昨日は京都伊勢丹で始まる職人展の準備のため、京都に遣って来た。
西宮に住んでいる長男坊を呼び寄せ、焼き肉「いちなん」に一緒に行く事にしていたのだ。
6時に京都駅で待ち合わせ、もう一人、長男坊の高校時代の先輩が遣って来た。彼は一年先輩で、現在は同志社大学の神学課に通っている3年生である。
地下鉄で松ヶ崎まで行くと、「いちなん」オーナーの恵文さんが車で迎えに来てくれた。
途中の鴨川?沿いの桜が満開で美しい。
このたこ焼き頭が、私の30年来の親友、「いちなん」オーナーの恵文氏。
お店に着くと、次から次へと、取って置きの料理が出てくる。このお店の面白いのは、焼き肉をする前の、酒の肴になる料理が充実していて、どれも新鮮で美味しいのだ。オーナーが酒飲みで、こういった料理には気合が入っている。
これは、ハラミと心臓と鳥の刺身、
口の中に入れると、口いっぱいに甘さが広がる、なかなかこんな生肉は食べれませんよ!
この日のメインのお肉は、これだ!
焼き肉の網からはみ出るほどの大きさのステーキだ。
きっと、最高級A5の和牛肉だろう。厚さが2センチくらいあるので、立ち上がっている。
こんなお肉を、19歳や20歳の若者が食べるのは贅沢すぎると云うものだ。
息子を持った父親はみんなこの「のふうぞ」の歌詞の様な思いを持っている様だ。もちろん私もだ。「野風増」とは広島県地方の方言で「やんちゃな」という意味で、川島英五が歌ったヒット曲である。
お前が 二十歳(はたち)になったら
酒場で二人で 飲みたいものだ
ぶっかき氷に 焼酎(しょうちゅう)入れて
つまみはスルメか エイのひれ
お前が 二十歳になったら
想い出話で 飲みたいものだ
したたか飲んで ダミ声上げて
お前の二十歳を 祝うのさ
いいか 男は生意気ぐらいが丁度(ちょうど)いい
いいか 男は大きな夢を持て
野風増(のふうぞ) 野風増 男は夢を持て・・・・・・・・
ついつい、嬉しくて楽しくて、シコタマ飲んでしまった。
地下鉄で、子供達と分かれた後、電車の中で寝てしまい、車掌さんに起こされた。はっと気がつくと、京都の外れまで来てしまっていた。まだ、戻りの電車があったので、何とかホテルに帰りついたが、どうやって帰ってきたか定かで無い!