延岡にある日向岬は、日本最大級の柱状節理の断崖らしい。
この辺りへ来ると南国ムードも強くなってきてシュロの木が普通に見られるようになった。
馬ケ背へは駐車場から遊歩道をどんどん下るので、楽ちんなのだが下ると云うことは後で上がらなければならないと云うことでもあるので あまり喜んでは居られない。
眼下に見える柱状節理の亀裂が馬ケ背のようだ。
後で知ったことだが、ここはマジでヤバイ心霊スポットみたいで今にして思えば誰もいない遊歩道を よくもまぁ一人でトコトコ歩いてきたものだと思った。
今度は細島灯台へ向かったのだが、やっぱりと云うか当然と云うか、今トコトコ下りてきた道を上がり途中から階段の道へ入って一生懸命登ることになった。
クルスの海は十字架のように岩礁が裂けて見える場所だ。見方によっては叶の字にも見えるらしいのだが、ヒネクレ者の私にはどう頑張っても見えない。
墓場は大嫌いなのに古墳が好きな私。
海辺から少し奥へ入らなければならないのに 雨の中西都原古墳を目指した。
西都原考古博物館は、建物が新しく空間を贅沢に使った作りで それなのに無料。
最近の博物館って ただ並べているだけではなくて色々な工夫をしているのでそれほど興味の無い人でも楽しめる。
雨の中、宮崎駅近くのホテルへ入った。
夕食は駅の中にあるハンバーグレストランで少し頑張って相馬牛のステーキを注文した。
ところがドッコイ、出てきたのは薄っぺらな肉。1000位の弁当の上に載っているような有難味の全くない肉だ。
この店は店頭で焼肉弁当も売っているので、オーダーを間違って弁当用の肉を焼いてしまったのかと強く疑った。
と云うわけで、私の宮崎の印象は地に落ちた。
ブロガーと云うのは 食べる物を写真に撮るクセがある。
食い物の恨みは恐ろしいんだから・・・・・。