観光パンフによると安並地区の近くに「四ケ村溝の水車」と云うものがあるらしい。 既に水車としての役割は終えているようだが、観光用として保存されているとか。
ところが地図にもナビにも書かれていないので安並地区を目標として車を走らせてみたのだが、水車の場所はすぐに見つかり、誰もいないので 雨の中車の窓を開けて濡れずに撮影できた。
次は、黒潮町のTさんに勧められた足摺岬だ。
私のバカナビは、海沿いの四国らしい とんでもなく細い道を選び、倒れている枝を道路脇へ除けたりしながらやっと岬へたどり着いたのだが、快適なスカイラインがあることを知ったのは後日のことだ。
今にも降りそうな空模様の中、駐車場から木々の間を抜けてやっと岬の灯台まで来たのだが、誰もいなくて薄暗いし自殺防止の『もう一度考え直せ』みたいな看板を見ると もう怖くて観光どころではなく大急ぎで車に戻った。
次は有名な竜串だ。
駐車場から表示に従って海沿いを歩き、堤防の上から見下ろした所に驚きの風景が広がっていた。
ここは凄い。絶対にお勧めだ。
何がどうなったら こう云うものが出来るのか知らないが、奇妙な筒状の岩の上は自由に歩けるようで、波が来ないことを願いながら写真を撮って歩いた。
駐車場へ戻り弘法大師が見残したことから命名された「見残し」へ行こうと観光船案内所へ入ったのだが、船が出たばかりで
3~40分後になると云うので私も見残すことにした。
観光船は人が集まったら出港させるようなシステムで、もしかしたら1時間は待たされそうな気配を感じたのだ。
それに弘法大師が見なかったものを、私が見るわけにはいかないだろう。