ダブルさんの「気まぐれ日記」

趣味のマラソンを中心に、その日のあったことや思ったことを気まぐれに書いています。

「橘湾岸マラニック103Km」結果

2016年11月07日 | マラソン
トップの画像は「平成新山と普賢岳」です。
金曜日から今回が3回目の参加になる「橘湾岸マラニック」に参加しました。
前2回は173Kmコースだったので、今回の103Kmコースは初めてです。
聞くところによると後半にはきつい峠越えが2ヵ所あるとのことで、上りが苦手なこともありそれは最初から歩こうと考えていました。
それと腰や膝に不安もありましたが、酷い痛みさえ出なければ完走は何とかなるだろうと軽い気持ちで家を出ました。
行きは神戸空港12:55発のLCCです。
長崎へはこれが一番便利で、価格も安くてお気に入りの航路です。
ほぼ予定どおりで長崎空港へ到着しました。
機上からは先日参加した「瀬戸内行脚」のコース、しまなみ海道などもよく見えていました。

走友も数名同じ便に搭乗しており、一緒に長崎空港からバスで小浜温泉に向かいました。
途中諫早で乗り換え、スタート地点の小浜温泉まで時間待ちも含めて3時間あまりで到着です。
バスを降りたところでは見事な夕焼けを見ることができました。

マラニックの当日も天気がよさそうです。

このマラニックのスタート時間は、主催者が参加者の実績などを大まかに考慮して決めています。
22時、23時、23時50分、0時、1時、2時かな。
0時の人が多いの23時50分の2つのグループに分けているようです。
晩ご飯は近くの「小浜チャンポン」の店に行きました。
チャンポンは、この小浜温泉の名物というだけあってとても美味しかったです。

スタートまで時間があったので、休憩場所である公民館の「板の間」でウエアなどの用意をしたあと横になっていました。
少しでも寝られたらいいかなと思っていましたが、板の間なので痛くてとても寝られません。
隣ではイビキをかいて寝ている人もいましたが、そんな人がとても羨ましいですね。
結局3時間くらい横になっていましたが、明るいし騒がしいし痛いしなどで、結局一睡もできずでした。

そのうちに0時スタートの人も出て行き、休憩場所はだいぶ寂しくなりました。
自分のスタート時間が近づいてきたのでランウエアに着替え、ライトなどの用意をして15分くらい前にスタート場所へ行きました。
真っ暗なので1時スタートのランナーは30人くらいいたと思うのですが参加者の顔がよく見えません。
主催者の注意事項などがあって、予定どおり11月5日01時00分にスタートしました。
このグループの10番目くらいを進みますが、トップグループの5~6人が飛び出し、そのグループとは徐々に離れていきました。
自分の感覚では1Km6分くらいのベースで進みました。
途中で軽いアップダウンがあったもののほぼ平坦なコースを無理をせず走りました。
5~10Kmごとにエイドがあります。
地図は持っていましたが、リュックに入れたままでゴールまで見ることは島原市街地以外はほとんどなかったです。
曲がり角などでは濃い白線が引いてあったし、特に間違いやすいところにはボランテァアスタッフの人が誘導してくれました。
こんなところにも主催者の心遣いが出ています。
天気はとてもよくて、月の明かりもなかったので星がとてもきれいに見えていました。
目のあまり良くない自分でも夜空の星がよく見てていたので、目に良い人なら更にきれいだったでしょうね。
大きなエイド「原城趾30.4Km」には4時過ぎに着いたので、ほぼイーブンペースで走れたと思います。
このエイドの「お粥」が美味しかったので3杯もいただきました。
それからは短いアップダウンが続きます。
上りはゆっくりしか走れませんが歩きたいのを我慢して走りました。
暗い中なので写真は全く写しませんでした。
原城趾くらいから先にスタートしたランナーを次々とパスしていきます。
中には走友もいて、わかって人には声をかけて先へ進みました。
35Kmくらいだと思いますが、上りを走っていると後ろから軽快な足音が聞こえてきました。
今ごろ後ろから追い越してくるのは「K本さん」だと思い、声をかけるとやっぱりでした。
スピードが全く違い、すぐに前方の闇へと消えて行ってしまいました。
他のランナーとのスピードは全く違いますね。
上りが入るとやっぱりペースが落ちてきます。
6時を過ぎたころから徐々に東の空が明るくなってきて6時半ごろにはライトがなくても見える程度になりました。
島原市街地に入るころには朝の散歩の人にも会うようになり、地図を出してそれも見ながら進みます。
コースは「湧水コース」選びました。
このコースの方が少し長いそうですが、鯉の泳ぐ用水路が見たかったし美味しい水も飲みたかったしね。
鯉の用水路は見ましたが、水は飲みませんでした。
写真は撮り忘れたのは残念です。
「島原城エイド57.8Km」に到着したのは7時半少し前だったと思います。
このエイドには鯛や鯖なども刺身もありました。

