イオンへ行くと、スケスケの下着が並んでいる店がある。
セクハラだと騒がれている時代なのに、堂々と並ぶ色々な形と色の下着。
フリフリが付いて桃色はモチロンだが黄色に赤、緑なんてのもある・・・と思う。
何しろジックリ見つめる勇気が無い。
手で触れてスケスケ具合も確認したいけれど・・・・・できない。
思わず引き寄せられそうになるのを踏ん張って見て見ぬフリ。
その店とは真逆に首をねじ曲げて、全く興味の無いスマホショップを見る。
今では普通の人でも あんなスケスケを身に付けているんだろうか。
少なくとも店の店員さんは穿いているのだろうか。
「こんな感じになります」なんて云ってチラッと見せてくれれば嬉しい。
興味は尽きないけれど、とっても強靱な精神力で興味の無いような顔を作り通り過ぎる。
エスカレーターで2Fへ上がると真正面に男性の下着売り場。
下半身だけのマネキンが並び、色々なモッコリパンツを穿いている。
オトコの私でさえ「オオッ」とその膨らみの見事さに目が釘付けになるのだから、女性はフラッと引き寄せられるだろう。
やっぱり私のように強靱な精神力で見て見ぬフリをしているのだろうか。
パンツの中のマネキンには、きちんとお玉ちゃんもあるのだろうか。
チョット中を覗いて見たいけれど・・・・・オトコの私でも出来ない。
家で吊されている洗濯物にはスケスケなんて一枚も無い。
それに色もベージュか白のババパンツばかり。
その中で少しカラフルなのは、私のパンツ。
哀しいことに誰も興味を示さない。
お玉ちゃんも ちゃんと付いているのに。