生物の形-ポリ亭のマクロ・顕微鏡写真-

 身近な動植物のマクロ写真や顕微鏡を用いて撮るミクロ写真を載せていきます。「生物の形」を気楽に楽しんでいきたいものです。

[#934] チューリップ (1) 花芯部-マクロ写真-

2010-05-24 19:07:59 | Weblog
 壷のようにすぼまったチューリップの花弁の中にカメラレンズを入れてチューリップの花芯部のマクロ写真を撮りました。黄色く明るいところは花弁の隙間から洩れてきた光で照らされたところです。
 中央に3本に短く分岐した雌しべがあり,その周辺の細長く黒っぽく見えるのは雄しべの葯です。全体として赤系ですが場所により微妙に色が変わっています。
撮影日:2010.4.24
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭

[#933] ドウダン (5) 雄しべ-超マクロ写真-

2010-05-24 18:50:39 | Weblog
 ドウダンの雄しべの超マクロ写真です。記事[#930]や[#931]では雄しべの亀裂が入っている側(表側としましょう)の反対側(裏側)から撮影した写真です。雄しべが密集して生えています。葯に雄しべの花糸が付いている様子や葯を構成する二つの嚢より角のようなものが生えている様子がよく分かります。
撮影日:2010.4.12
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭

[#931] ドウダン (3) 雄しべ-超マクロ写真-

2010-05-20 11:09:52 | Weblog
 ドウダンの雄しべの葯の超マクロ写真です。横たわっている状態です。葯を構成する上下の嚢(袋)の左側に「孔」が開いています。上の嚢では「孔」と葯の長さ方向に沿って入っている「亀裂」が繋がっています。花粉は既に放出した後ですが,ところどころに花粉が付着しています。下の嚢では「孔」と「亀裂」はまだつながっていません。
「孔」の後部より伸びている角は空洞になっているようですから,花粉を貯蔵するには役立ちそうです。
撮影日:2010.4.12
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭

[#930] ドウダン (2) 雄しべ-超マクロ写真-

2010-05-19 15:06:34 | Weblog
 ドウダンの花弁を取り去り,花芯の奥部にある雄しべの超マクロ写真を撮影しました。雄しべの葯は2個の嚢(袋)が繋がって構成されています。2個の嚢の上部にはぱっくり「孔」が開いています。
 2個の嚢の「孔」の後ろ側より角のようなものが生えていえます。このような珍しい形の雄しべに出会うのは初めてです。この角のようなものは何の役割をしているのでしょうか。
撮影日:2010.4.12
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭

[#929] ドウダン (1) 雌しべ-超マクロ写真-

2010-05-19 14:33:45 | Weblog
 ドウダンの花の超マクロ写真を連載します。ドウダンは春先に鈴なりに咲きます。小さな釣鐘状の花が下を向いて咲くので中を見る機会はほとんどありません。壷型の花芯部の中央には雌しべが1本生えており,その周りを多数本の雄しべが取り巻くように生えています。今回は雌しべの柱頭にフォーカスして撮影した超マクロ写真です。白い半透明の花柱の先端に薄緑色の円型の外形の柱頭がついています。
撮影日:2010.4.12
撮影場所:鯖江市自宅
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭

[#928] 春の花のマクロ写真(続) (23) ミズバショウ

2010-05-17 09:25:49 | Weblog
ムシクイスミレをガラス温室で撮りました。ムシが中央に寝そべっているように見えます。本物の虫なのかどうか,ちょっと触って確かめたいくらいにリアルです。
撮影日:2009.3.31
撮影場所:福井県グリーンセンター(ガラス温室)
ミクロラボΠ-SABAE 

[#925] 春の花のマクロ写真(続) (20) ヤマツツジ

2010-05-15 21:13:55 | Weblog
ヤマツツジのマクロ写真です。雨上がりの朝撮りました。色は薄いピンクです。花の形は通常のツツジと同じですが,花付きは園芸用ツツジに比べて疎らです。
撮影日:2010.4.28
撮影場所:越前町プラントピア
ミクロラボΠ-SABAE ポリ亭