菅義偉官房長官が5月9日から4日間の日程で、米国を訪問する方向で調整していることが5日、分かった。拉致問題担当相として、北朝鮮の人権問題に関するシンポジウムで講演するのが主目的で、ペンス米副大統領とも会談する予定だ。
政府の危機管理の要を担う官房長官の海外出張は極めて異例。菅氏にとっては2015年10月に米領グアムを訪問し、在沖縄米海兵隊の一部が移転する米軍基地などを視察して以来の外遊となる。
政府は毎年、ニューヨークの国連本部などで拉致問題解決への協力を呼び掛ける会合を開いている。菅氏は昨年10月から担当相を兼務しており、自ら拉致問題の早期解決を訴えたい考えだ。ワシントンでのペンス氏ら米政府要人との会談でも、北朝鮮の非核化に加えて拉致問題を取り上げ、日米の緊密な連携を確認する方針。
*******************************************************************************
菅官房長官が5月の訪米を検討しているとか。
これは拉致問題について講演するのが第一の目的で
ペンス米副大統領とも会談する予定だそうです。
本来は日本が直接北朝鮮に拉致した日本人を返せ、と言うべきですが、
あのような姑息で独裁国家、そして犯罪国家には普通のやり方では通用しません。
やはり軍事攻撃も厭わないとでも言わない事には北朝鮮は動かないでしょう。
ですから不本意ながら米国の力を借りる必要もあると思います。
またこの問題は日本人全体の問題として捉えるべきで、今一つ日本人の心が団結していないのが残念です。
政府認定の被害者は17人で、その内蓮池さんら5人が帰国しています。
また北朝鮮による拉致の可能性を排除できない人が883人(2018年10月現在)も。
https://www.npa.go.jp/bureau/security/abduct/list.html
この人たちは自分の意思で北朝鮮に渡ったのではありません。
騙され、または無理やり拉致されたのです。
ところが危険だから行くなと言われた中東へ行き、テロ組織に拘束された日本人が何人もいました。
彼らは行くなと言われていった人たちです。
しかし拉致被害者は暴力的に拉致された人達です。
行くなと言われて拘束された人達と北朝鮮に拉致された人達。
マスコミは前者を大々的に報じ、後者の拉致被害者については今や忘れたかのような扱いです。
これっておかしくないですか。
もっともっと拉致被害者を救出しようと訴えるべきではありませんか。
国会で、そしてマスコミはもっと大騒ぎするべきです。
ところでUAゼンセンが署名活動を行っているとか。
知りませんでした。
北朝鮮による日本人拉致問題を担当する菅義偉(すが・よしひで)官房長官は4日、日本最大の産業別労働組合「UAゼンセン」から、拉致被害者の早期救出を求める50万4049筆の署名を受け取った。菅氏は「拉致被害者全員の奪還に向け、全力で頑張る」と述べた。
菅氏は2月に行われた2回目の米朝首脳会談で、トランプ米大統領が北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長に拉致問題を提起したと報告。その上で「最後は安倍晋三首相と金委員長の1対1の会談で決めるべき問題だ」と述べ、早期の全面解決に意欲をみせた。
UAゼンセンには松本京子さんなど当時組合員だった被害者や特定失踪者がいる。平成14年から拉致被害者家族の支援に取り組み、23年からは拉致問題担当相への署名提出活動を始めた。今回の提出分を含めると、署名の提出筆数は200万を超えるという。
**************************************************************************
労働組合にはいいイメージがありません。
UAゼンセンは「全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟」の略称で日本最大の労働組合だそうです。
このUAゼンセンが拉致問題解決に積極的に取り組んでいます。
こんな活動をしていたとは知らなかったです。
マスコミはもっとこの事について報道すべきではありませんか。
そして一日も早く、全拉致被害者が帰国できることを待ち望んでいます。
多くの日本人が待ち望んでいる事を、政治家もマスコミも真摯に受け止めてもらいたいです。
※以下はUAゼンセンの活動です。
http://uazensen.jp/doc/news/newsdata/No007.pdf
UA ゼンセン 北朝鮮による日本人拉致被害者家族支援活動の取り組み
https://uazensen.jp/activity/culture/motion/