が存在するのですから、逃げる訳にはいきません。
憲法9条を口実にこれらの災厄から目を背け、逃避するのは卑怯と言うものです。
誰だって戦争をしたくない、戦争に巻き込まれたくない、そして戦争で命を落としたくない、
そう思うのは当たり前です。
しかし、現実は違うのです。
独裁国家、恫喝国家が存在しているのに日本の様に平和国家だから関わらないと言っている国が殆どなら
北朝鮮のような国に支配される事になりますが、その事を容認できますか。
北朝鮮の暴走が日本に影響しそうな今、もっと憲法について考えるべきではないでしょうか。
危険が及びそうにならないと、考えられないのも情けない事ですが、
この機会に、この国の安全や国防の事を改めて考えて見るべきではないかと思います。
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