語りたくありませんが亡くなった拉致被害者のことも考えておかなければなりません(R4.11.11)
令和4年11月11日金曜日「荒木和博のショートメッセージ」第941号。
寺越昭二さん・外雄さんは拉致の途中ないし北朝鮮で亡くなったことがほぼ確実です。
それ以外にも亡くなった拉致被害者は当然いるはずです。
最後まで生存を前提に探すとは言っても、亡くなっている人のことを無視して良いはずはありません。
寺越武志さん拉致事件は、漁船操業中に行方不明になった事件ですが、
漁船に乗っていた寺越昭二さん、寺越外雄さん、寺越武志さんの3人の関係はwikiによると、
寺越嘉太郎の長男が太左衛門、次男が寺越昭二、四男が寺越外雄。
友枝さんは息子の武志さんに会う為に何度も訪朝していますが、その時の様子はテレビでも放送されています。
父の太左衛門は妻の友枝さんと2001年7月に訪朝した際そのまま北朝鮮に留まり、武志一家と平壌市内で生活。
その後、2008年1月12日に寺越武志宅で86歳で死去。
寺越武志は2002年10月3日、朝鮮労働党員及び労働団体の代表団の副団長として一時帰国。
武志と外雄は北朝鮮入国後しばらく亀城にいて、武志は工作機械工場の溶接工、外雄は旋盤工として働いていた。
寺越昭二は1968年に清津で「酒盛りをした翌日、ベッドから転落して死んでいた」(外雄からの手紙による)との説と
1963年の事件の際に「船上で銃撃されて死亡した」と北朝鮮元工作員の安明進氏の証言(伝聞)がある。
特定失踪者問題調査会による公開リストによると、昭和23(1948)年7月に20歳で失踪した平本数丸さんです。
生存していたとしても現在94歳。
失踪者リスト | 特定失踪者問題調査会 (chosa-kai.jp)
以下は2年前の記事ですが北朝鮮の平均寿命は男性で67.7歳です。
北朝鮮は「高齢化社会」 平均寿命71.6歳=米CIA | 聯合ニュース (yna.co.kr)
今年はコロナの影響もあるのでしょうから少し低いかもわかりません。
ですからご家族や親族の事を考えると言い難いですが、亡くなっている方も多いと思います。
半世紀以上、母国から忘れられた様な扱いをされている拉致被害者の方々。
何としても一日も早く、一人でも多くの被害者を取り戻して欲しいです。
その為に日本として何が出来るのか。。。。
北朝鮮の崩壊しかその道はないと思いますが、待っていても時間が過ぎるだけです。
何らかのメッセージを国際社会に、そして北朝鮮に発信すべきです。
その為には全ての国会議員がブルーリボンバッジを常時着用し、国内外にこの事件を知ってもらう事です。
にもかかわらず、閣僚でさえ常時着用していない有様です。
というか海外での会議や会談でも着用しない閣僚も見受けられます。
何か他人事、自分には関係ないとの気持ちでは閣僚としての資格はないと思ってしまいます。
国際社会への訴えと共に、日本としての積極的な行動も必要でしょう。
一時、朝鮮総連ビル解体問題で潮目が変わるのではと期待していましたが、何か有耶無耶になった感じがします。
ここは朝鮮総連に対してもっと強硬に出る必要があると松原仁議員。
松原仁議員に強く賛同する。何度も申し上げてきたが、朝鮮総連からの債権回収が不可能なのは火を見るより明らか。「破産させても、別の団体を立ち上げるからムダ」という”やらない言い訳”論があるが、破産宣告自体が強い政治的メッセージになり、情報開示をさせる一助ともなる。今こそ北朝鮮に圧力を。 https://t.co/d87QxBQfR4
— 有本 香 Kaori Arimoto (@arimoto_kaori) November 13, 2022
岸田首相の「拉致問題解決が最重要課題」との発言が口だけでない事を示す為にも
岸田さんには思いつく全ての事をしてもらいたいです。