麻生氏は、政治資金パーティー券の購入者の公開基準額について、現行の「20万円超」から公明党が求める「5万円超」に引き下げることについて、若手の資金集めが困難になるとして反対していた。

 一方、自民の森山総務会長は鹿児島市内で開かれた党会合であいさつし、公明の要求を受け入れたことに理解を示した。同法改正議論のきっかけが自民派閥の同法違反事件だったことを踏まえ、「迷惑をかけたところが、迷惑を被ったところの言うことに謙虚に耳を傾けることは当然のことではないか」とした。