政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は9日のNHK番組で、現在の緊急事態宣言について、感染状況が4段階の指標で2番目に深刻度の低い「ステージ2」相当にまで落ち着いた段階で解除することが望ましいとの考えを示した。理由として感染力の強い変異ウイルスの拡大を挙げた。
宣言は4月25日に4都府県を対象に発令され、今月12日に6都府県に広がる。尾身氏は当初の期限だった11日まででの解除は「難しいと思っていた」と説明。「すぐ解除すると必ず同じこと(感染再拡大)が起きる。我慢が非常に重要だ」と述べた。各地の開業医に向け、自宅やホテルで療養するコロナ患者の対応に「直接もう一歩関与してもらえればいい」と求めた。
西村康稔経済再生担当相は同じ番組で「ずっと緊急事態を続けるわけにはいかない。次に大きな(感染の)波にしない条件が整うか見たい」と強調。企業にテレワーク徹底を要請し、「大企業には特に(実施状況の)開示を求めていく」と述べた。
緊急事態宣言も蔓延防止等重点措置も効き目もなく、時間が過ぎ、そして重症者が増えるだけ。
そんな感じがします。
いまだに「まん延防止等重点措置」の長ったらしい名前は覚えられず、
「まんぼう」の方が覚え易いのにと思っています。
それはどうでもいいことですが。。。。
我慢が出来ないのはなぜなのか。
思いやりが足らないのか。
自分さえよければどうでもいいと思っているのか。
危機感が足らないのか。
飛沫感染の意味を知らないのか。
色々あるでしょう。
こんな時には誰かに怒りをぶつけたいのが人情というもの。
政府が悪い。
菅さんが悪い。
知事が悪い。
吉村さんが悪い。
小池さんが悪い。。。。
そうですか。
では政府や首長にどう言ってもらえば感染防止に努めるのですか?
なんか人のせいにし過ぎだと思うのですが、どうでしょう。
そう思っていたら昨日のtwitterでは#自民でなければ助かった命が無数にあるがトレンドに。
では立憲民主党政権ならどうだったのでしょう。
そして左翼連合政権なら上手くいったのでしょうか。
日本では昨年1月の国会会期中に武漢コロナの最初の感染者が見つかりました。
当時、国会会期中でよかった。これで国会で議論してもらえる。と思っていました。
ところが左翼野党は「森友だ」「加計学園だ」「桜だ」と政権批判ばかりで
武漢コロナについては「ついでに」とおまけのような位置づけでした。
そして#自民でなければ助かった命が無数にあると思っている人は
どれだけ感染防止をしていたか聞きたいです。
確かに政府の動きは遅いです。
特に海外から持ち込まれたウイルスなのに、入国を止めず、
更には驚異の変異株の出現でも緩い水際対策です。
では左翼野党なら迅速に対応したのでしょうか。
収束に成功した国は厳しい入国制限と同時に、厳しい罰則を科しています。
驚くような罰則です。
日本でも罰則を科すことを議論されましたが、厳し過ぎると反対したのは左翼野党でした。
自民党政権のやり方は後手に回っているのは確かです。
だからといって、左翼野党の政権だったらどうだというのでしょう。
勿論、人ひとりの命は大事です。
早く処置し、治療を受ければ助かった命もあるでしょう。
尾身さんは厳し過ぎると言っている人もいます。
でもそれぐらいの心構えでなくては収束が難しいでしょう。
そして政治の力は重要ですが、その前に私たち個々人が日々の感染防止策を徹底すべきだと思います。
昨年と今との違いは、気の緩みもありますが、テレビでのコメンテーターの発言に踊らされている面もあります。
手洗い、マスク、3密回避と換気を疎かにせず、あとはワクチン接種を待つしかないと思います。
また企業にはもう少しテレワーク導入を求めたいですし、開業医には往診もお願いしたいです。
その為には税制優遇や助成金も必要だと思います。
コロナ収束の為にはそれぞれの立場で出来る限りの事をするのが重要ではないでしょうか。