日本政府は7月1日に韓国向け輸出管理運用の見直しをしました。
以下が経産省のHP、7月1日付のニュースリリースです。
1.大韓民国に関する輸出管理上のカテゴリーの見直し
本日(7月1日)より、大韓民国に関する輸出管理上のカテゴリーを見直すため、外為法輸出貿易管理令別表第3の国(いわゆる「ホワイト国」)から大韓民国を削除するための政令改正について意見募集手続きを開始します。
2.特定品目の包括輸出許可から個別輸出許可への切り替え
7月4日より、フッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素の大韓民国向け輸出及びこれらに関連する製造技術の移転(製造設備の輸出に伴うものも含む)について、包括輸出許可制度の対象から外し、個別に輸出許可申請を求め、輸出審査を行うこととします。
これは軍事転用可能な材料を第三国に横流ししないか管理するための措置です。
換言すれば、今まで第三国に日本からの輸入品を横流ししていた可能性があるという事です。
今まで日本の問い合わせに韓国は何度も無視してきたのも大きいです。
嘘や誤魔化しをする国は信用できません。
軍事物資転用可能な材料を韓国、北朝鮮を経由し中国、
ましてや中東のテロリストに渡ったりしたら大変な事になります。
韓国は自分達のいい加減さ、誤魔化しを棚に上げ、報復だ、不当だと騒いでいます。
特に7月4日から許可申請にしたフッ化水素などの3品目が韓国にとって痛手だったようです。
フッ化水素は以前から自称徴用工判決の報復として規制するのではないかと囁かれていました。
https://www.recordchina.co.jp/b660437-s0-c20-d0058.html
だから余計に、報復だと騒いでいるのでしょう。
理由もなくこの様な措置を取れば、リスクが高いです。
そんな危ない綱渡りを日本がする訳ありません。
ところで韓国の杜撰さは今に始まったものではありません。
2017年には軍事物資が北朝鮮に流れた可能性も指摘されていました。
今年5月には「大量破壊兵器に転用可能な戦略物資が韓国からの違法輸出が急増」
との報道もあり、FNNではこの問題について番組で検証しています。
日本からの輸出品が韓国から北朝鮮へ。
そして北朝鮮から中東や東南アジアへと渡った可能性もあります。
最終的にどこへ渡ったのか分からない様では日本も厳格に管理する必要があります。
杜撰な管理の韓国に任せっきりでは、下手をすると日本も同罪になりますし、
回りまわって、日本への脅威になり兼ねません。
それを報復だWTOに訴えるではお門違いと言うものです。
執拗に日本を批判するなら、その前に日本からの輸出品について韓国内で調査し、
その上で身の潔白を示せばいいのです。
信用を無くした韓国はもう一度信用を取り戻すには、管理を徹底している事を示すべきです。
報復だ不当だと言っていたら、いつまで経っても日本から信用されませんし、
喉から手が出るほど欲しい半導体材料がいつまで経っても手に入れられません。
その事をもっと理解すべきです。