尖閣諸島(沖縄県石垣市)周辺海域でエスカレートしている中国公船の挑発行為を受け、自民党の有志議員が尖閣の実効支配強化策の立案・実行に向けた議員連盟を立ち上げることが24日、分かった。稲田朋美幹事長代行や山田宏前防衛政務官らが参加し、尖閣での海洋・生態系調査を政府に義務付ける法整備などを目指す。29日に準備会合を開き活動方針を確認する。

 尖閣周辺では24日も中国海警局の船2隻が確認された。102日連続で、最長連続日数を更新した。この間、長時間にわたる領海への侵入や日本漁船が追尾される事案も相次ぐ。日本政府は中国への抗議を続けるが、挑発を防げていない。

 トランプ米政権は、尖閣は日本の施政下にある領域だとして、日本防衛義務を定めた日米安全保障条約第5条の適用範囲に含まれるとの立場だ。ただ、日本漁船の追尾は、中国が「施政権」をアピールし始めたことを意味し、有志議員らは「尖閣は日本の施政下にないのではとの疑問を米国の世論に抱かせ、日米安保条約を骨抜きにするのが中国の狙いだ」とみている。

 平成24年に国有化した尖閣への日本政府職員の上陸を禁じる法令はないが、事実上は禁止している。魚釣島では近年、ヤギによる食害が深刻化。センカクモグラなどの固有種の絶滅も危惧されるが、昭和54年、当時の沖縄開発庁による学術・利用開発調査以降、総合的な上陸調査を実施していない。有志議員らは領有権を改めて明確にするため議員立法に取り組む方向だ。

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 尖閣諸島周辺海域に中国海警局の船舶が24日にも航行しています。

これで4月14日から連続102日です。

今までは月に1度ぐらいは来ない日もありました。

※接続水域の外側に来ていたかもわかりませんが、海上保安庁のHPでは確認できません。

https://www.kaiho.mlit.go.jp/mission/senkaku/senkaku.html

 

しかし101日連続は異常です。

またいつもなら領海には1日だけ侵入していたところ

5月には3日、7月には4日連続居座りました。

また石垣市の漁船を追い掛け回したのも2回もありました。

日本を挑発し、今まで以上に尖閣の領有権を主張し出しています。

このような事から、挑発の度合いを上げ予想以上の暴挙に出るのも時間の問題だと思います。

このままでは漁船が拿捕されたり、船舶の接触や武力衝突と過激行動に出る可能性もあります。

尖閣を守る為、要らぬ衝突を避ける為には従来の抗議では無意味だと多くの人は感じています。

そんな中、自民党有志の議員が法整備に向けて動き出しました。

記事にある様に海洋や島内の自然調査等を義務付ける法整備を手始めに活動するようです。

また調査と共に島内の整備と徐々に活動を広げ、

将来的には自衛隊・気象庁・海上保安庁の隊員や職員を常駐させてもらいたいです。

悠長に構えていては中国に先を越されます。

つまり中国の漁民(民兵)を使っての上陸をされては面倒なことになるでしょう。

そうならない為にも自民党有志の議員には頑張ってもらいたいです。

※参考:山田宏議員のTwitter ↓