岸田文雄首相も出席し、平成14年以降、被害者の帰国が実現していないことについて「痛恨の極み」と述べた。また、「(日朝)首脳会談を早期に実現すべく、私直轄のハイレベル協議を行いたい」とし、既に「さまざまなルートを通じて働きかけを続けている」と明かした。

集会には松野博一官房長官兼拉致問題担当相らを含め計約800人が出席。新型コロナウイルス禍で参加を見合わせていた、新潟在住の帰国被害者、曽我ひとみさん(64)も4年ぶりに姿を見せた。全員で「北朝鮮は全拉致被害者を早急に返せ」などと声を合わせ、閉幕した。

拉致被害者の解決を求める「国民大集会」が東京都内で開かれました。

13歳で拉致された横田めぐみさんはもう59歳、母親の横田早紀江さんは87歳。

また23歳の時にヨーロッパで拉致された有本恵子さんの父 明弘さんは95歳です。

また曽我ひとみさんの母で未だ拉致され続けている曽我ミヨシさんは91歳になります。

 

「親が存命のうちに全被害者の帰国を」 集会で拉致問題解決訴え | 毎日新聞

「親が存命のうちに全被害者の帰国を」 集会で拉致問題解決訴え | 毎日新聞

 北朝鮮による拉致被害者の早期帰国を求める「国民大集会」が26日、東京都千代田区であった。拉致被害者家族会や支援団体などの主催で、約800人が参加した。横田めぐみさん...

毎日新聞

 

上記の写真を見ても、被害者家族の岸田さんに対する気持ちは信頼と信用よりも

怒りと軽蔑そして虚脱感しかないと感じます。

 

 未だ北朝鮮に拉致され続けている曽我ひとみさんのお母さんミヨシさんは91歳になりますし、

他には政府に認定されていない特定失踪者も含めれば被害者や関係者は高齢です。

いつまで待てというのか。

本当に被害者を取り戻す気持ちはあるのかと政府に問いたいです。

岸田さんは「ハイレベル」やら「様々なルート」と従来とは違う取り組みの様に話しますが、

これだけ進展がないと単なる「ほら吹き」と思ってしまいます。

必死で解決をしようと思っているなら担当大臣を官房長官との兼任にしない筈です。

本気を出しているなら独立した省庁を立ち上げ、有能な大臣と調査能力がある有能な官僚を配置する筈です。

それをしない岸田さん。

これでは「言うだけ番長」です。

 

条件を付けず、金正恩と話をする用意がある、と言っても北朝鮮から足元を見られるだけです。

北朝鮮に危機感を持たせるべきです。

金正恩に命の危険を感じさせるべきです。

命の危険を感じなければ金正恩は動きません。

とにかく如何に金正恩をそして北朝鮮を追い詰めるかです。

ずっと松原仁さんが国会質問や質問主意書で述べている朝鮮総連の破産処理や金正恩の個人資産凍結などまだする事があります。

岸田総理は具体的な事もせず、ハイレベル協議や様々な取り組みをしていると言われても俄かには信じられません。

またミサイル発射に抗議する為に東シナ海で日米韓合同訓練をしています。

日米韓が東シナ海で共同訓練を実施 偵察衛星打ち上げ「成功」の北朝鮮をけん制か(FNNプライムオンライン) - goo ニュース

同じ様に拉致被害者をいつでも救出に行くぞと、朝鮮半島沖でも自衛隊だけもしくは日米合同訓練をして北朝鮮を牽制する手もあります。

誰の目にもわかる具体的な行動をすべきです。

そして金正恩に危機感を持たせ、慌てさせて北朝鮮も何らかの行動に出るよう仕向けるべきです。