【ぼくらの国会・第644回】ニュースの尻尾「派閥パー券 派閥全廃」
「ニュースの尻尾」603回目は、自由民主党の派閥による政治資金パーティーの問題に対し、派閥を全廃し、利権とカネに縛られない完全無派閥という新しい政治の在り方についてお話ししております。
出演:青山繁晴(参議院議員) 三浦麻未(青山繁晴事務所 公設第一秘書)
青山さんの公式ウェブサイトの「政策」のトップに
「政治献金を1円も受け取らず、政治資金集めパーティも一切開かず、団体の支持は受けず、後援会を作らず、後援会長を置かず、完全無派閥」
と記載しています。
そう青山さんは「完全無派閥」なのです。
では青山さんは今、自民党に大逆風が吹いている政治資金パーティについてどう考えているのでしょう。
献金も受け取らず、資金集めパーティも開かない。。。。
では政治活動費は歳費だけなのでしょうか。
選挙活動では膨大な費用が掛かると言われています。
青山さんの選挙活動にかかる費用はどのぐらい掛かるのか、そしてどこから捻出しているのか。。。
独立講演会での収入や会費。そして著書の収入もある様です。
では国会議員は青山さんの様に政治献金を受け取らず、政治資金パーティーも開かず、団体の支持も無し、
そして無派閥でもやって行けるのか。。。。
その気になれば大丈夫でしょう。
でも長年の慣習のようなものを一挙に改革できるのか。。。。
その切っ掛けとなるのが今回のパーティ券の裏金問題です。
ノルマが大変だという議員もいます。
早速、一部派閥はパーティ取りやめを決定したとの情報も。
自民党一部派閥、2024年から派閥パーティー取りやめ決定 「裏金」疑惑めぐり|FNNプライムオンライン
そもそも派閥で国会質問を仕切っているとの事ですし、
やはりというか、派閥の推薦で大臣や政務官が決まるというではありませんか。
当該省庁の知識もなく、派閥の都合で大臣になる議員もいるとは国民を馬鹿にしているのかと言いたくなります。
これではより良い国会運営は出来ず、当然より良い国造りも出来ません。
自民党にとっては逆風ですが、今回の事件?が改革の切っ掛けになればと思います。