昨日、北陸地方のテレビ番組の中で、私どもの「母の日の贈り物」として掲載している名入れ箸が紹介された。
10日ほど前に、番組担当者から電話があり、番組の中のコーナーで弊社の商品を紹介したい。と云うので、二つ返事でOKした。
どんな紹介になるのか?生放送なので見ることが出来ない!
しかし、テレビ番組での紹介なので、物凄い反響があるのでは?と、取らぬ狸の皮算用ではないが、心をワクワクして放映時間を待っている。
http://www.take-once.com/SHOP/nairebasi-hahanohi.html
「たった、1000円台で名入れのプレゼントが出来るなんて!」
しかも、滑らない、無塗層で安全、手作りのお箸に手彫りの名入れ、職人技の集大成ですよ!
事前の打ち合わせで、テロップに「電話番号とFAX番号とホームページアドレスを流します。」とあった。ホームページから注文していただければ、どんなに注文が殺到しても、問題なく処理できるのだが、どうも、その番組の視聴者は、ネットでお買い物と云うより、電話で注文してくる人の方が多いそうだ。
そこで、スタッフで電話注文のシュミレーションを起こし、練習してみる。
まず、窓口になる電話番号は一つしか紹介されないので、最初に私が電話を取り、「ただ今、電話が殺到しておりますので、折り返しこちらから担当者がお電話いたします。」と相手のお名前と電話番号を聞き、もう一本の電話から折り返しする・・・・・・・・それでも、間に合わないときは、もう一人が、携帯電話から折り返しする・・・・・
何故、こんな事をするのか?というと、
注文を取るときに、彫るお名前やメッセージを聞き、送り先の住所・お名前・電話番号、その後、支払い方法の説明、送るときに期日や時間の指定があるのか?代引き手数料の説明などなど、最後にお聞きした事の確認などと云うと、一人のお客様の対応に3分以上掛かってしまうのだ。そこで、最初に電話を受ける担当と、折り返し注文を受ける担当に分ける事にしたのだ。
昨日妻から、「今度の日曜日は何処か遊びに行きますか?」と聞かれた時、「いや、きっと今度の日曜日は、発送作業に追われて何処にも行けないと思う!」ときっぱり言っておいた。
放送時間は16時半から17時の間の5分間のコーナーで紹介されることになっている。
果たして・・・・・・
16時45分に電話が鳴りだした。 来たー!と織田裕二風に心の中で叫んだ
「はい、竹工房オンセです」
「今、テレビで見て電話をしているのですが・・・・・」
「はい、ありがとうございます。ただ今、電話が殺到していますので、折り返し、こちらから担当者が電話いたしますので、お名前と電話番号をお願いします・・・・」
直ぐに、メモを妻に渡し、折り返し電話をする。
此処までは、シュミレーション通りだ。
ところが、シュミレーション通り行かないのが、この後だ。
また、電話が鳴った。電話を取ってみると、最近よくかかって来る「SEO対策をしませんか?」と云う、ネットの営業電話である。「ふざけるなー!こんな時にショウもない電話を掛けてくるな!」
その後、まったく電話が掛かって来ない。
工房の和田君が、「きっと、メモだけして、ゆっくり考えて、後ほど電話が掛かってきますよ。」と慰めてくれる・・・・・・・トホホ
その後、ネットに北陸地方の人から注文が数件入っているが、
いったい、どんな形で紹介されたのだろう?
とんだ、空騒ぎの一日でした。
日曜日は、妻と何処かに遊びに行こう!