昨日とは違って見渡すかぎりの青空。
少し風はあるものの、気温は上がっている様子。
夜半はマイナスになったようで屋根の上に積もった雪は凍結していて、それが溶け出し、庇から顔を覗かせた。
やがて響き渡る重い「ズン」と云う音。
砕けた氷が軒下に散らばった。
時々小鳥の餌を置いている場所には、積もった雪の上に小鳥の足跡がチョンチョン。
多分絶滅危惧種の仲間入りをしたスズメちゃんだ。
雪の下に隠れてしまった餌を見つけられなかった悲しさがチョンチョンから読み取れる。
その足跡が散らばっている雪を除けて、その場所に凍っていない新しい餌を置いた。
さぁおいで、可愛いスズメちゃんたち。
爺ちゃんが元気な間は、時々餌を置くからね。
しばらくすると、見慣れない鳩のような大きさの鳥がやってきた。
「ねぇ、キミは・・・・・誰❔」