木村忠啓の大江戸百花繚乱

スポーツ時代小説を中心に書いている木村忠啓のブログです。

立ち食いうどん(そば)屋考②

2007年05月17日 | B級グルメ
 東京では、天かすが自由に入れられる立ち食いを見たことがないが、その代わり、ネギが入れ放題の店がある。何年だったか前に、ネギの価格が急騰したことがあり、その時以降、入れ放題の店の数は減ってしまったものの、今でもちゃんと存在している。
 激戦区神田あたりだと、かけ100円だとか、たまごが20円だとか、かなり安い店もあって重宝する。
 あと、東京で特徴的なのは天ぷらがショーウインドーに飾ってあって、自由にトッピング出来る点である。
 関西や東海でもセルフサービスの店にはこの手の天ぷらがあるが、あれは岡山、香川のセルフうどんからの流れである。東京のものは深く認知されているし、お店の人に入れてもらうのは、何となく天ぷらの醍醐味があるような気がする。
 あと、あまり言いたくない穴場的情報になるが、品川駅ホームの常磐亭は、何種類もの具が入れ放題である。これはかなりお得だ。東京周辺、あるいは、東京に行く機会のある人は行って損はしない(関連記事はこちら)。
 当然、関西と関東は出汁も違う。
 以前、大阪のホームの立ち食いうどんで、蕎麦だけがそっくり残されていて、汁だけ綺麗になくなっていた丼が置いてあったことがある。それを食した客は既に帰った後だったので、どんな人が食べたのか分からないが、あれは謎だった。
 お腹が一杯だが、汁だけでも飲みたかった東京帰りの関西人だったのだろうか?

最新の画像もっと見る

コメントを投稿