ビールが欲しかったですね。
島原城の写真はもっといい場所があるのではと思いながら進んでいたら、いつの間にか見えなくなってしましました。
武家屋敷跡のコースを進みました。

これから難所の「眉山」へ向かいます。
60Kmくらいまでは何とか走っていましたが、それからはひたすら歩きました。
とても走れない急坂もあり、前後に歩く人も見えます。
そんな中後ろから走ってくるランナーがいました。
2時スタートで2人目のランナーに抜かれました。
5Kmくらいの上りを歩いて峠、それからの下りは走ります。
途中で平成新山を正面に見えました。

あの悲惨な火砕流があった山ですが、当時のテレビニュースが思い出されます。
この峠から一旦下って、雲仙東登山口向かいます。
その途中からも平成新山がよく見えていました。
ダラダラととても長い登山ロードを上りますが、走れそうな勾配なのに足に力がなくて走れません。
ここでは何人かのランナーに抜かれましたが、全く気にせず歩きました。
雲仙温泉手前の峠までの12~3Kmがとても長かったです。
100mごとの道路距離表示がとても長く感じました。
そしてやっと峠を越え雲仙温泉地区に入っていきます。
温泉地獄の遊歩道がコースになっていました。

ここの温泉地獄、42年前の「新婚旅行」以来2回目です。
その時には温泉タマゴを買ったように思います。
遊歩道を過ぎて、今度はトレイルコースに入りましたが、転倒が怖くて足元を十分確かめながら歩きました。
もう少し若ければ走ると思うのですが、転倒してケガでもしたら大変です。
やっとトレイル区間を過ぎて、ロードに出てから走りました。
速く走れませんが、下りになると休むことなく走れました。
下りの途中にトンネルがあり、それから1Kmくらいの上りはもちろんここも歩きました。
残りも少なくなり最終エイドで残り5Kmくらいと思っていましたが、7Km近くあるとのこと。
自分では12時間を切れるかなと思っていましたが、残りの距離を聞いてそれは無理だと思い、それからはのんびりとゴールをめざしました。
特に酷く痛いところもなく、下っていることもあって気持ちよく走れました。
そして温泉街に出て間もなくゴールです。
前後にランナーの姿が見えなかったので、ゆっくりとゴールテープを切ることができました。

手元の時計では13時07分でしたので、主催者の記録も「12時間07分」くらいでしょう。
今回の103Km、自分の現在の走力とコースを考えたら上出来だったと思います。

ゴール後はしばらく休んで宿泊場所の温泉に入りました。
長湯をすると貧血症が出てくる心配もあったので、さらっと汗を流して湯船には少しだけ。
その後、ゴール地点に戻りビールで水分補給です。
主催者が用意してくれていた食べ物を肴に飲みましたが、最高に美味しかったです。
ゴール前はタイムを気にせずゆっくり走ったので、それがよかったのかなと思います。
次々とゴールしてくるランナーを応援しながら夕方を待ちました。

午後7時からは「懇親会」です。

参加者やスタッフの希望者での大宴会ですが、飲んで食べてしゃべっていたらいつの間にかお開きの時間になりました。
それでは足りず、二次会の席にも出ました。
自分の部屋に帰ったのは、日が替わる直前だったように思います。
金曜日の朝に起きてから土曜日夜中まで40時間あまり一睡もせずでしたが、自分ながら好きだなあって思います。
参加されました皆さん、スタッフの皆さん、そして自分にもお疲れさまでした。
昨日の帰り、神戸空港へ着陸前「明石海峡大橋」の上空からの写真です。


今日は当然「休足日」としました。

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