緊急事態宣言の「可能性ある」…自民・高市氏「首相はちゅうちょなく判断される」(読売新聞) - goo ニュース
2022/01/30 18:16
自民党の高市政調会長は30日のNHK番組で、新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」の感染がさらに拡大した場合の緊急事態宣言発令について、「可能性はある。経済への影響はあるが、命が一番大事。(岸田首相は)ちゅうちょなく判断されると思う」と語った。
立憲民主党の小川政調会長は同じ番組で、感染拡大に備えた政府の対応について「極めて想定が甘かったと言わざるを得ない。水際(対策)が不十分、人流抑制も徹底されていない」と述べた。
今朝の日曜討論に各党の政調会長が出席して議論しました。
その後のtwitterでは高市さんがれいわ新選組の大石さんを睨んでいたと難癖をつけている人も多かったですし、
この記事にある「緊急事態宣言の可能性がある」との発言に失望した等の書き込みも。
これって言い掛かりじゃないですか。
前提として、オミクロン株の感染が更に拡大した場合とあるのですから
可能性があるのは当然ですし、感染爆発でどうしようもない事になった場合には
優柔不断の岸田さんに決断してもらいたいと言うのは当たり前です。
この事について高市さんはtwitterに次のように投稿されています。 ⇩
今朝のNHK「日曜討論」で、「状況が悪化した場合の緊急事態宣言の可能性」を問われたので、「可能性はある」と答えましたが、現状で緊急事態宣言が必要とは言っていません。あくまでも、重症病床使用率や死亡者数など「状況が悪化した場合」です。
— 高市早苗 (@takaichi_sanae) January 30, 2022
キャスターの質問を抜いて、私の発言の一部を報じるメディアがあり、誤解が生じていましたので、念のため。感染防止策は怠らず、早期の治療薬投与で重症者数と死亡者数の極小化に努め、ピークアウト後は十分に経済社会活動を廻すべきです。
— 高市早苗 (@takaichi_sanae) January 30, 2022
ところでオミクロン株は軽症の人が多いと言われています。
兵庫県の最近の発表を見てもそれは明らかです。
★0130記者発表資料(新型コロナ)ver.3 (003) (hyogo.lg.jp)
無症状 52人 5.2%
軽症 935人 93.5%
中等症 13人 1.3%
重症 0人 0.0%
第5波との違いはデルタとオミクロンと株の違いがありますが、
それ以上にワクチン接種の有無も大きな影響があるのではと思います。
もしも人口の8割がワクチン接種をしていなければどうなのか、
今の様に重症者が少なくて済むのかと。
※参考:ワクチン接種率 ⇩
新型コロナワクチンについて | 首相官邸ホームページ (kantei.go.jp)
もしもオミクロン株に関してはワクチン接種の影響がないのなら、ちょっとガッカリです。
高齢者の3回目の接種が始まっていますが、進捗状況はあまりよくないようですが、
それもオミクロン株は軽症で済むとの報道の影響もあるのではと思います。
本当にワクチン接種のお陰で軽症の人が多いのなら、その事を前面に出してワクチン接種の推奨をするべきですし、
反対にワクチン関係なしに軽症の人が多いのならそれに越したことはありません。
テレビではオミクロン株は軽症で済むとばかり言っていますが、
ワクチンの影響について触れている報道はないのが不思議です。
様々な情報を知った上で、3回目ワクチン接種を受けるかの判断材料にしてもらいたいです。
因みには私は3回目接種は受けるつもりです。