2019/09/13 20:23共同通信
小泉環境相、前任の発言に苦言 「簡単に石投げられない」
インタビューに答える小泉環境相
(共同通信)
小泉進次郎環境相は13日、報道各社のインタビューで、東京電力福島第1原発の処理水を海洋放出するしかないと原田義昭前環境相が発言したことに関し「発言で傷ついた方がいるのは事実。世の中に一石を投じる必要性は分かるが、長年の苦労が現場の皆さんにはある。簡単に石は投げられない」と苦言を呈した。
福島県いわき市の小名浜港を12日に訪れ漁業関係者に陳謝した理由を「(原発事故の影響で)漁師の皆さんが海から離れざるを得なかったことに思いをはせた」と説明。今後については「心のひだに触れるような慎重な向き合い方が必要だ」と述べた。
小泉進次郎環境相は17日に福島県を日帰りで訪問する。環境省が13日発表した。東京電力福島第1原発がある大熊、双葉両町や、原発事故の影響を受けた楢葉、富岡両町を訪れ、地元首長らと面会する。小泉氏の入閣後の福島入りは2回目となる。
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小泉進次郎さん、結構ネットでは叩かれていますね。
原発処理水についての原田前環境相の発言について謝罪した事がいけなかったと。
私はあの時はあれでよかったと思っています。
原田さんの発言を聞いた当事者、特に福島の漁業者の方がどう思うかです。
それに韓国が東北の水産物の輸入禁止を妥当とするWTOの判断もあったりで
この問題には敏感になっている中、あの発言ですから。
福島の方だけでなく宮城県の方もホヤ貝の輸出が激減していると嘆いていました。
「販路を絶たれた」宮城のホヤ…韓国に代わり国内の消費拡大へ
これは反日の韓国を輸出国としていたのが間違いだったと思いますが。
経産省の公聴会の資料がHPに記載されていますが、海外はどう処理しているか、
トリチウムを海に放出する場合、どの程度希釈したらよいのか等々説明してもらいたいです。
https://www.pref.fukushima.lg.jp/uploaded/attachment/287006.pdf
情報が不足しています。
もっと科学的観点、海外の場合等々の説明が欲しいのです。
あれだけ日本を叩いている韓国も海に放出しているとも聞きます。
福島県や宮城県など、東北の方や日本国民、そして国際社会にきちんと説明すべきです。
それも早く決断しないと、処理水もあと3年で保管場所がなくなるとか聞きます。
好意的に考えたら、原田さんのトリチウム発言は観測気球だったのではないかと思います。
原田さんの発言をきっかけとして、被災地に信頼されている小泉進次郎氏に説明をさせる。
それが17日の福島訪問ではないかと思います。
私はあまり進次郎氏を信頼していません。
石破氏と同じく、安倍政権の後ろから弾を撃つような発言が多かったからです。
しかし人気があるのも事実です。
そして政務官として福島に足繁く通い、県民や知事からも信頼されているようです。
17日に小泉氏がどう発言するのか。
期待したいです。
そして良い方向に進むことを望んでいます。