花篭にはお花が入ってこそ花篭である。
先日、活花の先生や生徒たちによる「篭に生ける」花展が催された。我々竹職人は篭を作ることが出来ても、どんな活け方をするのか?花篭としての具体的イメージを考える事が出来る職人は少ない。
今回の様な形で、実際に篭に花を活けて貰うと、篭だけでは何の変哲も無い粗野な篭が生き生きと見えたり、逆に、手を掛けて「これでもか!」と、作った篭が、お花には邪魔になったり、全体が見えていないと、本当の意味での素敵な花篭は作れないですな。
何人かの竹職人の協力で篭を提出して貰い、お花の先生達に実際に活け込んで貰うと、これからの篭作りのヒントを沢山頂く。特に、これからの若い竹職人達は是非とも、こんな展示会を見ておくべきですな。
お花を活ける先生達にしても、「提供された篭にどんな花を活けようか?」と、想像を巡らす。自分の持っている花器だけではマンネリ化するので、こうやって、新しいテーマの花器に活け込む事が出来るのは、良い機会だと思う。
今日は「竹篭と活花」を楽しんでください!
竹バッグ すべらない竹箸 名入れ箸 名入れ ギフト 記念品 贈り物 竹細工
このブログの応援をこめて、下のバナーを ポチッと押して下さい! ワンクリックありがとうございました。