ダブルさんの「気まぐれ日記」

趣味のマラソンを中心に、その日のあったことや思ったことを気まぐれに書いています。

「あい」

2013年02月06日 | その他
高田郁の「あい」を読み終えた。
関寛斎の妻として、波乱の一生を終えた「あい」の生涯を書いた小説。
千葉・徳島・北海道と移り住み、それぞれの土地で厳しい生活にも負けず、夫に仕えて適切な助言もし、子育てもした素晴らしい女性のことを書いている。
貧しい農家に生まれ、その暮らしが一生涯忘れることなく裕福な時もつつましい生活を心がけていた。
関寛斎のことを書いた本はたくさんあるらしいですが、その妻「あい」のことはほとんど書かれていないそうです。
自分も関寛斎はほとんど知りませんでしたが、この本を読んである程度のことを知りました。

この「あい」は女性の強さを書いた読み応えのある小説でした。
上手く書けませんが、とてもよい本ですね。

高田郁の本はすべて読んでいますが、どれも大好きです。
コメント
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