自宅でPCに触れながら何となく図書館のホームページを閲覧。
試しに蔵書検索してみたら私がハマっている望月麻衣さんの知らない本がヒット。
「満月珈琲店の星詠み」と云うタイトル。
彼女は北海道の出身で、多分旦那様の仕事の関係で京都へ移住。
そこで「京都寺町三条のホームズ」を書いて京都を紹介する小説としての「京都本大賞」を受賞し大ヒット。
数日前にそのシリーズの16巻目が売り出され買ったばかりだ。
道産子が京都に感じる憧れ、素晴らしさと違和感とか共感する部分も多く、それが素直に描かれている。
検索でヒットした「満月珈琲店の星詠み」を借りたいのだが、東の端にある東部地区分館か、数年前の合併で市に編入された阿寒町の図書室にしか置かれていないようだ。
そこで私が目指したのは阿寒町。
阿寒町は釧路市と阿寒湖との中間に位置する人口6000人余の小さな町だ。
図書館は公民館内に併設されていて、検索用PCが使用中だったので先ずは町内をウォーク。
時々出会うウォーク中の方と町民のフリした笑顔で挨拶を交わす。
川の向こうに見えるのは雌阿寒岳。まだ雪を載せている。
歩いていなければ見つけられない花をカメラに収め、白樺の並木でユーターン。
図書館へ戻るとPCが空いたので在庫を再確認し書棚を探してみたが無い。
係の女性にお願いして探して貰ったら、別の棚から発見。
その棚には何と「ティーン」と書いてある。
つまり若者に読んで欲しい本として分類されていたのだ。
私は本が見つかって嬉しいのだが、でも気持ちとしては複雑。
「セブンティだけれど良いのでしょうか❔」と確認したら笑われたけれど、
やっぱり気持ちとしては微妙なまま。
早く読んで返しに行こうっと。