木村忠啓の大江戸百花繚乱

スポーツ時代小説を中心に書いている木村忠啓のブログです。

スイミングクラブ変遷2

2012年09月08日 | 水泳(所感)
次に通い出したのが西宮のイトマンスイミングクラブだった。

西宮イトマンは、とにかくコーチ陣が優秀で、泳ぐプログラムも適切。
少し距離を泳いでからドリル練習、それからまた距離を泳ぐ、という感じだった。
今は違うようだが、昔のイトマンではコーチを忘年会や暑気払いに招いてドンチャン騒いでいた。
とにかくここでの日々は楽しく、水泳に取り組むきっかけとなったクラブである。

エピソードにはことかかないが、いくつか思い出したところを書いてみる。

①酔マー
その人はコーチに怒られていた。何を怒られていたのかと思うと、なんと飲酒して泳いでいたのである。しかも匂うほど。背泳ぎだったのでばれたのだけれど、飲んでからあのプログラムをこなすとは、なかなかのつわものである。

②キャバクラ
一時かなり派手な二人組の女性が通っていたことがある。その頃の飲み会。二人組も参加していたのだが、その時のおじさんが呟いた台詞。
「キャバクラより楽しい」

③足ペシペシ
泳ぐ人との間隔が5秒だと、前の人に追い付いてしまうこともある。その場合は、さりげなくペースを落とすのが普通なのだが、そのオジサンは前の人の足をペシペシと叩く。そんなに速いのなら前を泳げばいいのだが、後ろについて、またペシペシ。叩かれたほうは精神衛生上、よろしくない。

④サークル
先頭を泳いでいるとき、タイムサークルを間違えて5秒早く出てしまった。二番目を泳いでいたN野さん。
「自分、いい加減にせえよ」
休憩時間を減らされて、真剣に怒っていた。
だから、先頭は泳ぎたくないんだよなあ。

⑤インタビュー
大会の帰り。すごい記録を出したT田さんに、酔っ払った私は阪神電鉄の中でスピードの秘訣を聞いた。
飲み会の後で、酩酊していた私は忘れてはいけないと思って、電車の中でビデオカメラを撮り始めた。
真面目なT田さんはビデオを回されていても答えていてくれたっけ。



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