~暮らしの中の小さな幸せ~

ログハウスに住みながら・・・
日々の暮らしと趣味の色々を綴ります

山都町「男成神社」のヤマブキソウに逢いに・・・

2023年04月20日 | 巨樹・神社・パワースポット
4月17日㈪
実はこの日は結婚40年の記念日で・・・
オジサンに「何をしたい?」「何か欲しいものがある?」と聞かれ
豪華なディナーや40年ルビー婚の宝石も興味のない私が
悩み考え、出した答えが神社巡りでした(笑)

いつもの様に義母をデイサービスに送り出し出発!
最初の目的地は山都町にある「男成神社」
ここは一年前に地元新聞で神社内にヤマブキソウの自生地があると知り
来年こそは行ってみたいと思っていたので念願が叶いました。
しかし、もう花は咲いているかどうかは確信が持てぬままナビを頼りに
市内から1時間ほど走り、本来なら国道218号から見える大きな鳥居をくぐり
暫く行けば順調にたどり着くことが出来たのですが・・・
その鳥居がコレ(帰りに撮りました)

チョッとした冒険心で早道だろうと早めに左折したら集落を抜け・・・
そろそろ神社が見えて来るはずと思った最後の難関が・・・😱 
神社などで見かける赤い橋の幅は軽自動車でもギリギリ
楽天的なオジサンでさえビビるほど・・・まぁ~大変でした😲 
石垣らしきものが見えた時には心底ホッとしました(笑)

石垣を過ぎると鳥居と手水舎が・・・やっと到着!

行かれる方は必ず国道沿いの大きな鳥居を目印にして行かれた方がお勧めです。
と言うか・・・私達みたいなことする人は誰もいないでしょうけどネ(笑)

先客の車が一台あり、少し離れた場所に車を停め・・・

先客は少し先輩に見えるご夫婦のようで立派なカメラを持ち
どうやらヤマブキソウを撮影に来られたようです。

駐車した車の左側の杉林にヤマブキソウが咲いていましたが・・・
花が咲いているのを確認し一安心し・・・

先ずはお参りをしましょう~


境内は明るく・・・

手前の左手には舞台が・・・

拝殿

天井には花の絵が・・・

お参りを済ませ私は本殿周りを一周


私達が来る時に通った道沿いには・・・

シャクナゲや・・・

シャガの花が・・・


知らずに撮り見るとカマキリ(?)の食事中だったようです。
オジサンは私がウロウロしている間に境内の説明板など読んでいたようで・・・
「男成神社」は阿蘇神社の分社らしく阿蘇氏代々の成人の儀式が行なわれ・・
子供の健康と成長にご利益がある神社だそうです。
境内にあった舞台は祭りの時に少女神楽が奉納される場所だと教えてくれました。

さぁ~ヤマブキソウに逢いに杉林の中へ


マムシグサも・・・



先客のご夫婦が写真を撮られています。
私の写真では伝わらないでしょうが木漏れ日を浴びた姿は幻想的でした。

土が湿った小路を降りる途中に・・・すってんころりん😵 
久々に転んだのでズボンのお尻と上着の袖が泥だらけになりました(笑)

花は太陽に向かって・・・後ろ向きも可愛く感じます。

ご夫婦の奥様に「ここに珍しい八重の花がありますョ~」と教えて頂き・・・
ヤマブキソウは4つの花弁ですが左は9枚?

「こっちも少し変わってるョ~」と・・・
奥様とお話ししていると・・・
杉木立から境内に行く手前で写真を撮っっていたご主人が
「あっ!ヘビ!マムシだ~!」と声をあげられ・・・
「あっちに逃げたから大丈夫」と言われましたが
世の中でヘビが一番嫌いな私はドキドキヒヤヒヤしながら
オジサンを壁にして(笑)何とか境内の方へ上りました😱 
ご夫妻を見るとお二人とも足元は長靴
確かに歩いてきた杉木立の中はヘビなど出てきそうな感じですから
やはりこういう場所に入る時はスニーカーではNGだと実感しました。

2日後、熊日新聞朝刊には・・・男成神社のヤマブキソウの記事が・・・
ヤマブキソウはケシ科の多年草で県のレッドデータブックで
絶滅の危険が増大している「絶滅危惧Ⅱ種」に指定されているそうで
男成神社の氏子さん達が下草を刈り自生の保全に努めていただいているそうです。
こうして群生している自生のヤマブキソウを見れるのも皆さんのおかげなのです。
今月末までは楽しめるそうですので鑑賞の際は踏み荒らさぬよう気をつけて下さいネ~

1年間待ち焦がれたヤマブキソウ
新聞に載るより先に見ることができ何だか得した気分
それも・・・結婚40年の記念の日に・・・
忘れられない思い出になりました🍀